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12月31日(火)  皆様、今年も1年お世話になりました。
今年は大きな変化が幾つか有った年でした。
既に述べた通り、引っ越しでは友人に手を借りました。荷物を運びながら窓から落ちそうになったり、仏像の底が膝に当たって痛いなぁと思っていたら血だらけになっていたり、階段から足を踏み外して持ってた台座に顎を痛打したりと大笑いしながらの引っ越しでした。
秋には個人的な役所関係の書類で、門下のN原君とA目氏の手を煩わせました。大変助かりました。
震災以来、人生に変化はありましたが、今年は個人的にも変化の有った年でした。
皆さん、今年も色々とお世話になりました。本当に有難うございました。
来年も宜しくお付き合い下さい。宜しくお願いします。

来年の稽古は1月10日(金)スタートです。年明け、ひとつトシを取ってお会いしましょう!(数え年)
それでは皆さん、良いオトシを!

 

12月29日(日)  引っ越し最中につき。
28・29・30と新本堂・母屋に荷物を移して居ります。ギリギリ年内の再建に間に合いました・・・建物だけは何とか(笑)。敷地部分は来春以降?の着工になりそうです。
引っ越しといっても所詮は被災者の身。大きな物は仏像類ぐらいであるし、それ以外は大した荷物でも無い訳です(笑)。当初、引っ越しは仙台の門下生達が手伝ってくれると言って呉れて、私も皆に甘える心算ではいたのだけれど、この年末になって仙台から皆の手を煩わせるのも気の毒過ぎるので遠慮しました(笑)。仏像を運ぶ日は29日と決め、古くからの友人に手を借りる事に。
そんな訳で本日、仏像の運搬も済みました。これで明日(30日)からは新本堂で仕事が出来ます。

 

12月27日(金)  仙台教室・稽古納め
午前は仙台、午後は石巻でどちらも時間の掛かる仕事。その間に荷物まとめ。16時に一度帰り昼食兼夕食を取り合えず腹に入れ、勤行をして道場へ。・・・「いぐら“師走”だっつっても、忙し過ぎんべ、こりゃ」と独り言も思わずナマッてしまう程の一日(笑)。

道場にはS木君、A子さん、T沢さん親子、R枝さん、I藤君、A目さん等が来て、今年最後の稽古も時折雑談も挿みつつ楽しくやりました。
①準備運動・基本功。
②套路。正宗太極拳(前半部)、老八掌(1~4掌)、陳式太極拳老架1路(前半部)、少林拳(2種類)を皆で通しました。
③正宗太極拳(楼膝ヨウ歩)の実用練習。対人で稽古。
④八卦掌の実用練習。これも対人にて。
⑤推手、套路、柔術の投げ技など、各々練習。
⑥簡単なマッサージを各自行ない、10時10分頃稽古終了。
その後もA目さんとI藤君が残って形意拳の武器術を練習して行った模様。

 

12月25日(水)  個人指導(G君)
①形意拳。先ずは身体の使い方。前三拳の単純な用法とも合わせて指導。“身体の使い方”とは正しい力の出し方、つまり強い力の出し方であり、その形が戦い方とも関係する。又、ヘキ拳の実用法を練習。形意拳の実戦部分を確かめて貰った。
②突きの練習。効率良く、威力を出す打ち方の練習。いつも言っている様に、相手に当たる前から力強い必要は無い。ふわりと出せば良い。当たった時に全身の力が集まれば相手は倒せる。その為に必要な要素は反復練習して身につけて行く。
③初心者向け外家拳の型。一人型、二人型を復習の後、実戦用法を。前回も述べた通りで、この動きを身に付けるだけでもかなりの実用性がある事を理解して貰う。恐らく、初めて経験した人ならば、型の持つ実践性に驚くのではなかろうか(笑)。・・・あ、それは教える人間が使いこなせるからだが(←自画自賛)。
④柔術。手解き類を練習。G君も以前、私の柔術の師の下で学んでいた。その復習も合わせ。
⑤武器。ヒシギを少しずつ練習。ヒシギを学ぶと、手解きの重要性が解ります(笑)。

所で、昨日(24日)は御祓い仕事で一日忙しかった。クリスマス・イブに仏教僧の我々が仕事依頼を受けるってのも、こちらがほんのちょっぴし遠慮ですよ(笑)。ま、日本人にとってクリスマスは“お金を使う只のイベント”に過ぎないって事ですね。聞いた所ではキリスト教系新宗教の人達は24日に教会に集まったりはしないそうです。恋人や家族と楽しく過ごす日、なんでしょうね。
取り合えず、メリー・クリスマス。と私が言っておきます(笑)。

 

