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7月31日(水)

ひろさちや著・『狂いのすすめ』を読む。2007年初版だから比較的最近の本ですね。相変わらず“ひろさちや節健在”でした(笑)。この人の本を読むのは久し振りです。何冊か読むと“他の本にも出て来た同じ話”が入っているのはご愛嬌。なんと400冊以上も著書があるんですってよ!

ひろさちや氏の本は、まだ仏教学が分からない頃、沢山読みました。少々クセはありますが、解り易いのです。現実生活に活きるような良い話も沢山ありますし。仏教学を学び始めたばかりの者に、「五蘊は空である」なんて言われたって解りませんものね(笑)。なので、ひろさちや氏の本には大変お世話になりました。

この人の本を読んだ事ない方はどれでも良いので読んでみる事をオススメしますよ。日本人の基礎教養に一冊、という感じです(笑)。

 

 

 

7月28日(日)

ヘレン・フィッシャー著、『愛はなぜ終わるのか~結婚・不倫・離婚の自然史』を読んでみた。何年も前に話題になった本だった気がする。うん、面白かったですよ(笑)。興味おありの方は是非。

T村君から貰った『アン』シリーズも順調に読書中。

 

MLで「蹴りと重心移動」について述べた内容を直ぐに練習した門下生がいたようで、感想が届いた。一般的な方法とは逆の動きだが、これが出来る様になると身体の運用が変わり、ちょっと良い事があるので(笑)是非身につけて下さい。

 

 

 

 

7月27日(土)  昇級審査会

連日の雨。全く飽きずに良く降るよ、と何処かで聞いた様な台詞を使いたくなる。そんな日々(笑)。

 

今夜は夏の昇級審査会。

今回は数年振りのハードな審査内容になる為、例年通りの気温なら秋に延期を・・・と考えていたのだが、偶然にも?毎日涼しいので開催決定。この位の気温なら熱中症の心配もなかろう、と判断(笑)。

今回の審査は人数が集まらないと出来ないので、受験しない人達にも出来るだけ集まって貰った。以前にも書いたが、決して自分一人で上達するのではなく、相手があって初めて上達できているのだという事が分かる筈である。

I藤君が有り得ない顔色になったり、S木君がN原君に良い蹴りを食らって死に掛けたり(笑)・・・と今回も順調に審査会は終了。

久し振りに稽古に参加したT村君が靭帯を切ってしまったのだけが気の毒。

今回審査を受けた一人のS木君が後ほど感想を幾つか述べていたのを聞き、考える切っ掛けになったならそれだけでも得る事が有るだろう、と取りあえず審査としては成功。

皆さん本当にご苦労様でした。

 

 

 

7月26日(金)  仙台・套路(型)クラス

夕方まで大雨だったので道路混雑を覚悟したが、いつもより遥かに短時間で道場に着いてしまった。何故?雨の影響で仕事が早上がりだった人も多かったのでしょうか?(笑)

稽古開始まで時間が有るので形意武器(棍・刀・槍・剣)を自主練習。

私より早く道場に来ていたC葉さんに幾つか質問を受け、含胸抜背、突きのフォームと力の伝達等々を解説。C葉さんの質問や気付きのレベルが上がって来ているのが嬉しい。

そうこうしている内にA沢君が来て20時。稽古開始。遅れてA目さんも到着。

①基本功 ②套路数種を一緒に。正宗太極拳、形意五行拳、八卦老八掌、陳氏太極拳(部分)、少林拳、心眼流など。ここ迄で約1時間。

③多少の休憩を挿み、各自套路練習。今夜は全員が陳式を練習していたので、套路の用法を幾つか説明。方向転換にしか見えない動作が応敵の用法になっている事は教えられないと中々解らない。ついでに武器と素手の動きの関連や、国による習俗と武術の動きの違いなどにも話は脱線(?)。

④10時で一度稽古を終了し、残った人で柔術の基礎を練習。

10時40分頃に私は道場を出たけれど、2人が残って稽古していた様でした。

 

M子さんから「今夜休みます」とのメール。文中に「打つのに丁度良い柱を見つけた」とあり、にやり、と笑った(笑)。

 

水曜晩に放送していた、何やら恐怖映像を集めた番組を一部見たけれど、私が見た範囲の殆どの映像が意図的に作られているものだった。それを分かって放送するなら良いのだが、若くて判断能力のない人達にあたら恐怖を与えるのはどうかと思うぞ(笑)。

 

 

 

7月24日(水)

武蔵野次郎著・『夏目漱石~物語と史跡をたずねて~』を読んでみた。明治期は新聞に小説を掲載するに当たりその新聞社の社員になる、など知らない事が一杯で予想以上に面白かった本(笑)。

 

個人指導している生徒と稽古後に時々飲む。「センセー、今夜は何処の店に行きましょー?」などと言われるのだが、既に遅い時間になってる事も多く、第一「店で飲んだら高けえから、そこの酒屋か薬局で酒買って飲みゃー良いじゃんよ」とか言ったりしている。彼はまだ若いんで外飲みの情熱があるんだな、多分。

いや実際、外で飲もうという情熱?がなくなってるのね。外で飲んだらビール一杯500円。俺なんか2~3杯で済むワケないから、その金額出せば酒屋でよっぽど良い酒が買えるとか考えるとバカバカしくっなっちゃって。一回飲みに行く金額でツマミと酒買えば、こりゃー豪勢よ。石巻も随分美味い魚が上がるようになったし。←こっそり石巻宣伝(笑)

これがきっとトシって奴なんだろーなぁ。年取ってくると皆一様に「外で飲むなんてバカくさい」って言うもんなぁ・・・若い頃は随分夜の店にオカネも落としたものだが。

え?ケチ?いや、そーじゃないって。え?「やっぱりケチ」? ・・・ま、ありていに言や、そうかもしんねーけどさ。うん、いいや、ケチで。(笑)

 

 

 

7月22日(月)  雑談

近所の小中学生が「夏休みだから学校プールに行かなくちゃ」というのを聞き、“そんな季節なのに、この寒さはなんだ?”と宮城のこの涼しさに改めて衝撃を覚える(笑)。

これから急に暑くなったら身体がついて行くのが大変だろうなぁ。

 

NHK昼の番組で、山形・銀山温泉を取り上げていたので見る。銀山温泉もいづれ行きたい温泉場の一つだが、“行くなら雪の季節が良いなぁ”とか思っているので、なかなか行く機会に恵まれていない(笑)。

よし、今年こそ行くぞ!待ってろ、銀山温泉めっ!(笑)

 

 

 

7月20日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

今夜の参加はN原君のみ。なので、稽古内容は彼の希望や必要に合わせ、

①蹴り足の取りと反撃。恐らく彼はこれが身に着くと戦いに余裕が出る。又、構えと戦闘法の関係について軽く再解説。

②形意拳の打撃力(威力)を強くする為の身体の使い方。細部に亘って。関連してN君のフルートの肋骨の使い方の話なども。興味深かった。

③護身術。昔、石巻教室で教えた方法を彼が覚えており、感心する。ついでにもっと荒い方法なども紹介して二人で大笑いする。

④大和流柔術と専作伝心眼流について、情報交換など。同じ先生に習っても見ている所が違うもんだなぁと改めて思う。

⑤手刀と掌打。まだ習っていなかった、と言うので急遽(笑)。

ついでに夏の飲み会の話も。恐らく8月、会費3千円位で考えてくれています。日時や会場等についてはN原君がMLで流しますが、MLに加盟していなくて興味のある人は個人的にお尋ね下さい。

などなどで、10時少し前に稽古終了。

 

『ソフィーの世界』再読す。発売当時(1995年)に読んだ時と比べ、やはり印象が違っているもの。今はこんな素敵な本が古書店に行けば105円で手に入る(笑)。(読者には)良い時代になったものですな。

 

 

 

7月19日(金)  仙台・套路(型)クラス

今夜は人数少なく、R枝さん、M子さん、I藤君のみ稽古に参加。なので以前教えた技の復習をする事に。

①基本功で出て来る或る動作の用法を2種類。ついでに指関節の掛け方を2種類。女性陣が、「痛い!」と喜ぶ不思議(笑)。

②八卦掌の擒拿対錬を復習。まだ上手に掛けられない技もあるけれど、手順は大体覚えた感じですね。

③手刀の復習。先ずは打ち方と威力の確認をし、使用のタイミングを対錬で練習。

④掌打を復習。当たれば一発の打法。ただし、その為には正しい打ち方を身につけねばなりません。これも手刀同様、実際に物を打って感触を確かめた後、実用法練習。変化も。

⑤これらの合間に幾つかのパンチの入れ方なども練習。

⑥両手打法の実際。これも対錬で練習。

⑦効果的な金的蹴りの練習。これは「又の機会に詳しく練習しますので、今日の所は予習で(笑)」と簡単に説明をして練習。

で、2時間の稽古。

今夜も笑い声の上がる稽古で、楽しんで貰えたようで何よりでした。

M子さんは手刀と掌打にハマったらしく、一人で柱を打って黙々と練習。彼女の必殺技になるかも知れませんよ(笑)。

 

その後、I藤君が残って正宗太極拳を練習していたので、修正点を指導。10時半、道場を後にしました。

 

昨夜T中さんと電話でおしゃべり。大阪→仙台間は距離が有り過ぎるので、どこか中間地点(関東辺り?)で合宿も良いねぇ・・・と提案。実現できたらとても楽しそうです。幾つか即・実戦の技で伝えたい物もあるしね。

 

 

 

7月17日(水)

当家で最もサイズの大きな仏像(大日如来)を修復の為、出入りの仏具屋さんが運搬した。それに伴ない本堂(仮)を整理した所、何ともすっきり広くなった。

修復にはかなりの金額がかかるのが頭痛の種だが(元通りに直したら数百万単位では済まない。ン千万だ)、又一つ再建に向けて進んだ様な気もした。なので、半月以上飲んでいなかった酒を飲んでみた(笑)。転勤になったT中氏より頂戴した酒で、ツマミを食べるのが勿体ない程の美味い酒でした。“ツマミも要らないぞ、こりゃ!”と思う程の酒は去年、埼玉のY田先生に頂いたなぁ・・・という事も思い出し乍ら、有難くご馳走になりました。

 

親しかった人が亡くなってから、仕事がパタリとなくなった。こういうのを年寄りは“日を食った”と言ったりする。こんな時には家の御祓いをして塩で清めると不思議と現況から脱出する。ちょっと不思議な事ってのは、こんなちょっとした日常にもあるもんだなぁ・・・なんて思ったりする。何だか迷信っぽいケドね。不思議だね(笑)。

 

宮城はこの一週間ほど涼しい。寒い位だ。関東や関西は真夏日で熱中症の死者も出ていると聞くと、この違いはナンジャラホイ?と感じたりする。気温が低いと運動し易いのは有難いですけどね。けど、連日雨続きで外で稽古出来ない不運(笑)。・・・あ、どっちにしろ足を怪我して稽古出来ないのでした(笑)。

 

 

 

7月14日(日)  本の話

スティーブン・ロー著、『フィロソフィー・ジム』を読んでみた。個人的には余り感心しなかった。随分前に或る新聞の書評欄で紹介してあったが、もっと良い本だって有るんじゃないの?という感じ(笑)。

 

つい先日、子供の頃から親しくしていた人が亡くなった。私より3つばかし年上の、独身の女性だった。

この人は私が10代からの付き合いで、私が高校から帰って来ると仕事休みの日などはご家族(主にお母さん)と一緒にしょっちゅう我が家に遊びに来ていた。手編みのマフラーや服を貰ったり、一緒に団体旅行に行ったり、飲みに行ったり、家族ぐるみで随分お世話になったものだ。私には、ちょっと年上の可愛らしいお姉さん、という感じだった。

震災後、体調が思わしくなくなり仕事を辞めていた。住職の事を昔から「おとうちゃん」と呼び、住職の言う事は何でも素直に聞いていた人だった。けれど、今回だけは住職が「病院に行け」と言っても頑として聞かなかった。「私、死んでもいいの」。

先日の夜、家族と茶の間に座っていたら、彼女が突然“ガクン!”と崩れてテーブルに胸を強打したそうだ。既に意識がなく、救急車で運ばれた時には既に事切れていたそうだ。

死因は乳がん。全身に転移していたらしい。

ガンは本人が分かるという。殊に乳がんは大きくなれば絶対に自覚症状があるそうだ。

「病院に行くと薬漬けにされるから」と言った彼女は、間違いなく自分の病気が何であるのか知っていただろう。

ガンの痛みは(転移の場所によって)強いらしい。病院へ一度も行かず、痛み止めすら飲まなかったこの1年は、一体どんなに痛んだだろう。その痛みの中、家族にすら自分がガンである事をおくびにも出さなかった、その強さはなんなのだろう。

この死は、彼女の望みだったのだろう。多分、彼女の望み通りの終わり方だったのだろう。

彼女が亡くなった翌日、枕経を上げに行った。私は、自分では平気だと思っていた。彼女は恐らく、自分の意思で自分の希望通りに逝ったのだし、私より少し早くあっちに帰っただけだ。私は冷静に対応できている。

死化粧を施された彼女の顔を見た。私は、まさか私が声を上げて泣くとは思わなかった。

 

私は子供の頃から、死が怖かった。何故、生きているのに死なねばならぬのか。

子供の頃は、もしも魔法使いが「永遠に生きられるようにしてやろうか」と言ったら、私は間違いなく永遠の若さと命を得る事に躊躇しない、と思っていた。仏教に触れる内にそんな思いは全く無くなったが、今回、又も親しい人の死を経験して、「置いて行かれるのは、もういやだ」と痛切に感じた。自分だけが永遠に生きるとしたら、何度もこんな思いをしなければならない。こんなに辛い事はない。

死は、逝く人には解放かも知れない。辛いのは残された者だ。

 

私も、もし自身が病に罹ったら医療の世話にならずに逝きたいと考えた来た。その実際のモデルを極く親しい人に見せて貰った事になる。

大きな勉強をさせて貰った。

 

 

 

 

7月13日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

7時40分頃道場に入り、準備体操がてら飛んだり跳ねたりする。

8時過ぎても私以外道場に居らず。“そうか、連休前だから会社は忙しいんだよな”と思うに至る。T村君からも「今夜は仕事で稽古に行けません」とメールが来てたもの。

という訳で、一人で準備運動と基本功を何時も通り開始。基本類は回数を増やしたりして、一通り行なう。

基本が終わり、シャドーで外家拳技術の練習をするか、と思っている所へN原君参上。「二人だけだから、やりたい事やろう」と声を掛けると、「蹴りについて初歩的な質問があります。それと外家拳技術を一通りと、形意拳をスパーで使う為の練習をしたい。心眼流の組取も」との希望なので、それらを。

先ずは或る蹴りへの質問。それが回し蹴りについてだったので、「あんたフルコン出身だろ?俺に聞くか?」と笑う。と云う訳でレクチャー。

お次は外家拳技術を組んで一通り練習。おさらい程度に。土曜クラスもちゃんと出なきゃだぞ、N原君!(笑)

南方伝心眼流の28箇条を組取で練習。私も久し振りに28本を纏めて振ったわい。楽しいよな、心眼流(笑)。

最後は軽くスパーリング。内家拳を使いやすくする為に、先ず構えの手の位置を修正。それだけでも随分楽になった様子。回数こなして慣れてちょーだいな。

 

途中雑談なども含んだ稽古は、10時頃終了。お疲れ様でした!