12月21日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
稽古開始前、I藤君がパンチを練習していたので、より正しい打ち方を指導。正しい打ち方を身につける事によって、相手に読まれ難く、且つ威力のロスが無いパンチを打つ事が出来ます。先ずは力を抜いてゆっくり正確に反復して下さい。
I藤君、K君が今夜の稽古に参加。土曜クラスは今日が今年最後の日。人数が少なくても一通りのメニューをキチンと稽古する事に。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④歩法 ⑤約束組手 ⑥外家拳技術 ⑦スパーリング。
私が口を出さなくともI藤君がK君に必要な事は説明してくれていた。なので、私は2人の稽古振りを横目で見ながら套路を自主練習(笑)。
稽古は10時過ぎに終了。
今年の仙台教室の稽古は来週・27日(金)で終了となります。間違って28日(土)に来ないよう、お願いしますよ!(笑)

私事ですが、年賀状の宛名書きも順調に終わりました。
今年は350枚位でしたでしょうか。震災前と比べて、半数ほどです。
未だに連絡のつかない人達がいる、という現実に愕然とします。
所で、年賀状が余ったので現住所の解る生徒さん達にもお送りします。単純に余ったからでして、毎年お送りできる訳でもありませんので、賀状の返信は必要有りません。
寺で使う年賀状で実にジミーなので、貰っても嬉しくないと思います(笑)。

 

12月20日(金)  仙台・套路(型)クラス
石巻周辺では大雪。「先週同様、この雪では引き返す事になるかな」と心配しつつ家を出たが、石巻を離れると雪は全く無し。すんなり道場に着いてしまいました(笑)。
今夜はC葉さん、K池君、T沢息子君、N原君、I藤君が稽古に参加。
①準備運動と基本功。
②受身の練習。
③先週述べた基礎型は蹴りに対する対応が甘いので、その部分は別口で練習する必要がある。そこで、蹴りの対処法を練習。土曜クラスにも出ている人は何ら問題ないが、型クラスの人達も練習して損は無い、と云うよりやらなきゃ武術としての意味がない(笑)。
④手解きと防禦への応用練習。
⑤少林拳の初歩套路。套路の順序を練習してから、対人にて用法を練習。エグイ用法も少し(笑)。
⑥⑤の説明から、Cさん・K池君は中国拳法の実戦用法を練習(これは詳しく述べない)。I君・N君は各種の対錬を復習。T少年は初歩套路を覚えるべく型稽古を継続。
ここまでで10時過ぎ。
⑦I君・N君が残り、形意拳の実用練習。段階的に幾つかのパターンを練習。これで基本的な物は一通り。学んで欲しいのは一つずつの手順ではなく、そこに通底している物。そこを掴めばもう使う事が出来る。
⑧九鬼神流棒術を練習し、10時半に稽古終了。

商売やってる友人女性はやはりお客さんの入りには波があると言っており、忙しい時はとんでもなく忙しいみたいです。
そんな先日、「今日はちょぴっと混みました。ホントちょぴっと」とメールが来て、久しぶりに“ちょぴっと”って言葉を聞いたなぁと思ったのでした。
文字で見ると「ちょぴっと」って何か可愛いのね(笑)。私も暫らくは“ちょぴっと”がブームになりそうです(笑)。

 

12月18日(水)
心眼流の老先生に年末のご挨拶に伺った。一時期より技に力が乗っていて一安心。「俺が生きてる内に全部持って行け」と仰って頂けるのは有難いけれど、決まった稽古日が無いので頻繁にお邪魔するのもナカナカ遠慮なのが実際の所です(笑)。
築館まで出掛けた序でに、前から気になっていた食堂でホルモン定食を。お土産にトンソクも購入。・・・前から好きだったホルモンは美味しく食べられた。良かった(笑)。

 

12月14日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
夕刻、道場へ向かおうと外に出ると既に結構な積雪。仙台方面へ向かってみると、全体にゆっくりではあるが特に酷い渋滞という事もなく車は流れている。
松島を通っている時に仙台のI君から電話が入り、仙台も積雪して来ていると報告。相談の上、今夜の稽古を休止する事に決定し、参加予定者に連絡を入れ、私も引き返した。
“折角ここまで来たんだし松島温泉にでも浸かるべか”と一瞬頭をよぎったが、雪の量を見て大人しく帰る事にした(笑)。
往復に掛かった時間は、何時もと比べ大分あった。あのまま道場へ向かっていても20時には間に合わなかっただろうなぁ。
昨夜の失敗を踏まえ(笑)、今日は冬タイヤ着用している車を使ったので雪道も快適なドライブ。やっぱり普通車は安定してて良いわな(笑)。

12月も半ばになりました。そろそろ年賀状の準備でしょうか。私も宛名書きを始めています。
何年か前ですが、年賀状に干支と関係ある動物の技を絵入りで入れようか、と思った事があるのです。例えば酉年、『金鶏独立』ですとか。脇に一寸した技のコツなんか書いたりして。
けど、ネズミと牛、兎、猪(ブタ)等の技が思い当たらず、断念したのでした。・・・どなたかそんな生き物の技の名に気付いたら教えて下さい(笑)。

 

12月13日(金)  仙台・套路(型)クラス
C葉さん、S木君、O君、A沢君、T澤さん親子、K君、A目さんが稽古に参加。M子さんも少し顔を出してくれました。
先週に続き、稽古開始前の時間を利用して棒術の型を練習。皆、大まかな順序は覚えた様です。今後は細部修正して行きましょう。
20時、稽古開始。先ずは準備運動をし、軽く受身の練習を。何度も言う様に、受身はしっかり身に付けといた方が良いですよ。
その後、皆で揃って幾つかの套路を通し、21時まで対錬を練習。截脚を皆なんとか覚えたでしょうかね?(笑) 覚えていない人は先ず順序を覚え、順序を覚えた人は一つ一つの動きに注意して行なって下さい。
各自、套路を練習。形意拳、八卦掌、少林拳など様々に取り組む。私は皆の間を回りながら、套路を教えたり用法を教えたり。
基礎型の実用法練習。教材は最も最初に習う実に単純な型だが、そのままの動きで応用が効く事を理解し、身につけて貰う事が目的。・・・私にこの型を教えてくれた先生は「昔は初心者や子供にはこの型を教えて放っといたのさぁ」と言っており、習った当初は“成る程、確かに点の攻撃ばかりで深みが無いもんなぁ”などと思ったものだったが、なぁに、それは私が未熟で何も見えていなかっただけの事。矢鱈と凄そうな型よりも、遥かに実用度が高い。手際良く相手を倒す(笑)。極端な話、この動きだけを徹底して身につけてさえしまえば、喧嘩程度で負ける事はない。

22時10分、一度稽古終了。
その後S君とA沢君が残ったので、10分ほど手解きの基礎を練習して解散。

外に出ると空からは雪。しまった、ノーマルタイヤの車で来てしまった。という事で遅くなる前に帰宅。利府や松島では道路が積雪していましたが、凍ってなかったので助かりました。久し振りに緊張のドライブになりました。・・・って、「なにノンキな事を書いてんだ」と怒られそうですね。とっととタイヤ交換しろって話ですね。気をつけます(笑)。

 

12月11日(水)  個人指導(G君)
G君の体調不良により短時間、武器術のみ練習。だいぶ調子が悪そうで余りに気の毒なので「中止にして良かったのに」と言うと、「自分から稽古日時を頼んでおいて休む訳には」と言う。もっと気楽に考えてくれて良いのだが・・・尤も、そんなきちんとした人物だからこそ、個人指導も引き受けるのだけども。

島田裕巳編著・『仏陀語録オリジナル』を読む。スッタニパータの焼き直し本。仏陀の言葉は、誰の如何なる質問に対し発せられたかも大きいと思うが、そこははっきりしない所も多い。
仏陀(釈尊)の言葉を読むと、“この教えを掘り下げれば大乗仏教の○○思想になるな”と云う印象を受ける事がある。私如きが生意気だが、小乗だの大乗だのといってはいるが同じ流れの中にあるのは間違いない。
この本の編著者の解説文については職業など各自の立ち位置により、感じ方が違うのではなかろうか。

 

12月7日(土)  仙台教室・打撃(拳法)基礎クラス
余談ですが今日で歯医者通いも終わりました(笑)。ブリッジに関しては先週終わっていたのですが、別の歯の銀歯がとれてしまったので作り直して貰ったのでした。“よし、歯も治った。今夜から又道場バリバリやるぞ!”と思ったら・・・夕方から急に寒い。道着一枚になるガッツが失われるようです(笑)。