 

 

 

7月12日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、R枝さん、K池君、M子さん、K君、S木君、A目さん、A沢君(本日入会。皆さん宜しくお願いしますね)が集まり、久々大変賑やかな道場。この位賑やかだと楽しいね(笑)。

 

稽古開始前、K池君に「最近飲んでる?」と尋ねると、「先日飲みに行った時にからまれました」と言う。聞けば胸倉を掴まれたので、道場で習った護身の技を使ったら「ホントに効くんだな、と思いました」と言うので、「効かねー技なんて教えてねえって」と大笑い。

・・・とこの話を友人女性にした所、「(同じ状況で)ヤタベさんならきっと殴って怪我させてるもんね。そのお弟子さんエライね。お弟子さんがそんな立派なのに、先生が新聞に載るような事しないよう気をつけてね~」等と言われて苦笑した。うん、確かに俺だったら無造作に殴りつけたと思う(笑)。

 

準備運動は(今週も?)はしょって、先ず基本功から。

準備運動の次はシンプルな対錬類を練習。突きや蹴りの捌き、掃腿の捌き、身体の力を腕に伝える練習、穿掌、体当たり、擒拿など、時折解説を入れながら、練習。突きの捌きは「慣れてる者同士は当ててやる!心算で」。掃腿のかわしは「練習ではこうだが、実際にはこうする」。三コウペイは「身体の力を腕に伝える様に」、この力の伝達が出来ると応用範囲が広くなる。穿掌は足・手などポイントを大切にやらないと、実際には相手にやられてしまう。「お互いどう動くか解ってる稽古なんだから、当てられた方が悪い!って位でやる」。体当たりは良くある間違いを説明。身についているか否か確認の為に抱えに打つ練習も。擒拿対連はより上手く掛ける為のコツを。皆さん関節技の痛さに嫌がってるんだか喜んでるんだか、微妙(笑)。

正宗太極拳のロウシツヨウホの用例を2種類ほどピックアップして練習。「人に見せる時はこうするが、実際にはこう」だとか、相手を思うように崩す事が出来ず(要するに失敗し)蹴って来られた際に蹴り足ごとぶっ飛ばす変化と、更に崩す変化も練習。

 

休憩を挿み、套路練習。

女性陣は正宗太極拳を練習していたので、幾つか応用例を実演して動作の説明。

男性陣は①天の型。なかなか苦戦していた様だが、最後には形がついた様子(笑)。②老八掌。套路を一通り出来る人もそうでない人も一緒に。

八卦掌で両手を開いた時に、胸が張って腕が硬直している人もいたので、“何故そうしてはいけないのか・正しい形はどうか”を理解して貰う為に走圏を対錬で行ない、そこから簡単な攻防も。太極拳を練習していた女性陣も「面白そうな事やってる」と参加(笑)。良い傾向です。

套路や基本の正しい動作を理解して貰う為に、実際にどう使うのかを体験・練習し、それで得た物を又套路に還元させて行く・・・というのが、私の道場の基本的スタイル。

老八掌8掌の蹴りを相手に入れる練習。また、そこから投げに繋ぐ練習も。説明ついでに似たような動作で酔拳の場合の動きを実演。

 

ここで10時過ぎ。休憩を挿み、柔術の基礎と初伝技を数本練習。

10時40分頃、稽古終了。A目さんが残ったので、心眼流を更に一本教え、私が道場を出たのが10時50分過ぎ。A目さんはその後も自主練習して行ったようでした。

 

 

 

7月10日(水)  本のハナシ。

妹から貰った小説、『この世の果てで恋を唄う少女・ユーノ』(全4巻)を読む。これも『下級生』と同じメーカーから発売されたゲームの小説化。『下級生』よりは御話として大分面白かった。ま、恋愛ゲームの小説化と比べるのは気の毒なのだろうけど(笑)。

で、やっぱりこれもエロ小説。オイオイ、妹。おまえどんな本の趣味してんだ?(笑)

 

 

 

 

7月6日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

今夜の稽古にはI藤君・S木君のみ参加だったので、稽古内容を生徒の希望に合わせる事に。

「①いつもの土曜メニュー ②套路や対錬 ③栃木合宿の復習」と提案した所、I藤君の「③」の希望で今夜は柔術を行なう事に決定。

基本類、柔術初伝技、短杖(ステッキ)術、拉など、I藤君と記憶を合わせながら稽古(捕縛術は断念・笑)。が、二人とも案外覚えておらず、混乱の態・・・ウウム(笑)。

初伝技で覚えていない(記憶が曖昧な)物は仙台方式で稽古。金兵衛先生初期の仙台と中期以降の東京のお弟子さんでは技が異なっているのも興味深い。先日の合宿ではその辺りの変遷の理由なども聞く事が出来、大きな収穫があった。それは兎も角として、仙台の方法だろうと取りあえず手順さえ覚えておけば、次回の合宿や稽古会に参加して直して貰う事も可能であるし。

 

 

 

 

7月5日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、R枝さん、N原君、M子さん、A目さん等が稽古に参加。

私が道場に着いた頃には皆さん既に準備運動?も済ませていた様なので、早速基本功に突入(笑)。今夜は足上げ(足+易)腿を、パートナーの掌に当てて行なう練習を。物に当てる事に慣れていない人には結構刺激的な練習かも(笑)。的(掌)を出す側も慣れていないと横の方に出してしまっていたりする。それじゃ蹴れない(笑)という事も合わせて学んで頂ければ良いと思うのデス(笑)。

基本功に続いては老八掌を行ない、正宗太極拳(前半部)は身体の使い方などを所々止まって意識的に練習。技の力の使い方の練習で、相手(パートナー)に負荷を掛けられると、どうしても力で対抗したくなり正しい形が崩れてしまうもの。だからこそ何度も練習をして馴染ませて行くのっしゃ。

 

後半。

先ずは老八掌の中の2動作を約束組手風に練習。技を上手く掛ける為にはコツがあるので、その辺も合わせて身につけられたら最高です。

正宗太極拳中の単鞭と撃地錘(正字はテヘン)の用法(使い方)を対人で練習。撃地錘は強烈なので慣れないと怖いと思う(笑)。多分用法を知らない人なら“アッ!”という瞬間にやられる。

 

大和流柔術も基本から少しずつ練習。毎回少しずつ練習できれば次回の練習会(合宿?)に参加できる人も増える筈。余裕が有るなら何でもやってみた方が良いですよ。学ぶ物が絶対にあるのだから。

22時20分頃(でしたか?)一度稽古終了。

帰り際にM子さんが、「楽しかったです」と言ってくれたのが嬉しかった。「楽しい」とか「興味深い」とか言って貰えたら、師範冥利につきますよ、ホント(笑)。

 

A目さんが残って心眼流の型を練習し始めたので、表箇条7本を一緒に振り、中極も3本目まで進んだ。型の中には“わざわざこんな難しい動きをせんでも・・・もっと簡便な方法があるだろうに”と思ってしまうような物があるが、それも上の技に行くと理由が解るという所を説明。その“難しい”動作が身についていて初めて効果的に発揮できるシンプルな技が有るのである。

私が道場を出たのは10時45分頃。A目さんはその後も形意棍を復習して行った様でした。ご苦労様でした。

 

 

 

7月4日(木)  又も本のこと。

須田朗・『ソフィーの世界・哲学ガイド』を読んだ。新書程度の厚さの本だけど、噛んで含めるようで解りやすく、面白かった。

『ソフィーの世界』もう一度読んでみたくなった(笑)。今読んでる小説を読み終わったら読むかな。

 

 

 

7月3日(水)  続けて読んでみた。

飯野文彦・『下級生②』。先週読んだ①のシリーズ。1巻と似たり寄ったり、相変わらずな感じ(笑)。

う~ん、妹よ、これって小説(おはなし)として面白いのか?

あ、そうか。面白くないから俺にくれたってワケか。なるほど、納得(笑)。

 

 

 

 

6月30日(日)  当たっちゃった懸賞。

春頃?にやまや(酒店)で貰った応募葉書を何となく送ったら、「キリンビール仙台工場・見学とビール自由・お食事つき!」イベントに当選しました、と電話がきました。そんな懸賞に応募した事さえ、すっかり忘却していたので、何事か解るまで数瞬かかりました(笑)。

日にちを聞くと6月30日だと言います。合宿の翌日ではありませんか。多忙な事の多い土日続けて不在するのは、少々キビシイ感じです。が、住職に気持ちよく「行って来たら良いじゃないか」と行って貰い、出る事にしたのでした。日曜の日中に出かけるなんて何年振りでしょうか。

 

当初の説明では「工場見学の後に好きなビール(やジュース)を各自3杯まで。食事の時に2杯」との話でしたが、案外杯数は自由にお替り出来ました。嬉しかったです(笑)。食事も上品な味で素敵でした。

近年はビールを余り飲まなくなった私ですが、元々はキリン党です。美味しいビールを、それも様々な種類を試してビール熱が再燃しそうです(笑)。

 

 

 

6月28・29日(金土)  大和流柔術合宿

大和流柔術のY田先生にお誘い頂き、那須の合宿にお邪魔して来ました。

那須は通過した事はありますが、行くのは初めてです。避暑地がある割には宮城よりは気温が高い感じはしました。

私の住まいから高速道路で約3時間の道程。午後1時からの稽古開始に少し余裕を持って到着出来ました。体育館の入り口を迷ったのが方向オンチの私らしいです(笑)。

 

初日は体術の基本と初伝技。2日目は初伝技と武器術など。私が仙台で習った大和流柔術と少し違っているのが大先生の変遷だという事です。又、今まで同じだと思っていた技に掛け方の違い(種類)があったりもし、その技術の深さや体系は目から鱗でした。

武器術はヒシギ(短棒)と短杖を。初めて見る動きや技で、とても興味深かったのですが、一気に沢山の技を経験して記憶容量が壊れてしまいました(笑)。アタシのアタマなんてその程度です。Y田先生、折角教えて頂きましたのに申し訳ありません(涙)。

 

稽古以外でも、Y田先生のお弟子さん方と実に楽しい時間を過ごさせて頂きました。

初日の稽古後、那須塩原市の千本松温泉に連れて行って貰いました。ツルツルしたお湯で、予想以上に感動しました。その晩は飲み会。皆さんと武術のマニアックな?話をしました。

2日目は仙台からI藤君も参加させて頂きました。稽古後、芦野温泉へ連れて行って貰いました。これも面白いお湯と建物の造りでした。この二箇所の温泉はそのうち是非、個人的にも遊びに行ってみようと思います(笑)。翌日何の予定もなければ、一泊延ばしたいところでした。←ってな発言をして皆さんに笑われました(笑)。

仕上げにY田先生のお知り合いがやっているお蕎麦屋さんに行き、美味しい手打ち蕎麦と蕎麦料理の様々を堪能しました。

 

Y先生から東京の専門店でしか手に入らないという特殊な形状の短杖と、大和流で使う標準的な短杖とを頂戴してしまいました。とても嬉しいのと同時に恐縮しました。

又、ご門下の方々には稽古だけでなく、様々な席でご親切を頂きました。楽しい時間を過ごせて感謝しきりです。

Y田先生の柔術に触れるのはこれで2度めですが、内容の豊富さ、技術の確かさは感動的なものがあります。驚嘆、の一言です。古流の関節・投げ技や武器術に興味の有る方は是非門を叩いてみる事をお勧めします。

 

帰りはI藤君を仙台まで送りました。話し相手が居ると長時間の運転も飽きないものです(笑)。

I藤君には「先生とこうしてゆっくり話す機会というのも久し振りです」と言われましたが、喜んでるのか迷惑がっているのかは彼にしか解りません。ふふ。

 

 

 

6月27日(木)  またまた本。

J.C.ポーキングホーン著、『量子力学の考え方』を、先日量子論を利用したトンデモ本を読んだイキオイで読んでみた(笑)。学生時代、知人に貰った本である。斜め読みした割にドシロウトの私にも解った箇所が有ったから、多分解り易い本なんだろうと思う(笑)。控え目な書き方がいいね(笑)。・・・それにしても思いっ切り文系のアタシにこんな本をくれる人って。

 

坊さんというのは割と頻繁に沐浴する事になってます。起床時、大小便の後、拝む前などには特に身体を清めるように言われます。貧乏性のワタクシは風呂の残り湯で沐浴するのですが(笑)、今頃の季節は気持ち良いですが、冬はとてもぢゃないけどお断りしたい、ってのが本音です。

 

 

 

6月25(火)~26日(水)  本の話。

飯野文彦・『下級生①』を読む。もう何年も前に妹からセットで貰った本だが、読む気になれず打っ棄っていたものだ。打っちゃってたお陰で津波で流されなかった(笑)。『下級生』は元々18禁のPCゲームでないか?と思いつつ読む。アトガキを読むと、「ゲームとは無関係の全く書き下ろし」だそう。男の小説家が無理して女子高生を書いてる様に思え、簡単な文章なんだがナカナカ進まなかった(笑)。飲みながら読む事にした。で、結局エロ小説。

・・・兄にエロ小説くれる妹ってどんなんだ?(笑)

 

コンノケンイチ著・『般若心経は知っていた~先端科学の死角』とゆーのを読んでみた。古書店の宗教コーナーで背表紙(書名)を見た時、“怪しい”と思った。またバカな事を書いてる本か・・・と手にとって見ると、ううむ・・・装丁も、怪しい(笑)。色使い、絵柄、しかも筆者の名はカタカナ。ますます怪しい。そう、この感じは・・・昔流行った雑誌『ムー』っぽいのだ。普段なら買わないタイプのマユツバ本だが、暇潰しに買ってみた。

現在主流の説に対する量子力学を使った反論はちょっと面白かった。無論、私は物理学のドシロウトなので正誤が判断できる立場ではないが(笑)。

そこまでは面白かったのに、後半は密教が矢鱈と引き合いに出され、少し閉口した。ここ近年言われている物理や科学には、確かに密教(等の神秘思想)との共通点はある。それは私も認めるし、多分今後新たな共通点も見つかるだろうと思う。けれど、だからといって両者を単純に直結してしまってはならないと感じる。そういう意味でも冷静さに欠ける本との印象。

いや、驚くのは早かった。中盤からは龍が、UFOが・・・って、ここからは是非ご自分で。無論買わずに図書館で(笑)。

という訳で大変『ムー』っぽいのです(笑)。

 

 

 

6月22日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

久し振りに少し早目に道場に入り、形意兵器を練習する。広いスペースは有難いわねえ(笑)。

 

今夜はI藤君、T村君のみ稽古参加。稽古開始前、二人が正宗太極拳を練習していたので、少し指導してから本稽古開始。今夜も準備運動と基本類は二人に前に出て号令を掛けてもらった。

①準備運動

②各種基本

③防禦練習

④外家拳技術類

⑤歩法

⑥約束組手の中から、投げの変化と、新しい技を少し練習。

⑦正宗太極拳套路。止まって動作確認する事を説明。

⑧スパーリング。通常のスパーと違い、一方は単調に攻防をし、一方は内家拳等の技術で対応する方法で練習。

⑨天の型・対錬

で10時過ぎに稽古終了。

 

 

 

6月21日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、R枝さん、K池君、A目さんが稽古に参加。K池君から「ジョジョの奇妙な冒険は未だに続いてます。100巻超えてる」などと聞き、続きを読むのを諦める(笑)。

 

①準備体操。体操をしながら経典や戒律のウラ話?をして笑う。いや、断っておくが仏教徒として決して仏教を笑っているのではないぞよ。(「ゾヨ」?)どんな立派なものにでも、それを取り巻く環境に笑いの部分が出るものなのだっ!(←言い訳っぽいなぁ。笑)

②套路。皆で八卦掌(2種類)、正宗太極拳、天の型、築館心眼流(表の1本目)を通して休憩。

③太極拳・楼膝ヨウ歩の実用練習を対人で7パターン程練習。所々更なる変化やエグイ用法など解説。

ここで10時少し前。一旦終了。話のついでに打撃で仕留めるコツを3つほど伝授。

K池君とA目さんが残り、天の型を練習。二人とも何とか手順は覚えたようで、対錬も少し練習。対錬で混乱の様子(笑)。うん、混乱するのは良く解る(笑)。

10時半頃、稽古終了。A目さんは残って更に練習して行った模様。

今夜もお疲れ様でした。

 

 

 

6月20日(木)  読書

『ダライ・ラマ「語る」』を読む。読みやすかったので、一日で終わってしまった。宗教(仏教)の解説書ではなく、チベット問題についての本。受け答えの一つ一つに、“やはり訓練を積んだ宗教家は違うなぁ”と感じたり(笑)。

「対話が重要。暴力によっても何らかの成果は得られるかも知れないが、それ以上に悲しむべき結果が残される。殺人が続けば一般市民は悲しみに暮れ、怒りが残る。一人が殺されれば十人の親族や友人が悲しみ、怒り、殺した者に復讐しようとする憎しみが増す」。同胞を沢山殺された人がこれを言うのが凄い。私なんぞ未だにケンカ上等!人間だから、こういう言葉を噛みしめねばなりませんぞな(笑)。

 

 

 

6月19日(水)  読書と雑談

久保田展弘・『山岳霊場巡礼』を読んだ。筆者が実際に修験者に混じって山を歩いたりしている人だけに、良くある専門書とは雰囲気が異なる。時にポエジーであり、そこが良い(笑)。

勉強不足の私は、明治の廃仏毀釈で山岳宗教の価値ある物や歴史が如何に失われたのかという点も初めて知った。「神仏習合、本持仏は神道も仏教も共に排斥し合わない思想」と読み、ウウムとうなった(笑)。

あとがきの「山岳に道路を伸ばすことが自然に親しむことだという思い違い」というのは、行者として山野を歩いている人だからこその思いなのだろう。

 

ところで。

夜、キリンビールから電話があった。春頃?に何となく応募した、“キリンビール仙台工場・ビール飲み放題・お食事つき!大人2名さま”に当選しましたよ~との事。日にちは6月30日(日)。

誰か飲めない友人に運転手して貰って、その代わりに食事をご馳走しましょうか、と思ったけれど、周囲の人達は全員「うわ!残念~その日は仕事だよ・・・」との事。ウウム。

「多賀城駅からシャトルバスも出てますから」と電話の方は言うけれど、震災後一部区間は未だに不通。車で無いと多賀城まで行くのは大変不便。でも、車で行ったら飲んで朝まで駐車しておける所ってあるのだろーか?(笑)

 

 

 

6月16日(日)  雑談

N原君が「酒の肴にどうぞ(笑)」と貸してくれた、『中国武術完全マスターブック』なる本を一通り読んだ。『完全マスターブック』だなんて、イヤン、あたくし、これ読んだら名人になっちゃうかしらっ!?←アホかお前。

幾つかの拳種・師範を扱った内容で、中に二つ程面白い記事があった。“面白い”と云うのは恐らくその内容が、私のもの(技術や理解)と近いからだろう。“道場で練習したらちょっと楽しそうかもよ~コレ”なんて練習方法があったりして、ニヤニヤ笑ったりしている。ムフフ。

N原君の言ったように、実際飲みながら少しずつ読んだのだが、いや、酒をこぼしたりして本を汚さず済んで良かった!(笑)

 

ところで。私の“酒の肴”と言や、今まではDVDだったのだが流石に見飽きてしまったし、夜遅くに長時間の映画なんて観てると目が疲れてしょーがない。といってテレビは騒々しいばかりで見たいと思うものがないし、本は酔ってくると何度も同じ行を目が漂ったりする(笑)。

そこで一寸前から、酔う迄は活字を、酔って来たら漫画を読んでみるようになった。これが気楽でイイ。漫画が疲れて読めないアタシには大進歩である(笑)。

とは言え、元々読まないマンガ。そう冊数が有る訳もなく、直ぐネタ切れた。ってなコトを、他愛もない茶飲み話で話した所、出て来た出て来た。大きなダンボール箱に2箱も集まった(笑)。

取りあえず、『ジョジョの奇妙な冒険』を箱に入ってた63巻(第五部完・だって。まだ続きがあるのすか?)迄を毎日少しずつ、読み終えたところ。

ってなワケで、どなたも要らないマンガ有ったら下さい(笑)。短編でも長編でも。折角の機会なので、食わず嫌いせず色々読んでみたいと思ってます。

ただし、粗相して酒をこぼしてしまったりする可能性もあるので、あくまで「もう要らねーから上げっから」という本だけにしてね。返せないと困るから(笑)。

 

 

 

6月15日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

4日連続で熱が下がらず。全身のダルさと咳に参っている。どうも今年は体調を崩すなぁ。不摂生が祟ったか?(笑)←解ってるなら摂生せい。

8時ギリギリに道場到着。体調も悪いので、生徒に前に出て貰い、私は後ろで皆に合わせて稽古。矢張り何時もより息切れする(笑)。

今夜はT村君、I藤君、S木君が稽古に参加。

 

①準備運動。ここはT村君の音頭。

②基本各種。これはI藤君の音頭。ここまでは私も皆と同じ稽古を。

③防禦練習。ここからは生徒さん達で稽古をして貰い、私は体調管理も兼ねて套路を。昨日同様、異様に汗が流れる(笑)。

④外家拳技術。

⑤約束組手。

⑥スパーリング。これは私も参加。

⑦形意棍術。整理体操代わりに形意兵器を一通りやろうかと思ったが、私の体調限界で棍術のみになりました(笑)。

稽古は10時過ぎに終了。

 

帰り道。東松島市で自販機のある路側帯に駐車して電話をしていると、ガタボコと音のする車が隣に止まった。見ていると若い男女が車外に出て、何やらタイヤを気にしている様子。自販機の明かりの陰側だし、それじゃ見えないだろうと思い、「どうかしたかい?」と声を掛けると、右前のタイヤが完全に壊れている。聞けば縁石に乗り上げたそう。私の車のライトで照らしてタイヤ交換開始。風邪だってのに雨の中だよ、アタシャ(笑)。

ジャッキを噛ませた所までは良いが、スペアタイヤが無いと探していたそうだ。スペアタイヤが無くては車検を通らないんで、「無い訳ないぞ」と見てみると、彼氏、タイヤのある場所に気がつかなかっただけのよう。「冷静になればなんて事ないんだが、初めての時は焦ってパニック起こしちゃってな。俺も何回もぶつけたもんだよ」なんて雑談なんかしながら交換を済ませ、取りあえず少し走らせてみる。底から音がするが、「この位なら大丈夫じゃないかな?万一止まったら保険会社に電話するといいさ」と多少無責任な応援をして送り出す。←いや、あれ位なら多分少し位走っても大丈夫(笑)。

しまった。彼氏と一緒にいたお譲ちゃんに手元を照らすライトを貸したまま帰って来ちゃった!ううむ、500円ほどの損害(笑)。

 

 

 

6月14日(金)  仙台・套路(型)クラス

徐々に暑くなって来た宮城。けれど他にもっと暑い所と比べれば有難い限りでしょうか(笑)。T中さんの住む大阪は暑いんでしょうねえ。

 

今夜はC葉さん、R枝さん、N原君、I藤君が稽古に参加。

準備運動と幾つかの基本功をし、皆で揃って套路を通す。八卦掌套路を3種類、正宗太極拳、陳氏太極拳(前半部)を行なって休憩。

後半は対錬套路を、先週の復習(笑)。先ず截脚を練習し、太極拳対錬などを。人数も少ない事だし、今夜は対錬を数多く行なわず、一つ一つを出来るだけ覚えられるように反復して練習。皆さん頑張りました。大分覚えたのではないでしょうか? え?覚えてない?ううーむむ(笑)。

10時で一度稽古終了。

 

その後、N原君とI藤君が残って練習。N原君が木刀で練習している刀のラインを見て、「居合刀等の抜ける物で練習した方が良いね」とアドバイス?して道場に置いてあった刀で練習。思ったより苦戦の模様、一緒に笑う。何でも慣れさぁ(笑)。

I藤君は主に形意刀を練習。なので皆で一通り連環刀を振って15分頃、稽古終了しました。・・・って、なんでオメー達、武器套路位しっかり覚えてねーんだよ?(笑)

 

 

 

6月11日(火)  本の話・その他

教師義納金について、本山会計課に電話。狙った訳ではないが、きしくも震災から2年3ヶ月の今日。・・・顛末は、読みたい人がいれば『ひねもす』的に書きます(MLにて)。

 

東京美術刊・『和訳 大日経』(宮坂宥勝編著)を読む。『大日経』というのは我が真言宗の根本経典の一つで、その和訳本。大日経が勤行等で唱えられるような文章にしてあるのだが、そのお陰で?幾度か読まないと意味の取り難い箇所がある。

仏教書を読む度に、難度の高い用語や方法論があり毎回己の勉強不足に直面させられる。しかし、何を言いたいのか、その行式は何を掴ませたいのかは解る様になった。10年前は解らなかった。そこが成長か(笑)。大意は経典(仏教)の言葉を借りずに、全く別角度からの表現で説明する事が出来るように今の私はなっている。

 

さて。

本日、寺院再建に着工。問題はまだ沢山有るが、取りあえずやっと、やっと一歩を踏み出せた。住職の顔も明るくなった。久し振りに明るい顔を見た。

皆さん、応援してくれて本当に有難う。課題は山積ですが、これで何とか新たな一歩です。若し良ければ、これからも応援して下さいね!

 

 

 

6月9日(日)

20代の頃に通っていた書道塾の展覧会が有るというので、最終日の今日、日曜の割に仕事が暇だったので行ってみた。

会場に入ると遠くに先生を見つけたので、「先生!出来の悪い弟子が来ましたよ!」と大声で挨拶(笑)。

一緒に作品を見て回りながら話を聞く。震災後、心境の変化が有ったらしく仏画や心経を描くようになったそうだ。「仏画を描いてると夢中になれて震災で崩れたバランスが取り戻せた。仏さんに助けられたみたいなものだ」と言う。変われば変わるもんだ(笑)。

その後、書道塾の生徒さん達も交えて皆で雑談。書道教室も震災後、生徒激減したそうで10人位しか居ないそうだ。「生活が大変だから、アンタ戻って来て月謝払え」と言う。お陰で今月から会に月謝を払う生徒として戻る事になったよ、アタシャ(笑)。俺だって震災後キビシーっつの。

という訳で、現在、八大武舘では稽古生募集中!(笑)

ってな事を書いていて“月謝と習い事”について以前書いたネタを思い出したので、その内MLで上げてみようかな、と思った(笑)。

 

 

 

6月8日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

久し振りに雨が降った感じですね。今年の5月は観測史上1番だか2番目に雨が少なかったとか。

今夜はI藤君とT村君が稽古に参加。

先ずは何時も通り準備体操をし、各種の基本を練習。

彼等だけなので、その後はメニューを変え、先日金曜クラスで教えた手刀、掌打を指導。T村君は金曜クラスに出られなかったので、打ち方と用法を纏まった形で習うのは今回が初めてと思われる。

休憩を挿み、上下の技術を数パターン指導。ここでI藤君は早上がり。後半はT村君のみ。

肘打ちを相手に当てる方法を幾種か復習。

制する為の連環技を2種類ほど指導。

基本功の或る動作でカウンターを入れたり、解擒したりの用法を指導。

その後、套路を。正宗太極拳と老八掌を練習。特に太極拳は細かく止まる練習方法で、弛みや全身一致を身につけるやり方を。私が習った時はこうだった。後述する。

老八掌は幾つかの動作のコツと、用法を説明。

最後に形意拳の定歩練習の仕方と、発勁の説明をし、9時50分頃稽古終了。

 

さてと、「後述する」の、正宗太極拳の套路について(笑)。

連綿不断(途切れない)というのが太極拳套路の要求ではありますが(本質はどうであれ)、止まって練習して構いません。

というより、最初から流れるように練習すると身体の運用がグデグデになる場合があります。多くの太極拳愛好者が打つ事が出来ないのは、それが一因かも知れないと感じる事もあります。

私が習った時は、ひと動作ずつ止まりました。ひと動作ずつ、というのは単鞭なら単鞭ひと動作で止まるという事ではなく、単鞭の動作の中でも数ヶ所止まったという意味です。

これをすると、身体の一致、ファンソンなど自分で理解する事が出来ます。実用の為の動き、が出来る様になるのです。

私が習っていた頃にも「一つの動作の終わりが次の動作の始まりになる」とはミミタコで言われはしましたが(笑)、先ずはひと動作ずつキッチリ止まることでした。それが完全に出来る様になれば、その内勝手に止まらず套路を通せるようになります。

止まる太極拳は見た目は悪いかも知れません。が、人に見せる事が目的ではなく、功夫を身につける事が目的です。人目なんか、観てる奴の都合なんか、どーでも良いのです(笑)。

 

 

 

6月7日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、K池君、R枝さん、S木君、N原君、A目さん、I藤君が稽古に参加。

道場への道中、サイレンを鳴らした2台のパトカーがかなりの勢いで泉中央方向へ走って行った、との話をしたところS木君からパトカーの車種による違いを聞き、知らない事を又一つ知った(笑)。

 

①準備運動と基本功 ②套路(正宗太極拳、八卦掌2種、陳氏太極拳1・2路、少林拳数種を全員で)で前半終了。

③対錬套路(截脚、八卦擒拿、太極対錬、五行拳対打、八卦64散手など)を皆で。ここまでで10時近く。

その後、各自の練習。徒手の人、武器の人など様々。

A目さんとI藤君が心眼流の組取を練習したので、「心眼流をやる時は標準語を使っちゃダメだ。訛らなくてはなんねぇ」と強引な持論を展開し、そこから話題はナマリへ突入。埼玉のR枝さんのご両親が青森の人だった、という新事実も知ったので、これからは道場で遠慮なくナマる事にする。

10時を過ぎて一人二人と帰る中、最後まで残った数人は形意兵器を練習。10時45分、流石に稽古終了としました。お疲れさまでした。

 

帰り。岩切の国道の交差点でパトカーが何台も道路に止まっていた。事故でも有ったのだろうか?私が向かう方向とは反対側だったので確認しなかったが。今夜は何だかパトカーと縁のあった日。捕まったりしなくて良かった(笑)。

 

 

 

6月4日(火)  

ジェームズ・レッドフィールド著、『第十の予言』を読んだ。『聖なる予言』の続編。小説としての面白さは前作以上に疑問(笑)。このシリーズは小説ではなく、小説の形を借りた啓蒙の書だから当然といえばそうか(笑)。

前作と比べても、種々の知識を寄せ集めているような印象はした(印象だけかも知れないけど)。自分の中から出た言葉というよりは、それらの知識を自家薬籠中の物に出来ていない感じか。とはいえ、誰かが書いた本を批評するのはた易い。自分で書けるか?といえば到底無理(笑)。

さて、文中の地獄の表現はチベットの坊さんが語るものと方向が近い感がした。私も、地獄というのは自分の心の中に落ちた世界と思っている。人間はこの世界をシンプルには見れない。必ず自己の理解の仕方に色づけされて見ている。そう、心が世界を作っているのだ。・・・という謎かけっぽいゴタクを並べて済ませてみる(笑)。

本書で言ってる内容は密教と似ている。「似ている」というより、同方向である。昔、ある本でキリスト教にも密教(秘教)があると読んだ。この地上(宇宙)に存する者、一点を越えると見える物は同じなのだろう。否、同じに違いない。

 

 

 

6月2日(日)

日中、「直ぐ近くの運動施設で担当している部活の試合があった」とN原君が顔を出した。お茶など飲みながら雑談。

 

A目さんが当家に来て稽古。彼が個人稽古に来るのは3回目になるか。わざわざ仙台から来てくれるのだから、実になる事を教えてあげたいと思うのが人情(笑)。

3時半過ぎから5時頃まで稽古。①心眼流。前回の復習及び修正と、表の五本目まで新たに進んだ。型の理解を深める為に(いつも言っている様に、「何故、こうなのか?何故こうでなければならないのか?」の部分)組取練習や、武器への応用も。

②心眼流の剣術。前回の復習と新たに一手。剣術の秘密テクニックも。

③大和流柔術。前回の復習と新たに一本。柔術は一気に進まず、毎回一つずつゆっくり進むつもりである。でないと容量オーバーでパンクする(笑)。

④希望で陳式太極拳の体の動かし方を。上手くなる為に呼吸、動作を修正。

夜に別の用事が入っていたので、今夜は酒はなく、解散(笑)。

 

夕方、石巻の生徒に個人教授に行く。

そのついでに、数日前、酒の飲めない友人女性から「一度べろべろになるまで飲んでみたいんだけど怖いの。ヤタベさん、付き合って」と頼まれたので、夜半にかけてお酒のお付き合い(笑)。「アタシが払うから」等とノタマっていたくせに、結局支払ったのは俺。とっとと彼氏作れ、ドアホ。

 

 

 

6月1日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

今夜はT村君、I藤君、K君が稽古に参加。

稽古開始前、T村君が正宗太極拳を練習していたので少し修正すると、力の通る感じなどが解った様子。良い傾向。・・・修正されて“変わる”感覚が捉えられるというのは、当人のレベルがそれなりの段階まで来てるからこそ。始めたばかりで力みまくっている人に同じ事を教えても、「?」であるから(笑)。

 

8時、稽古開始。

①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧套路 ⑨整理体操

⑤までは全員で稽古。対人練習は全て1対1で。

⑥は私が外れて、3人で練習して貰う事にした。・・・いや別に“初心者向けの約束組手かったりー”などと云うのではなく(←だから、そういう事言うと誤解を受けるから言うなって)、3人で組むと体捌きなどの大事な点がよりクローズアップされるのである。ある程度以上のレベルになった人は、1対1にこだわらず、どんどん3人以上で組んで練習して頂きたい。

⑧套路を少し。I藤君とK君は少林拳の基礎型と対錬型を、T村君は正宗太極拳を。私はエラソーに口だけで指導(笑)。

10時15分頃、道場の明かりを消しました。

 

 

 

5月31日(金)  仙台・套路(型)クラス

午前中、川平の御祓いだったので、そのまま夕方まで仙台に居れれば楽だったのだけれど、仕事の事情でそうも行かず。今日は仙台2往復となりました(笑)。

 

第5金曜は武器術で遊ぶ夜(笑)。

先ず心眼流の刀の扱いから練習。一人振り、組んで練習などを通して日本刀の基礎的な扱いに慣れて貰う。心眼流の個性的な刀扱いも含めて。

次は棒術。これも二人組みになり、心眼流での扱い方を練習。相手の棒の操作には口伝が有るので、教えられない個所もあれど先ずは基礎的な手順を。

ナイフ術くさぐさ。余り本気でやると眼つきが怪しい人になってしまうので(笑)気楽にやるようにね!と声がけ。

稽古は10時過ぎに終了。笑い声が起こる楽しい稽古になって何よりでした。

 

途中、軽量の短棍を振り回していて、軽量過ぎて手からすっぽ抜けて我が頭を痛打。笑ったわい(笑)。

 

 

 

5月26日(日)  読書記

筑摩書房刊・『高校生のための批評入門』という本を、高校時代なんてとーの昔話のアタシが読んでみましたよ(笑)。

「批評と批判の違い」から始まり、中には“ほう”と唸ってしまうような物も多く有りました。一文ずつに解説が付いている、というのも親切ですわね。

 

 

 

5月25日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

用事があり、道場に行けなかったので生徒の皆さんに稽古を任せました。

T村君も今夜は仕事で来られないとの事でしたので、I藤君に稽古を引っ張ってくれるよう頼みました。皆さん、どうも有難うございました。

 

報告によるとI藤君の他にN原君、S木君が稽古に来たらしく、外家拳技術まではいつものメニューで行ない、その後套路や対錬、最後にスパーリングをしたとの事。

年数をやっている門下生に任せれば、しっかりした稽古をしてくれる。私が居なくても安心して任せられる、というのは有難い事です。

 

 

 

5月24日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、A目さん、K池君、M子さん、I藤君が稽古に参加。

稽古開始前、C葉さんと太極拳の身体の使い方について話。理解も進んでいるし、動きも良くなって来ておりイイ感じ。道場に来た頃と比べても上達しているのは見て解ります。

M子さんとは、「熱さえ無ければ体調不調の時も動いた方が良くなる」といった話など(笑)。

 

①準備運動と簡単な基本功。

②基本功の中の或る動作を対人で練習。これは初めて教えた動き。正中線を制す。慣れて来たら蹴りまで繋ぐ。

③手刀の練習。威力を出す為の身体の使い方を、相手の手やミットなどを用いて練習。互いに確認しながら、威力の感触を伝え合いつつ稽古。一人では上達出来ないもので、相手がいる事の有難さも解って実感して貰えるだろうか(笑)。手刀の入れ方(使い方)も対人で練習。試合などではそのままでは使いにくい手刀だが、護身や実戦の場では非常に使い勝手が良く、パンチで殴るよりも遥かに効率良い事が全員に理解できた様子。上手く打てれば威力も高い。一発KOも可能。払掌との動き方・使い方の違いも説明。

④蹴りについてレクチャー。少林拳の理論も解説。

⑤掌打の一つ、所謂パーム・パンチの練習。威力の出し方を練習。正しい形、振るライン、力の集中で威力が目に見えて変わる。手刀と同様にパートナーの手やミットを打って互いに確認。「頭を吹っ飛ばす様に打つ」という威力に一同喜んでくれた模様(笑)。当たれば一発。連撃、仕掛け、返し、変化など、攻防での用法もその都度紹介し、対人で練習して貰う。「身につければこれだけで充分だな」と感じた人も居たようで何より。

「道場で少しずつ色々な技を紹介しますので、その中から自分の気に入った技を磨いて得意手にしましょう。得意手は3つもあれば十二分です」と、この様な稽古の主眼を伝えて稽古終了。

最後に簡単な整理体操をして稽古終了。

今夜は基本功用法、手刀、掌打を主に練習。正統的で品の良い武術用法から、谷田部ナイズ(笑)されたアグレッシブな打法へと順を追いました(笑)。

 

その後、I藤君とA目さんが残って形意拳の棍・刀術套路を練習。私は10時45分頃に道場を出ました。

 

 

 

5月22日(水)

今週2回目の上品の郷・ふたごの湯。
連休も終わり、そのせいか近頃の平日は空いている。ここの湯に頻繁に来ている人達の間では、午前中は湯が濃いが午後からは薄くなるというのが割と言われてる事だが、このところ毎回湯が濃いのは客数が少ないからなのだろうか。
夕方から来る僕は、湯上がりにお酒を飲んで車中泊をする。閉館の9時までに2~3度お湯に浸かって、その都度一杯やる。
最近ある事に気付いてからと云うもの、ここに来る回数が増えた。最近の僕はビールは余り飲まず、キリンの氷結などを好んで飲むのだが、この氷結、コンビニで買うと二百一円。上品の郷内の自販機だと二百円なのだ(笑)。そりゃ酒屋で箱買いすりゃもっと安いが、この一円安いのが嬉しくて、頻繁にここにいるのだ。え?さもしい?なこたぁない(笑)。
五百円+酒代で贅沢気分なのだし!

 

 

 

5月21日(火)

小田晋著・『精神変容のドラマ』を読む。事件を起こしたような精神障害について、幾つかの角度から分析を試みた本。文章がすっきりしておらず、イマドキの本としては少し読みづらいか(笑)。精神的なトラブルを持つ人とも対応する私の仕事には参考になる箇所が多々。筆者の視点から、現在の精神病者への対応がきちんと出来ていれば防げる犯罪もある、という事に力が込められていた感じがした。

 

2~3日前、夕方のニュース?で“病気で突然聾唖になった女子大生”の話を見た。治る可能性がとても低い、と聞かされてから三ヶ月で点字など覚えてしまったという。凄まじい努力があったのだろう。見えない目でノートに書いていた、“さみしい”との文字に泣いた。

世の中には、悲しい事が有り過ぎる。何故だ。

 

 

 

5月18日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

I藤君、T村君、S木君が参加。

道場に着くと既にI君が来ていて形意棍の練習中。エライ奴だ、素晴らしい(笑)。稽古している所を一寸邪魔して、老先生に教わった心眼流の2~3の動作を一緒に練習。

 

20時、稽古開始。人数が少ないので、メニュー変更。・・・決して私の腰が痛むから、ハードな稽古をしたくなかったワケではないぞよ(笑)。

準備運動の後、突き技の練習。先日の金曜クラスで教えたのとほぼ同じ内容で稽古。ついでに「上手く出来ない手技があるかい?」と質問を受け付け、3つ程の動作を指導。又、蹴りでも同様の指導。

後半は各々套路練習。少林拳、形意拳、太極拳など思い思いの拳種を行なう。最後に一度3人で正宗太極拳を一通り通して貰い、各自の修正点を指摘。言われた事を忘れずに日々稽古してさえ呉れれば、問題なく上達するんだが・・・(笑)。

スパーリングも軽く行ない、最後に排打功を少々練習し、10時15分頃稽古終了。お疲れ様でした。

 

二夜、強い胃痛で眠れぬ夜を過ごす。いつもは酒で麻痺させてるからなぁ(笑)。そろそろ禁酒か?俺も。ヘッ、ヤなこったい!(笑)。

 

 

 

5月17日(金)  仙台・套路(型)クラス

R枝さん、N原君、S木君が稽古に参加。体調を崩しているM子さんが稽古前にわざわざ月謝だけ届けに来てくれたので、少し話をした。

先ずは準備運動をし、套路を練習。老八掌、正宗太極拳、五行拳を何時もより丁寧に行なったので、ここまでで前半1時間。

後半は雑談も含みつつ各自套路の練習。最後に10分程楼膝ヨウ歩の応変練習をし、軽い整理運動をして10時過ぎに稽古終了。

その後、N君・S君とが太極拳の対錬套路を練習し始めたので様子を見、10時20分頃道場を後にした。

 

R枝さんはそろそろ“正宗太極拳らしい動作”を目指して練習。

S木君は正宗太極拳の套路手順を洗い直し。ついでに形意用法や彼が昔習った八極拳の用法など、直ぐに使える物を少しずつ教える。

N原君は形意五行や12形拳を練習。少し気になる動きがあるので、これから少しずつ直して行く予定。

 

 

 

5月14日(火)

久し振りに築館・老先生宅へお邪魔し、技について質問。詳しく教えて頂く。去年より元気そうだったので幾らか安心する。

南方の力先生に連絡を入れた所、今夜は食堂を開けるとおっしゃるのでお店に寄り、これまた随分久し振りに先生と一杯やった。震災後間もなく先生が雄勝の瓦礫置き場の警備をしていた時の出来事を始めて詳しく聞いた。人に話せる様になるまで、時間が掛かったのだろうと思う。心眼流についても秘伝・口伝を幾つも習った。酔っていたが今回は完全に覚えている(笑)。今回先生と2人きりで飲んだから覚えているのかな(笑)。

 

先日読んだ『加持祈祷秘密大全』は、全編これ旧字体・読み仮名も旧かな使いで大変面白かった。この頃は旧字体を目にする機会が減った。最近では大正時代の小説も現代文字に直されていると聞くから、仕方ない事なのだろうが何となく淋しい気もする(まぁ私の場合は経典関係で旧字体バリバリの世界にいますが)。

何年か前、歌手?の幸田クミの名前の話をした折、20代の子が「来るって字が違いますよね」と言うので、「あれは来の旧字だよ」と教えたけれど“旧字体”が解らなかったようで、「昔の字だよ」と言い直して始めて通じた事がある。偏差値の高い高校を出た子なのだが、もう今の10代・20代とは文化が違うのだな、と昭和40年代生まれの私は感慨深く思ったのであった(笑)。

 

 

 

5月12日(日)  日曜個人稽古

午後2時頃、N原君が我が家に遊びに来た。一緒に心眼流の組取りでも出来れば良かったのだが、2時半過ぎに私の仕事が入っていてそうも行かず残念。矢張り土日は夕方にならないと時間を割くのが難しいなあ。でも顔を見て話をするのが楽しい。

 

午後4時半頃にはA目さんが来たので、庭で1時間ほど心眼流を教える。体術の型、組取(二人組みで行なう型)、刀術などを一つずつ練習。

その後2人で飲みながら種々の会話。違う職種の大人と飲むというのは良いもので、知らない事を知る機会となる。飲みながら私の得意手を一つ二つ伝授。柔らかい技。

A目さんには良い泡盛をお土産に貰ってしまった。「君は金曜しか稽古に来れないのに、週二回分の月謝を払ってくれてる。生徒が減った震災後、とても助かっている。個人指導や、遊びに来るのに土産なんて要らないのに・・・」とか言いながら、美味しくご馳走になった(笑)。また何時でもございん。みんなも気楽に習いにお出でませ。

 

 

 

5月11日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

S木君、T村君、K君、I藤君が稽古に参加。

①準備体操 ②各種基本 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧套路数種(単錬・対錬)で2時間稽古。

10時からは柔術を稽古し、10時20分過ぎ本日の稽古を終了。

人数が余ってしまったので(笑)、私はスパーのタイムキーパーをしながら皆の動きを見る。個性があって面白い。矢張りいつも同じ相手とだけスパーをするより、多くの人に相手をして貰う方が学びは大きいだろうな、と改めて思う。

 

昼、N原君から電話があり、「知人が相談したい事が有ると言うので忠経さんの携帯番号教えましたが、マズかったでしょうか?」と言うので大笑い。全く問題無い。女の子でもあるめーし、知らない人に番号教えちゃいや~ん、なんて訳がねえだろ、俺が(笑)。いや~笑った。

ついでに翌日曜の話もちょいとして電話を終えた。

 

 

 

5月10日(金)  仙台・套路(型)クラス

C葉さん、R枝さん、K池君、A目さん、I藤君、S木君が稽古に参加。

準備運動と基本功の後、或る基本功動作の使い方を二人一組となって練習。解擒、防禦、攻撃などの動きを通じて、無駄な力に頼るのではなく身体の動きを使う事を学んで貰う。基本功の中には用法を説明されないと、妙な体操にしか見えない物もある(笑)。その妙な動き(笑)は身体をほぐし全身を繋ぐ助けになっているだけでなく、それだけでも使用に耐える事を知ると、基本功への理解が高まる筈である。

ついでに相手の力(攻撃)を小さな力で防禦する技術を数種練習。金曜クラスの生徒さんも思った以上に楽しく取り組んだみたいで何より。

ここまでで約1時間。後半は套路や対錬型を夫々稽古。

皆の套路を見ながら、その都度様々な実用例を実演。理解に供して貰う。

10時20分頃、一度稽古終了。その後4人が残って形意棍を練習し始めたので、劈棍の用法を対人で稽古。

10時40分頃、私は道場を後にしました。

 

M子さんから、先週の指導日記について、「コーヒーのくだりで笑った」とメールが届いて嬉しくなった(笑)。

 

 

 

5月7日(火)  ご機嫌な日々。

何年か振りにシャルトリューズを買って飲んだ。ようやっと洋酒なんか買って飲む気持ちの余裕が出来たのか、俺(笑)。

ご存じない方の為に一応説明しておくと、この酒はシャルトリューズという基督教寺院で作られているので、その名が付いてます。130種のハーブを漬けんであり、素敵な香りがします。私はこの酒が好きです。本堂に幾ら酒が有っても、買って飲みます。え?「西洋人を毛嫌いしてるクセに、そんな酒は飲むのか?」ですか? はい、すみません。飲みます(笑)。

この酒は口内をスッキリさせるので、西洋では、この酒を飲んでいるカップルを見ると“ああ、これから・・・なんだなぁ”と思わせるそうですよ。全く、下世話なこってす(笑)。

この酒は水割りなんかにしてはいけません。ロックです。ロックが最高です。

因みに、強い酒が飲めない方は、氷砂糖(粗い物)を酒につけて舐めると良いのです。この方法は、味の解らない初めての酒を試して見る時にも使われます。お酒の飲めない女の子でも、この方法ならお酒を楽しむ事が出来ます。・・・この方法でやって御覧なさい。女の子なんて一発で落ちるから。←保証はせんぞ(笑)。

って、このネタ、随分前の『指導日記』でもやった気がする(笑)。

↑あくまでジョークなので本気で怒り出さないように。

 

 

 

5月6日(月)  雑談と本の話

或る会社の御祓いを頼まれ、岩切に行って来た。既に帰省ラッシュは過ぎたのか、大した混雑もなく着いた。いつも仙台教室に通っている道路から脇へ入った所。基本、同じ道しか通らない性格のワタシは一本裏道に入ると景色が大変新鮮に感じたり(笑)。

 

小野清秀著・『加持祈祷秘密大全』読了。凄い名前の本でしょ?(笑)一般の方には無縁な本じゃないかと思います。少し前にこの日記で『ネットで古書を4千円で買った」と書いた本が、これ(笑)。仏教(密教)から神道、仙道、それら入り混じった加持祈祷(拝み方)の方法などを取り扱っており、職業柄(笑)大変興味深く読むと同時に、昔の人に比べて私はまだまだ覚悟や修練が足りんなぁ、と(当然の事ながら)直面させられました。

改めて学んだ事の多い読書で、加持祈祷に対して己がどの位の覚悟を持っているか、に直面させられたのが有難い。

 

 

 

5月4日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

午後2時~4時迄NHK教育で数回分を纏めて放送した、仏像の番組を面白く見た。この番組で篠原ともえを久し振りに目にしたけど、大人っぽくて魅力的な女性になってたのね(笑)。

 

さて、稽古にはS木君、T村君、K君が参加。

①準備運動 ②各種基本。ここまでで30分かからなくなった。皆が慣れて来て一つ一つに細かい説明が要らなくなったからだろう。

③防禦練習 ④外家拳技術。④の技術類は「慌てて全てを通さなくて良いから、一つずつを丁寧にやる」様に注意。

⑤歩法数種 ⑥約束組手。歩法と約束組手をきちんと関連付けて動く様にするのよ、と注意。これも又、「時間内に全種類やれなくても良いのだから、一つずつ丁寧に」と指導。

⑦スパーリング。「スパーリングは相手をやっつける物ではないよ。怪我をしないように」と(何時も通りの)注意を与えて開始。時々ニヤリと笑う様な感じで楽しみながらやった方が余裕が出て、学びの範囲が大きい。昔は相手を倒す様なスパーリングをしたが、それだと気持ちの優しい人は到底付いて来れないのだし。元から強い者だけが残って更に強くなる、というのでは武術の意味がない(笑)。

⑧外家拳套路。一人型・二人型を数種類練習。

10時過ぎ、簡単な整理体操をして打撃クラスは終了。

 

その後、時間のある人は残り、柔術を基礎から軽く練習。10時半頃、今夜の稽古終了。お疲れ様でした。

 

カルメン・ミタ、三田雄士共著、『カポエイラ』という本を読んでみた。カポエイラの実技や考え方を紹介している。“あとがきに代えて”はなかなか良かった。立ち読みで良いから(笑)、そこだけ読んでみて。

 

 

 

5月3日(金)  仙台・套路(型)クラス

世間は黄金週間とやらだが、ウチは関係なく稽古あり(笑)。でも折角の休日に稽古に参加する人達が相手なのだから、今夜は突き(ストレート・パンチ)の講習会をする事にしたっ!←相変わらず思いつき。

私は若い頃パンチが苦手だった。試行錯誤の中でフックは当てる場所を変える事で威力を出せる様になったが、ストレートパンチでは相手を痛める事は出来ても倒す事は出来なかった。苦肉の策として組手で腕は防禦に、足で攻撃としたものだ。が、実戦だと思った以上に間合いが近いので、自動的に手技になった。

さて、そして今。突きに自信を持つ様になった。中国拳法の突きを正確に、と追い求める内に威力有る突きというのが身に付いた。突きについてはほぼ完成する方向性を見つけたと思っている。今夜はそれを伝授。土曜クラスではしょっちゅう教えている事なのだが、套路中心の金曜クラスで教えるのは稀である。・・・“強い突きだなんて、そんなの恐ろしいわっ”と思う生徒も居るかも知れないが(笑)、強い突きというのは正しい動きをしているという事であり、それは当然套路にも反映されるのだから。怖がらずにやりなさい!(笑)

 

さて、そんな今夜はC葉さん、S木君、K君、N原君が稽古に参加。前半30分程準備運動と基本功をし、早速突きの練習。理解を深める為に、数種の突き方で練習して貰う。空打ちだけでなく、相手にミットを抱いて貰い、パートナーに威力やフォームを指摘して貰いながら。

皆正しい動きに取り組みながらも笑ったりして楽しげに練習したが、フォームや動作の一致などを確認しつつ行なう何せ地味な稽古ではある(笑)。今夜の稽古内容を見学しているだけの人が居たとしたら、さぞかしツマラナイんじゃないかと思う(笑)。重要な練習ほど地味。そんなもんである。

稽古終了は10時過ぎ。準備運動と合わせ2時間一寸の稽古だが、今夜参加した人は確実に上手くなった。道場でも言ったけれど、伝授されただけでは上手くならないので(笑)少しずつで良いから練習し身につけて下され。

あの位練習すると(まだ自分は出来なくとも)、人の動きを見て力んでいるとか、動作が一致していない等といった事が見える様になるんじゃないかと思う。それだけでも大したものですよ(笑)。

 

「コーヒーを日に4杯以上飲むと若返り効果があるんですってよ!」と聞いた。ボクは大抵毎日一回は豆を挽いてコーヒーを飲むけれど、それで約2杯分。あとの2杯はインスタントでも良いのでしょうか、おお神よ。

 

 

 

 

 

4月25日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

今日は朝から眠過ぎる(笑)。眠い目をこすりつつ仙台へ向かい、7時半頃道場に入り武器術を稽古して8時を待つ。

 

I藤君、S木君、T村君が稽古に参加。少人数でしっかり稽古。

①準備運動 ②基本各種(S君が「仕事で毎日あんなに走ってるのに、稽古では息が上がる」と言うので笑った) ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手・連攻バージョン ⑦スパーリングをし、軽い整理体操をして10時に一度稽古終了。

S木君とのスパー中、寝技になったので簡単に外す(技から脱出する)方法をやって見せる。道場中に「イテー!」という声が響く(笑)。喰らって一つ技を覚えたろうと思う。全ての状況に通用する訳ではないが、このやり方で多くの組技を外す事が出来る。尤も技は何でもそうだが、完全に決まってからではダメである。技が決まる途中(攻防の最中)で使わねばならない(笑)。

 

その後、柔術を稽古。①Y田先生が教えてくれた技術類の復習 ②初伝技の練習をし、10時40分頃に今夜の稽古終了。

 

以前『ひねもす』で書いたロイター通信の話ですが、先日知人に貰った石巻の無料配布小冊子に、ある拝み屋さんの広告が出ており、それに“ロイター通信で紹介されました!”と宣伝文があるのを見て笑ってしまいました。

 

 

 

4月26日(金)  仙台・套路(型)クラス

夕方、雨も小降りになったので少し早目に家を出て、松島の熱い温泉(霊泉館)に浸かってから道場へ。こんな一寸した楽しみを挿入する事で、道場への道程もウキウキしたイベントになる(笑)。

 

道場到着は7時半頃。既にS藤さんとC葉さんが居られて稽古中。

他にR枝さん、きぐっつぁん(笑)、S木君、A目さんが稽古に参加。今夜は久し振りに心眼流・T哉君が遊びに来てくれ、動作の細部について教えて貰ったり、S木君が型を見て貰ったりした。雑談も挿み楽しい稽古時間。

①準備運動 ②套路数種(今夜は八卦掌の套路を4種類と陳式太極拳の前半部を練習) ③各自套路練習 ④楼膝ヨウ歩応用変化

等で10時20分頃、稽古一旦終了。

A目さんが残って稽古していた様なので、少し顔を出して指導。私は10時40分頃道場を出ました。

 

対人練習を行なう事で、自分の套路の動きが正しいか否か分かります。対人練習で学んだ事を、套路に活かして行く事により更にレベルアップして行きます。套路で正しい動きが出来ていれば対人でも技は効果を発揮します。

 

 

 

4月25日(木)  平和な日常のコト・②(笑)

庭の桜がほぼ満開。去年、葉にわんさと群がっていた毛虫を取ったせいか、今年は花数が多く美しい。毛虫には気の毒したけれど(苦笑)。

日曜にはもう散り始めそうだ、花を愛でるなら今日しかない!と庭にゴザを敷き、独り宴会。

月曜に食べた珍味・ばくらいの味が忘れられず、せめて代わりにと一寸した珍味を買って来た。頂いていた純米酒、庭で採れたフキノトウの味噌油と一緒に。

・・・翌日は雷雨。良かった、花見やっといて(笑)。

 

 

 

4月22日(月)  平和な日常のコト。

 

今週頭、夕方から大盛り蕎麦に挑戦しに行ってきました。

実は松島(45号線沿い)に大盛り蕎麦で有名な店(松島庵)があるので、そこへ行ってみた訳です。

店に着いたのは4時40分頃。店先に暖簾は出ていましたが、『準備中』の札が出ていました。

「夜の部は5時には開くべ」と、友人と時間潰しに見晴し台のある双観山に行ってみたのです。眺めは最高でしたが、寒かった(笑)。

見晴し台のすぐ近くには“双観山”という料理屋があり、ここが何とも良い雰囲気なのです。

友人と「いっそここで食べようか?」。「それじゃ当初の目的が果たせないさ」と笑い、松島庵に戻ってみた所、なんとシャッターが下りていました(笑)。大笑いしました。

では、とばかり双観山に入ってみた所、おやまぁ何ともイイ感じ。

長いテーブルが海の方を向いて、海を眺めながら食事が出来る様になっています。

天ざる(僕は勿論大盛り)と、“バクライ(漢字忘れた。莫久来だったかな?)”という名の・ホヤとナマコの肝和え、日本酒(石巻の日高見を注文。復興応援です)を頼んでみました。

バクライ、絶品!これはクセになる。食べなきゃ損!日本酒に最高!

天ざる、美味し!

〆に蕎麦湯を満喫し、2人で3980円程のお勘定。ここは気に入りました。

暮れて来る海を見ながらのお酒。何とも贅沢です。

 

食事の後、これも予定通り、近くの日帰り温泉に行きました。

最初予定していたのは、新しく出来た温泉施設だったのですが、隣接して“元湯”と看板のある古い温泉宿があったので、そっちに入ってみる事にしたのです。

400円で入れましたが、石鹸などは各自持ちこみでした。

お湯は透明、塩素消毒してあるニオイがしますが、何時までも身体が温かい湯でした。

でも熱い。なかなか熱い(笑)。川渡の共同浴場程ではありませんが、なかなか熱い。

小さい頃から熱い湯に浸かって来たボクは平気でしたが、友人は結局湯船に入れず、

肩からかけたタオルに湯を上から流すだけで精一杯な様でした。

友人、「ダメだ。隣の温泉施設に入り直すよ」と言うので、温泉のハシゴしました(笑)。

隣の施設はお風呂500円。友人はお風呂に入りに行きましたが、熱い湯に浸かって汗だくのボクは館内でビールを飲みました。入館時に500円を払うシステムじゃなかったので、ボクは500円を払わずにすみました(笑)。友人の報告によれば、泉質は同じだったそうです。湯温は入りやすかったそうですが。

ここで飲んだ、一ノ蔵の“すず音”というスパークリング・日本酒(?)が最高に美味でした。気に入ってしまいました。

楽しい夜となりました。

 

双観山の女将さんに、「ばくらい、宣伝します」と言ってきたんで、ここで宣伝しました(笑)。←季節モノだとは思います。

 

 

 

4月21日(日)  雑談

例年3月か4月に降るドカ雪がなかったので、今年はもう降らないのかな?と思っていたら、これこの通り(笑)。ニュースによれば、この時期に仙台で積雪するのは66年振りとか。

今日の午前中はとあるお宅の法会があり、朝起きて雪を見た時は一寸焦ったけれど(何せとっくにノーマルタイヤ)、大した渋滞もなく行って来れて一安心しました。

 

NHKアーカイブスでキャンディーズやってる(只今15時25分)。キャンディーズ、私が小学低学年の時で直撃世代なのよ。大好きだったんだ、スーちゃん。早いよな(涙)。←ML掲載時はリアルタイムのネタだったのです(笑)。

 

 

 

4月20日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

T村君、I藤君、K君、S木君が稽古に参加。

①準備運動 ②各種基本 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧外家拳基礎套路で2時間10分程稽古。

その後、柔術の手解き類と、逆取り1本目・逆投げ1本目を練習し、10時半過ぎに稽古終了。

天気予報通り、遅い時間からは雨が降り始めました。結構濡れる雨でした(笑)。

 

黄金週間も道場は変わらず開けます。ええ、アタシぁ暇なので(笑)。

 

 

 

4月19日(金)  仙台・套路(型)クラス

午前中、一時アラレが降りました。この時期に霰や雹が降ると、小学校(中学校でしたか?)の教科書に載っていた『春先の雹』という話を思い出します。・・・「そんな話、知りません」と若い人に言われましたが(笑)。あなたはご存知?『春先のひょう』。

 

私が道場に着くと既にS藤さん、C葉さん、R枝さんが居て楽しそうに練習?中。

20時に準備体操から始めていると、M子さん、K池君、T村君、I藤君等が到着。「道場近くにカラオケ店が出来ていた」とのM子さん情報を皮切りに、カラオケの話題で一くさり雑談。笑った笑った。

準備運動に続いて基本功数種、その後套路(老八掌、正宗太極拳、五行拳、外家拳数種)を皆で揃って練習。五行拳の使い方を所々説明。エゲツナサに笑いが起こる。古い武術はエゲツナイですよ、ホント(笑)。

小休止を挟み、後半の稽古。

先ずは正宗太極拳・楼膝ヨウ歩の実戦応用を対人で練習。「用例としてはこの様にしているけれど、実際にはこう使って良いのです」と説明すると、これまたエゲツナサに笑いが起こる。

形意拳のヘキ拳・サン拳・崩拳の用法練習。これも対人で稽古。

八卦掌の用法練習。対人で変化など練習。ここまでで10時過ぎ。

その後、アクロバチックな意表を付く技を3種類ほど紹介し(「紹介」というのは、やって見せたという事です)、皆で練習をして10時半過ぎに稽古終了。今夜も時折笑いの起こる楽しい稽古が出来ました。

 

 

 

4月16日(火)  読書記

坂出祥伸、『気と道教・方術の世界』を読む。気や御札(オフダ)、中国医学、錬金術や不老長生、儒教など中国・韓国文化を広く扱ってあり、御札の文意などの勉強になるかと思い購入したのである(無論105円・笑)。思った以上に勉強になった。私には面白い本だったが、普通の方にはどーでも良い本じゃなかろーか?(笑)

「この世界は全て同じ“気”から出来ている。気が集まれば物の形となり、気が散ずれば消える。自然の流れであり、創設神は不要。全てが同じ気で出来ているのだから、我々人間も宇宙と感応する」(大まかに)、との思想は秘教的宗教が普遍的に持つようだ。あの基督教ですら、一部の秘教的派は同様の考え方を持っているのを読んだ事がある。入り口は違っても最終的には全てが同じ位置に立つというのは示唆的である。

所で、弘法大師(空海)が高野山を当時の政府に上奏して貰い受けたのは、高野山には水銀が取れたからといわれる(高野山の守り神は丹生明神という名が付いている。丹生とは水銀の事である)。何故お大師さんが水銀の取れる場所を貰ったかというと、その水銀を寺院運営の資金としたと言われているのだが、我々僧侶の間では「お大師さんは水銀を使って不老長生薬である金丹を作ろうとしており、その副作用で晩年は背中に腫れ物があった」と事実正誤の解らない噂があったが、それもあながち嘘ではないのではないか?とこの本を読んで思った。

 

 

 

4月13日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

I藤君・T村君が稽古に参加。

①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦自由組手 ⑧套路 ⑨柔術

④⑥では現在練習している動きの発展形や変化なども一部説明。

大和流柔術のY先生より練習会の提案を頂いているので、そろそろ柔術も復習しておこうか、と柔術を練習。稽古は10時20分頃終了。

 

明け方、関西地方で強い地震が有りました。幸いにも津波も無く、被害も少なく済んだようです。地震の度に、より地震に対しての準備が整って行くから、被害が減って行くのでしょうね。私が子供の頃に起きた宮城県沖地震は震度5でしたが、大きな被害がありました。皆さんご存知の通り、あれ以来少しずつ建物の強度に変化が起こり、阪神大震災で地震に強い構造というのが決定的になった感じでした。

その後、約10年ほど前の宮城県北部地震では停電・断水が数日続きました。あれ以後、頻繁に「オール電化にしませんか?」という電話や訪問が増えたものでした。私個人の考えとしてはガス・電気・灯油など別々に利用しておく方が安心だという印象があるので断ると、「北部地震でも電気の復旧が一番早かったですから」と宣伝の方が言うので、「お言葉ですが私の所ではガスが一番早かったです。次に水道。最後は電気でした」と、その類いの電話が有る度にお断りして来ました。

そこに先日の東日本大震災です。もうね、津波にかかっちゃぁ電気もガスもクソもねーですよ(笑)。なんせ家がねえんだから(笑)。

倒壊被害を免れた私の本籍では(ここは北部地震の時は被害が大きかったです)、電気もガスも水道も何週間もかかりました。確かに東日本大震災の時は電気の復旧が一番早かったですが、他に何にもないんだからテレビ見る位なもんです(笑)。ガスはプロパンを設置して行きましたが、ずっと電気もガスも止まっていた冬の事でしたから、給湯器が凍結して壊れていて使えませんでした。メーカーに電話した所、数週間で新潟の業者さんが来て無料で部品交換してくれました。その間風呂はずっと米国軍のシャワーでしたが、あれは良い経験でした(笑)。因みに私の友人の所でもボイラーが浸水で壊れてしまい、懇意にしていた近所の店舗に修理依頼したそうですが、「部品が手に入らない」と何ヶ月もかかった上、結構な額の修理費用を取られたとの事でした。

おっと。思い出話が長くなりましたか(笑)。

ガス・水道・電気・灯油・・・リスクは分散しておくべきだというのが、今も変わらない私の考えです。

 

 

 

4月12日(金)  仙台・套路(型)クラス

石巻でもそろそろ桜の頃。仙台は満開に近いとか。花見の予定は全くないけれど、桜が咲くと何とはなしに嬉しい気持ちになります。

 

7時半過ぎ、道場着。自主練習して時間を待つが、気付くと9時。誰も来ないので9時半まで自分の稽古をし、道場を閉めた(って、まさかその後に来た人いないですよね?)。今夜は2時間ほどしっかり自分の稽古が出来た。

道場の後、ちょっと友人の所へ寄り、お出かけの計画を立てた。超大盛り蕎麦に挑戦の後、日帰り温泉へ行こうという目論み。飲めない友人が運転をするというので、私は飲めるのであります。楽しみが一つ増えたかな(笑)。

 

朝、まだ目が覚めない内の太極拳は良いですよ。ボーっとしてて良いので思い切りゆるゆるやって下さい。無駄な力が入らないから、重い腕が出来たりしますよ(笑)。朝の10分、オススメです。

 

 

 

4月6日(土)  拳法(打撃)基礎クラス

夜から明日にかけて暴風雨警報。既に今夕の段階で翌日の東北本線の運休が決まったり、T村君情報だと「外出禁止令を出す事も検討されているらしい」。外出禁止令って・・・ミャンマーの夜しか思い出さんど(笑)。

という様な天候なので、“稽古に来る奴なんているかいな?”と思いつつ道場に行ったのではあるがT村君が来た。今夜は彼一人だったので、メニュー変更して稽古。

 

①準備運動

②基本。手技・足技一つ一つに注意点・修正点を解説しながら。休憩の度、教わった事を彼がノートを取った。マンツーマンだから出来る、筆記しながらの稽古。

③肘打ちの入れ方・実戦用法。教わる事だけでなく、それを元に他の技術との関連にも気付くのが素晴らしい。

と、ここまで結構な分量を教えたり、修正したし、雨も強くなって来たので早目の9時20分に稽古終了。

お疲れ様でした。

 

・・・暴風雨だ!と警戒した割に翌日の雨は然程大した事がなかった。いや~良かった(笑)。

 

 

 

4月5日(金)  套路クラス

随分温かくなって来ました。動くと大分汗ばむ気温となりました。自宅で衝錘の練習なぞすると、あっと言う間に汗まみれです(笑)。

今夜はC葉さん、R枝さん、A目さん、I藤君が稽古に参加。久し振りにS藤さんも道場に来ていました。

①準備運動

②基本功。久し振りに細かい物も行ないました。石巻教室では老若男女、毎回足上げもやっていたものです。

③套路(老八掌、正宗太極拳≪後半部≫、外家拳数種、陳式1路前半部)

④対錬。シンプルな物から、截脚などを練習。

⑤楼膝ヨウ歩の応用数種。今夜も数手増やしました。同じ動きで幾つかの対処が出来る事や、身体の動きさえキチンと身についてしまえば腕でなく、肩などでも同じ効果が出せる事に気付いて貰えたかと思います。套路を正確に練習して下さい。套路さえ身につけば出来ます。腕だけ、力だけで対処しようとしないで下さい。全身を使います。その為の套路練習です。

⑥少林拳の用法3手。速くて痛い技達(笑)。

⑦肘打ちの入れ方数種。先々週にも少し練習した物を復習の形で。

等を行ない、最後に皆でマッサージ(自分で出来る物)をして稽古終了。10時20分頃、私は道場を出ましたがA目さんやI藤君は残って自主練習して行った様でした。

途中、R枝さんから棍の押さえ方や相手の腕の引っ掛け方の質問を受けました。さすが太極拳15年、マニアックです(笑)。

C葉さんからも以前MLで述べた事に対して質問が有りました。述べた事に反応が有るのは嬉しいですね(笑)。

 

ややこしい本の合間にT村君から貰った『赤毛のアン』シリーズを読書中(笑)。ややこしい本より『アン』を読んでしまいそう(笑)。

 

 

 

 

3月31日(日)  春の昇級審査会

雪。車や屋根に薄っすらと積もった。

今夜は昇級審査会。道場にはI藤君、T村君、S木君、A目さんが来た。誰かが試験を受けている間、他の人は自分の稽古を。

課題点は各自に伝えたのでここで採録しないが、今後の課題として積極的に取り組んで頂きたい。受験者は全員合格。試験を初めて受けたA目さんは、「緊張で息が切れた(笑)」と感想。そう、そうなんですよ(笑)。これって受けた事がないと解らない部分で。

T村君は少林拳で準初段合格。とうとう2人目の準初段者。これから初段・黒帯に相応しい様に一つ一つの技術を掘り下げて行く。ここから黒帯を締める迄、半年か、1年か、2年か、それ以上掛かるか?は本人の修練次第である。是非、頑張って貰いたい。期待する。彼の突きは随分良くなった。少しずつ解って来ている様だ。何か一つの事が解ってくると、連動して解って来る事がある。

 

私が支部長をしていた流派では、昇級・昇段審査会は年に2回。受験資格は入会後半年以上だった。それだと入会時期によっては、熱心に稽古しているのに1年近くも無級のまま、という門下生が出て来る。大人はそれでも良いが、若い人だとモチベーションが下がる可能性がある。そこで私が独立した際、審査会は年3回(受験資格は同じ)に増やした。フルコン空手では年4回審査の(資格は入会から3ヶ月以上経ている事)出来る所もあるが、残念ながら私にはそこ迄の時間的余裕はないのであった(笑)。

あ、そうだ。大阪に離れたT中さんも受験したい時は出来るので、稽古の成果を試したい時は万障繰り合わせて審査にどうぞ!審査を受けると上手くなるしね(笑)

 

 

 

3月30日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス

T村君、I藤君が稽古参加。

①各種基本。手技や蹴りなど、物によって注意点を。

②防禦練習。リズムを変化させたり掴みを入れる様に言うと、緊張度が上がったみたいで良い稽古になっていた。・・・いつも同内容の稽古をしていると、ついつい(無意識に)リズムなどが一定になり、欠伸をしながらでもこなせる様になる。それではならないのであって、実戦では相手のリズム・タイミング・踏み込み度合いなど夫々異なるのだから、緊張感の欠いた稽古をしてはその稽古をする時間(稽古に使っている時間)が勿体ないのだ。

③外家拳技術。上達に応じて動作に自由に動きを入れる。I藤君の七手が大変スピーディーで良く、感心す。

④歩法。余り大袈裟な歩法は必要でないが、相手の攻撃を避けるにも入れるにも足である。運足は滑らかに。

⑤約束組手。或る技が金剛搗タイになる事を公開。←「公開」なんて言うと如何にも大袈裟だが、これは殺し技である。

⑥スパーリング。明日の審査会に備えて怪我のないように軽く一戦だけ。

⑦套路。少林拳の審査課目ともなっている数種の外家拳套路を練習。又、形意拳を上手く打つ為の足の使い方について指導。T村君も良い手応えが有ったようで、なかなか的確な感想(コメント)を言っていた。私も嬉しくなる。これは一寸した物なのだが、大きな違いを生む。初心者に教えると変な動きになってしまったりする場合があるので、時期を見て教えるようになったのだ(笑)。

今夜は少し早目に稽古終了。明日の審査に備えて貰う事に。

 

2人ともそろそろ有段者への階梯なので、同じメニューでも少しずつやり方を変えている。

又、久し振りに(人数が余ったので)生徒の動きをずっと見ていると、修正点がはっきり見える。I藤君の修正点(これは本人が意識して直すともっと戦いやすくなる)、T村君の修正点(これはスパーで直して行くのが最善かと思う)。

 

T村君から『赤毛のアン』の続編を3冊頂戴した。嬉しいわ(笑)。

 

 

 

3月29日(金)  仙台・套路(型)クラス

第五金曜の今夜は武器術。武器の稽古日は持参する荷物が増えるが、それも又楽しいもの(笑)。

R枝さん、K池君、A目さんが稽古に参加。少人数だが内容濃く稽古!(笑)

早く来たR枝さんに稽古開始時間まで形意刀を指導。少しずつ憶えて貰えば良いので、焦る必要は全くないですよ。

①心眼流の剣術。基本的な降り2種。それを対人でも練習。演武用の型3種。老先生直伝の刀法数種(口伝は抜き)。刀の奪い方。

②心眼流の棒術。棒対棒、棒対刀、棒の奪い方など。時に中国武術の棍術も説明の便に利用。

③ナイフ術。基礎からテクニックを対人で練習。

④剣術の復習。他に棒術の別法や、「身についていないから、こんな質問が出る」(笑)といった余談を。

⑤実戦で肘打ちを入れる方法数種。

で2時間15分程の稽古。

その後もA目さんは残って形意刀の練習をしていたので、少し付き合う。10時半過ぎ、私は道場を後にしました。

 

フィン著・『アンナの小さな神さま』を読む。最初、少年向けの物語かな?と思って読み始めたのだが、神(宇宙)と人間(あらゆる物もの)との関係を語る哲学的な本だった。
私の経験や思考してきた体験から、書いてある内容は理解できたとは思うが、中には誤解釈している部分もあるかも知れない(笑)。理論的思考の苦手な私は自分の経験を本書の様に追及して考えた事はなかった。
それにしても、アンナを生かしておく方法はなかっただろうか。アンナは満足して逝ったのだろう。すべき事は終えたのだろう。これが一番なのだろう。それにどうこう言うのは「お前は本当には解っていないからだ」と笑われるだろうが、それでも私は言いたい。アンナが大きくなって生きていくのを見たかった、と。だって、小さなアンナが死ぬのは、つらいんだもの(笑)。

 

 

 

3月27日(水)  さようなら、T中さん!

という訳で、夕方から一緒に飲んだ。諸々の会話の中で、今後の武術への取り組みについて考えていた彼に、ヒントを与える事が出来たようで何より。いやー楽しい時間でした(笑)。

 

 

 

3月26日(火)  読書

米原万里・『必笑小咄のテクニック』を読む。米原氏の著書はだいぶ以前、『不実な美女か貞淑なブスか』を読んだ事があるが、まさか笑いについての本を書いているとは知らなかった。後半に行くほど面白い本。最初の方は“アタシにはアメリカン・ジョークを解する事は出来ないのね”(笑)と思ったが。

所でこの本、笑いにカコツケテ(というかジョークは権威を笑うので当然の様に)当時の小泉首相や外国の権力者の批判をしているのが面白い。通訳者としての情勢の見方が新鮮でした。

 

 

 

3月24日(日)  仙台・拳法(打撃)&対錬クラス

来客で道場に出られず皆に稽古を任せる事になり、T村・I藤の両君に指導をお願いした。この2人が居てくれれば初歩的な指導は充分であり、安心して任せられるのが有難い。

今夜はA目さんと3人が稽古に参加した様子。

 

蹴りというのはある程度独学でも練習量さえ多ければ結構身につく。しかしパンチ(突き)は独学では難しい。恐らくこの“むつかしさ”は本当に練習している者でなければ解らないのではなかろうか。多くの修行者はある程度の所を以って突きを“これで良し”としている。だから突き(ストレート)で相手を倒せない。

 

蹴りはある程度の年齢になったら無理して高く上げる必要はない(無論高く上がればそれで良いし、努力は必要だが)。それよりも正確に蹴る練習が必要である。何せ、かわし難いのは低い蹴りなのだから。高い蹴り(特にミドル以上の回し蹴り)は“蹴りを掴もう”と待ち構えている相手には餌食でもある。

しかし、子供や若者には出来る限り高い位置を蹴るように練習させる。身体能力を上げる。

 

武術というのは結局は、ある程度年数をやって身につけば、そこからは自分の身体との関係になる。実は必要な物は誰もが既に持っているのだから。少なくとも私はそうして身につけて来た。

 

 

 

3月23日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

とうとうT中氏が転勤となった。今度の行き先は大阪だそうで、また遠い所になったものである。彼は飲み会等の道場の行事には率先して幹事を受けもってくれたりし、遠慮しいの多い当道場(笑)では一体どの位助かったか解らない。彼の様な個性的な人が居なくなるのは実に残念(笑)。

T中氏とは2年半程の付き合いだったが、私と年齢も近く、飲み仲間的な感覚もあったので、この別れは淋しくなるのう。

という訳で本日の稽古前、道場にT中氏が最後の挨拶に来てくれたので、都合のつく生徒さんには来て貰い別れの挨拶をした。私自身、彼には随分世話になったのでせめてもとビールひと箱渡したら、高級な日本酒を頂いてしまいかえって恐縮した(笑)。

大阪には多くの中国武術道場もある様だし、T中氏が私の知らない拳法を向こうでしっかり学ぶような事があれば、いつか私にも教えて貰いたい物よのう。むふふ。

 

さて、稽古にはI藤君・T村君・S木君がが参加。基本的にはいつもと同じメニュー。

①準備運動 ②各種基本 ③防禦練習(基本の受けは接触を利用する物に変更。有段者への階梯) ④外家拳技術(一つ一つの技術を丁寧に) ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧外家拳の套路数種 で2時間の稽古。

この所ずっと人数の都合で稽古から余ってしまっていた私(笑)も、今夜は久し振りにスパーリングが出来た。楽しいね、スパーリングは。久し振りに動くと身体のキレが鈍っているのが解る。ううむ。

 

S木君が習っている居合い教室の飲み会が午後2時頃からあったそうで、「慌てて道場に来たのだがT中さんに会えなかった!」と残念がっていた。「これから道場(八大武舘)に行く」と言ったら宴席で残っていたビールや酒を「持って行け」と沢山渡されたそうで、そっくり私に置いて行った。酒に縁のあった今夜(笑)。

 

翌8時に鶴ヶ谷で仕事の待ち合わせ。なので今夜は石巻に戻らず、24時間営業のセイユーで車中泊。ここは私のお気に入りの場所である(笑)。T中さんの台詞じゃないが、「コンビニ等の駐車場で車中泊すると、近くに“冷蔵庫”があるじゃないですか?(笑)。何時までも飲んでしまいます」であり、ワタクシも同様、翌日仕事が有るというのに結構飲みました(笑)。

仕事は美容室の開店祈願でした。

 

 

 

3月22日(金)  仙台・套路クラス

C葉さん、S木君、K君、A目さんが稽古参加。

S君の自動車運転禁止令が解除され、1年振りに車に乗った事だとか、新部署に配属され4月は稽古に来れないとの事なので4月分の月謝は半分にしましょう、ってなやり取りを稽古前に(笑)。

 

①準備運動 ②基本功 ③套路(老八掌、正宗太極拳半分、陳氏太極拳1路前半部、外家拳の短い套路数種)。

套路の合間に2人組みでの走圏も練習。これ、ただ歩いているのではなく、攻防の要素も含むのでやってみると大変面白い。余りに面白過ぎて笑い声が多々上がる程(笑)。いや、笑い声が上がるといえどもフザケてやっている訳ではない。多分(笑)。同じ練習なら楽しく練習する方が身に着くでしょう。

④八卦擒拿の練習。単に手順を追うのではなく、関節の極め方や流れ(相手の力)を利用する事などを念頭に。

⑤64散手(対錬套路)の1路(1本目)を練習 ⑥柔術数手練習 ⑦護身術数手練習 ⑧楼膝拗歩応用数種 ⑨八卦用法数種 ⑩抹手練習

等で10時20分頃、稽古終了。

 

 

 

3月21日(木)  雑話

埼玉のY田先生が金兵衛先生の著作、『白鶴拳』のコピーを送って下さった。内容を見て驚いた。私が支部道場で習った白鶴拳とは型が異なっており、且つ伝承内容も豊富である。

文中には金兵衛先生は「付き合いのあった台湾人医師から白鶴拳を学んだ」とあり、ザラッと読んだだけでも結構本格的に稽古された感じがする。私が習った物は套路の一部分なのか、それとも別系の白鶴拳なのか、これから本を読み込んで行こうと思う。ううむ、楽しい(笑)。

 

 

 

3月20日(水)  更に雑話

以前より付き合いのあった印刷屋さんが、震災後体調を崩して休業。やむを得ず、ネットで近所の印刷所を探してみた。お、同じ区域内に有るじゃないの!(笑) ・・・印刷屋も店によって金額が随分異なるので、ある意味賭けではある(笑)。

という訳で行ってみるも店、見つからず。挙句近所の商店で聞くと「そこの神社の上」との事。印刷業と神社仕事(神主さん)を兼業しているらしい。

私と仕事が近い(似ている)ので、話が弾んだ。神社の事、近所の人達の事など、30分程お話を伺った。・・・で、印刷代は安かった(笑)。良い印刷屋さんを見つけた。

 

 

 

3月18日(月)  本の話題

松本侑子訳・『赤毛のアン』を読んだ。「これまでのアンは細部が訳されていなかった。これは完訳」として一時話題になった本だそうな。旧訳の小説は高校の頃に新潮文庫版でシリーズを何冊か読んだ事がある。どーでも良いんだが昔、松本侑子氏の『拒食症のあけない夜明け』を読んだが、読解力に欠けるせいかピンと来なかった(笑)。

『赤毛のアン』は好きなのである。私とアンとの出会いはテレビアニメだった。子供の頃はアンの視点しか有していないから、マリラを意地悪な人だとだけ思っていた。大きくなるとアンの視点だけでなく、マリラの視点も手に入れるからぐんと面白くなる。大人になってこその『赤毛のアン』なのである(笑)。

アニメ版の『アン』は、男児じゃないから孤児院に帰そう、とマリラがアンを馬車に乗せて行く後ろをマシューが追うシーンが秀逸。涙無しに見れない(笑)。

 

 

 

3月17日(日)  仙台・打撃&対錬クラス

I藤君と7時に道場に入り、心眼流の稽古。組取21×2、伝授技、心眼流を使う自由一本組手を練習。

 

20時、本稽古開始。

I藤君、T村君が参加。人数の少ない稽古日は、参加者の進度に合わせて練習内容や解説を変えるので、これも良い機会である。

①基本功 ②移動稽古 ③反応訓練 ④棍・木刀を使った見切り稽古 ⑤技術 ⑥推手各種 ⑦対錬 ⑧楼膝拗歩応用 ⑨八卦掌実戦用法

②では少林拳の突きについて説明。

⑤いつもの内容の他に、上げて落とす、各流派の技術も練習。

⑥普段は余り練習していない種類も練習し、交手式からの自由組手に繋ぐ。

⑦太極対錬3種、八卦擒拿、64散手をチェックして学び直しする事に。

⑧⑨は金曜クラスで稽古しているもの。

以上で2時間の稽古。片付けをしながらの雑談も楽しく。今週もご苦労様でした。

 

 

 

3月16日(土)  仙台・打撃基礎クラス

T中さん、T村君、K室君、M少年が参加。K室君は数ヶ月振りの道場再開。休んでいる間も簡単な稽古はしていた様で、単攻防(基礎型)の套路などは憶えていたので感心する。

今夜はT中さんに少年の相手をずっとさせてしまったのが申し訳なかった。

①準備運動 ②各種基本 ③防禦練習 ④外家拳テクニック ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧単・連攻防の練習

で2時間の稽古。

 

稽古後、全員で近くの焼肉店へ行き、一杯やりつつ武術の話など。

スパー時、T村君が双風貫耳を見せ技にして突きを決めた事や、T中さんが蝙蝠脚(掛け蹴り)を上手に入れた事など、皆の上達を感じる(笑)。何事も継続、これですな。

 

 

 

3月15日(金)  仙台・套路クラス

いきなり地元ネタでスマンが(笑)、七北田免許センター手前から4号にかけて混んでおり、ヨークタウンから裏道を通ったりしたけれど結局、道場到着がギリギリになってしまった。何の渋滞だったんだろう?あれは。

 

今夜はR枝さんとM子さんのみ。

先日の飲み会での出来事を聞きつつ(笑)準備運動をし、套路を一緒に練習。八卦掌2種類、正宗太極拳、外家拳の短い套路数種など。外家拳套路については用法などを解説しながら練習し、套路の持つ意味を理解して貰う事に。M子さんが「面白い」と喜んでくれまして(笑)。

少し休憩を挟んで、後半は対人練習。

先ずは太極拳の錘(本字はテヘン)撃対錬を練習。これも細部を説明して稽古した所、「何が来るか解らない。気が抜けない!」と言うので皆で笑った。確かにその通りです(笑)。

次に八卦擒拿を。関節の掛け方を練習。又、64散手の1路も練習。

太極拳・楼膝ヨウ歩の応用法を練習。

更に、八卦の実用変化を練習。今日は技の流れに蟹バサミも含めてみた。初めて見る技に大喜びして貰った(笑)。

稽古は10時10分頃終了。全体に楽しんで貰えたようで、私も楽しかった(笑)。

 

帰り道、利府の幸楽苑の前で車2台の事故。タクシーは後部がメチャメチャ。軽自動車は斜め前が壊れていた。気ぃ抜いて運転しててはダメだね、と気持ちを引き締めました。明日は我が身。

 

そういや午前中、G君の新築中の新社屋の上棟式をやって来た。近頃は地鎮祭・上棟式をしない家も増えたので、若い大工さんの中にはそういった祭式に参加した事のない人もいる様子。今日も上棟式祈願が終わった後で、一人が「俺こんなの初めて見た。すげえ!」と話していたのを聞き、思わず笑ってしまいました。

 

 

 

3月12日(火)

村岡空・『密教の愛の神仏』を読む。M交通の方から貰った本(笑)。

素人向けなのか我々専門家向けなのかイマイチ良く解らない本だけれど(笑)、大いに勉強になりました。導入部は“?”と感じる文章でしたが、中半以降の佛菩薩・天部(神様)の解説などは興味深かった。

この本を読み、祈祷をする我々密教僧が持っていて絶対損はなさそうな古書の存在を知り、アマゾンで調べて貰ったら4千円程で見つけたので早速購入しました。と、注文してから更にその本について調べていたら、同じ本の改訂版が1900円で売っているのを見つけてショックを受けたのでした。急いてはことを仕損じる。

 

 

 

3月10日(日)  仙台・打撃技術&対錬クラス

急遽予定が変更となり、朝早く10キロほど徒歩移動する事に。田舎のニンゲンは歩かない(笑)。歩き方が下手になっている事に気付く。変な所が力んでいたりする。

普段通りなれている道も、歩くと気付く事が多い。歩道が片側にしか無かったり、小さな橋の上に歩道がなく、歩行者はやや迂回せねばならなかったりする。

又、津波に襲われた田畑で土地改良をしていない場所(つまりあれ以来ほったらかしの田畑)からは、今でも塩とヘドロの臭いがする。

長距離を歩いてようやく歩き方を思い出すという体たらく。そこからは楽。もうずっと走ってもいなかったなぁ。

歩くのは気持ち良い。「んじゃ毎日10キロ歩け」と言われたらイヤだけど(笑)。

 

何故、田舎の人ほど歩く機会が無いのか?を想像してみる。多分、都会の人はバスや電車移動なので歩く事に慣れているのだが、田舎では公共の乗り物が不便であり、皆車の使用をする。車の使用が普通になっているので、たった5キロの移動も車やバイクに乗る。結果益々歩かなくなる。そういう事なんじゃないかと思う(笑)。

 

日中は比較的元気で今夜は道場に行けそうだ、と思っていたのに、夕方になったら酷い疲労感に襲われ目が開いていられなくなった。この疲労感とだるさは昨日と同じ。夕勤(夕方のお勤め)で大きな声が出なくなり、身体を垂直に保つのも難しくなる(しかしこれは昨日よりも幾分快復した気がする)。

やむを得ず稽古を生徒さんにお願いしました。重ね重ね申し訳ない。決してサボりたくてサボっているのではありません。ええ、きっと、たぶん、おそらく。(笑)

 

 

 

3月9日(土)  新年会

昨日より体調が悪く、仙台まで無事に運転する自信がなかったので休ませて頂きました。

不快感は治まりましたが、疲労感がどうしようもありません。←という理由をつけて飲み会をブッチしたワケではありません。一応断っときますぞ(笑)。

俺だって人間だ!たまには不調の時だってあらーな! ・・・え?人間だって。ホントーなんだ、人間なんだよ。頼むよ、人間だって言ってくれよ。

 

I藤君が「いつもと変わらず楽しい時間でした」とメールをくれました。

 

 

 

3月8日(金)  仙台・套路クラス

稽古途中から雨になった仙台・泉。

C葉さん、R枝さん、T中さん、A目さん、I藤君が稽古に参加。

準備運動と各種基本功の後、幾つかの套路を。八卦掌2種、陳氏太極拳1・2路、形意五行拳。

後半は対錬を数種練習。八卦の擒拿と截脚を練習し、楼(本当はテヘン)膝拗歩の用法4種。

その後、各自套路練習。12形拳に含まれる実戦用法など説明。

10時半頃、稽古を終了。

 

ところで、「太ってる人は少々殴っても効かない」?との説を時々耳にしますよね。え?しませんか?

あれ、ウソですよ。

脂肪の下にかなりの筋肉が有るお相撲さんみたいな人なら別でしょうけど、フツーに太ってる人は効きますよ。

昔、まだ私がパンチ力なんかも大した事がなかった頃、太ってる人のお腹を叩いたら、表面にパシッ!と当たっただけなのに、かなり効いていましたよ。

 

 

 

3月6日(水)  本の話題

『それでもあなたの道を行け』というネイティブ・アメリカン(インディアン)の語録を集めた本を読みました。この大地と共に生き、宇宙の鼓動を聞いて生きる人達は一様に密教的な感覚の持ち主だという事が解ります。訳者が中沢新一という宗教学者である点が頷けました。

何故、インディアンの語録を読んでみようと思ったかと言うと、もう10年程も前、ローカルラジオからアメリカ・インディアンの言葉として「子供の話を聞いてあげよう」という一節が紹介され、大変心打たれたからなのです。その本は未だ手に入れてはいないのですが・・・(笑)。

ネットで検索して見たところ、その時ラジオで聞いたのと同じ内容に出くわしました。多分、これです。私があの時聞いたのは。以下、紹介します。

 

子どもの話に耳を傾けよう
デニス・ウェイトリー

きょう 少し
あなたの子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう

きょう 聞いてあげよう あなたがどんなに忙しくても
さもないと いつか子どもはあなたの話を聞こうとしなくなる

子どもの悩みや要求を聞いてあげよう
どんなに些細な勝利の話も 
どんなにささやかな行いもほめてあげよう

おしゃべりを我慢して聞き いっしょに大笑いしてあげよう
子どもに何があったのか 何を求めているのかを見つめてあげよう

そして言ってあげよう 愛していると 毎晩毎晩
叱ったあとは必ず抱きしめてやり
「大丈夫だ」と言ってやろう

子どもの悪い点ばかりあげつらっていると
そうなってほしくないような人間になってしまう
だが 同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば
子どもは自分を成功者だと思って育つ

きょう 少し
子どもが言おうとしていることに耳を傾けよう
きょう 聞いてあげよう どんなに忙しくても
そうすれば 子どもはあなたの話を聞きに戻ってくるだろう

 

 

3月3日(日)  ひなまつり。

↑といって私にゃ何の関係もないんですけどね(笑)。

 

さて、MLで伝えた通り(ML読んでいない方、解り難くてスミマセン)、今夜は槍術の基礎を伝授しました。

参加したのがT村君とI藤君だけでしたので、基礎だけでなく形意槍(五行・五行連環)の復習から始めました。

その後、時々休憩を入れながら槍の実戦技法を伝授しました。槍の持ち方、防禦の仕方、突き(刺し)方から入り、その他の技法、実戦の考え方(コツ)など。

2人とも器用にこなすので、予定していたよりも遥かに短い時間で済んでしまいました(笑)。なので、余った時間に形意刀の復習などもしました。

 

たった2時間の練習で2人とも随分槍の扱いに慣れました。長兵器というのはなかなか自宅では練習しにくいものですが(笑)、これからも少しずつ忘れないように練習して貰い、益々馴染んでくれれば槍そのものだけに止まらず、様々に応用が利く様になります。

途中途中で挟む武術絡みの雑談も大変楽しかったです。

 

昨夜遅く、数年振りで『となりのトトロ』鑑賞。さつきちゃんを見てると泣けて来ます(笑)。

 

 

 

3月2日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

風が強く雪がちらついていましたが、積もる事もなく道場へ行けました。

T村君、S木君、M少年が稽古に参加。「今日は寒いですね」とS君。確かに昨日と比べると冷えましたね。

 

①準備運動

②各種基本。この頃には汗ばみました。「やっぱりもう真冬じゃないねぇ、汗かくもんね」などとお喋り。

③外家拳技術。M少年も皆と同じメニューで練習。

④歩法。ついでにパンチの打ち方も解説。歩法と共に崩れてしまいがちなパンチを注意。有りがちなパンチの間違いも。正しい打ち方を教えた所、T村君が「(自身で)違うのが解る」との事。教えた内容を理解して貰えるレベルに生徒が進歩して来ているって事ですから、嬉しい限り。

⑤約束組手。私、足首を痛めたとHPで書きましたが、それだけじゃなく、どうも右足甲も変です(笑)。ここ最近、正座をすると足甲が痛くて立てないのです(信徒さんの前だとカッコ悪いですよー)。少年と軽く足を当てていただけなのに、気付くとかなり痛みが出て来ました。足首・膝・肩と共に根本的な療治が必要みたいです。ウウム。

⑥スパーリング。スパーは楽しいよね(笑)。T村君と組んでいたS君が鼻血を出したようで、「最近ちょっとした事でも鼻血が出るので焼いて貰おうかと思います」と言うので、「若い医者は焼けないぞ」と言って皆で笑いました(過去の『ひねもす』参照)。こういう他愛もない話が楽しいもの。

⑦基礎型。単攻防、連攻防、少林連環拳を練習。単・連攻防は対錬も。

10時少し前、今夜の稽古を終了しました。ホルモンはまた今度、天気の穏やかな日に(笑)。

 

T村君の双節棍(ヌンチャク。両節棍、小梢子棍とも)の扱いが上手くなっていた。固定された動きでなく、全身が一致して来ていてナカナカ良い。

 

 

 

3月1日(金)  仙台・套路クラス

T中さん、K池君、R枝さん、K君、M子さん、S木君が稽古に参加しました。

稽古前、T中氏に約束一本組手のローキック対応について質問を受けました。「蹴り潰すつもりで、とはどういうやり方なのでしょう?」といった内容でした。なので他の受け方も例に取りながら説明。何となくコツが掴めたみたいで良かったです。

 

前半は套路を皆で。八卦掌(老八・竜形)、形意拳(五行)、正宗太極拳、陳式太極拳(前半部)、外家拳数種(短い物数種・少林拳2種・八極拳・酔拳)、天の型を練習。

陳式をやりながら余計な事を喋っていたら、あらまぁなんとまぁうっかり套路を間違えて笑っちゃいました。

天の型は初めてやる人も多かったのですが、早速対錬でやって貰いました。一同大混乱(笑)。で、「一人型で出来てないと対錬は無理だよ」という事を理解して貰った上で、改めて一人型を練習しました(笑)。

 

後半は対人練習。

①正宗太極拳・ロウシツヨウホの用法。これまで3パターンでしたが今夜から1つ増やして4種教えました。技ついでに相手の蹴り足を腕に引っ掛けたまま膝関節を極める方法を見せました。技を掛けられたT中さんには痛い思いをさせました(笑)。恐らく、あの関節の掛け方は誰も見た事がなかろうと思います。初めて見せた筈です。

これまで練習した楼膝ヨウ歩用例3種は(HP掲載時省略)。です。今の所7種類ほど作ってありますので、それを皆が覚えたら更なる変化・対応など教えていきます。

②形意拳の基本用法。ヘキ拳を型通りに使う練習により、形意拳の動きや動作特徴を理解して貰う助けとしました。続いて、相手の構えた手を操作して打ち込む方法を2種類。又、足はただ進めるのではなく、一歩一蹴り出来るように練習して貰いました。

③八卦掌の実用法練習。これはこれまでも何度か練習して来た物を数種類復習し、更に変化やコツ、相手に入る為に老八の5掌を利用する方法なども実演しました。連続で打つ事に意識を向けすぎて一打一打が弱くなってしまうと技も(効果的に)続けられないという事などもお話ししました。又、蹴りを入れる方法を2種類説明しました。危ないのでホンキで蹴っ込まないようにしましょう(笑)。

④旋風脚と騰空ハイ蓮の実用法を説明。

 

等などで稽古終了は10時半過ぎとなりました。ご苦労様でした。

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