さて、そんな今夜(って、どんな今夜だ)はS木君、I藤君、N原君が稽古に参加。「急に寒いねえ」が挨拶になったが、動けば汗をかく。まだ真冬程の寒さではないという事かいな(笑)。
稽古開始前の時間を使い、形意兵器(武器)練習。武器の型も時間の有る時に少しずつ覚えて貰えたら良いですよ。もうね、徒手(素手)も武器も基本的な型を教えるなんてのはメンドクサクってしょうがないんです。そんななぁ年数やってる人が後輩を教えてやって下さい(笑)。
①準備体操・基本功。②基本各種。③防禦練習。ここ迄で、前半1時間程。参加者が柔術経験者のみなので、この後メニューを変更して10時頃まで④柔術とヒシギを復習。N君の言う様に、技術が多くなり過ぎて、金土だけでは柔術や心眼流迄稽古する時間がなかなか捻出出来ない。又、日曜クラスを復活せねばならんだろうか(笑)。
⑤スパーリング。人数の都合で組んでの稽古が出来ない事が続いていたので、私にはひと月振り以上のスパーリング。
スパーリングも試合も、ルールや暗黙の了解が有る時点で実戦とは違った物になり、古い武術の師範達が「スポーツである」と言う理由が武術の技を知る程に解る。八卦掌なぞは正にその“実戦”ばかり考えている様にしか思えない(笑)。が、スパーや試合と言うのは反応力を高めたり、創意工夫をしたりの良い稽古の一つではある。・・・ってな事を述べようと思ったのだが、冗長になるので割愛(笑)。
10時半頃、今夜の稽古を終了。

所で。昔はヒシギが何とも頼りない武器としか思えなかった。刀の様な長さもなく、寸鉄程の短さでもない。中途半端な長さに、“ボールペンの方が余程使い勝手が良いなぁ”と思っていたものだ。
しかし、ヒシギ術を学んで練習するにつれ、“これ一本でどんな武器とも渡り合える”と思うようになった(←勘違いですけどね・笑)。慣れとは何とも不思議なものであります。

 

12月6日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
C葉さん、S木君、T沢さん、A沢君、R枝さん、K池君が稽古に参加。稽古開始前の時間を利用し、初心者向け棒術の型を練習。
先ずは準備運動と基本功を皆で一緒に。基本功の意義について少し説明。
相手の動きを止め、体勢を崩す低い蹴りを数種類、対人で練習。
その後、護身術の練習。最も基礎的な対処法を含め、基本功の動きや套路の動きなども活かす対処法も練習。
後半は各自套路を練習。途中から全員が形意拳を練習したので、用法(使い方)を説明して正しい動きをして貰う助けにし、ついでに古い(古伝)動作、実戦時の変化など解説。他派拳法との比較も説明しつつ、より深い理解を得て貰う。
八卦64散手の一路をコツも含めながら練習し、最後に攻防練習を軽く行ない、10時10分頃今夜の稽古を終了。

鎌田茂雄著・『沈黙の教え≪維摩経≫』という、経典の解説書を読む。解りやすく書いてあり、理解しやすい。けれど、経の理解というのは知識としてではなく、身体で理解(体得)しなければ理解したとは言えない。そういう意味では実に難しい。

 

12月3日(火)  下らぬ雑話。
気付くと10日も飲酒していなかった。なので、昨夜は飲んでみた。大変美味しく飲めた。
そう云えばこの所、肉・魚も少し避ける様になって来た。肉を食べない環境で育った反動か、成人してからはやけに(自棄に?)肉を食べた時期も長かった。うちの住職は良く、「この仕事をしてると段々肉魚が食えなくなるもんだ」と言っていたものだ。何年か前にも肉がイヤになった時期があり、自分で“まだ早いぞ”と言い聞かせたが、そろそろ突入だろうか(笑)。肉や魚を食べないと日常生活が不自由になるので、出来る限り抵抗したいとは思っているのだが、心理的に気持ち悪くなって来ているのは如何ともし難い。
個人的に、そろそろ幾つかの戒を守れる環境も整っているからなぁ。

 

 

11月30日(土)  仙台教室・打撃(拳法)基礎クラス 並びに 昇級審査会
土曜クラス稽古と同時進行で昇級審査会を開催。S木君、I藤君、K君、N原君が参加。
希望者には審査をし、今後より上達の為のアドバイスをする。
最後にスパーリングをして10時頃、稽古終了。

今月の稽古も今日で終了。今年も残す所あと一ヶ月になりました。そろそろ今年の最終稽古日や忘年会(やるのであれば)の日時を決めねばなりませんね。
飲み会について、私から提案があります。
冬はキンキンに冷えた刺身とグラスの凍ったビールの会希望。無論半ズボン・ノースリーブ着用で。パン一の猛者には名誉初段進呈とかで。
来年の真夏の飲み会は、キムチ鍋と激熱の熱燗(焼酎のお湯割り可)、無論セーター着用で希望。最後まで残った人に名誉弐段進呈とかで。

 

11月29日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
私が道場に入ると何時も通りS藤さんとC葉さんが居られて稽古中。寒い中熱心だなぁ、と感心する。O君も少し早目に道場に来たので、稽古前の10分を使って初心者向き棒術の型を練習。
今夜は他にT沢さん親子、R枝さん、M子さん、A沢君、I藤君が稽古に参加。

第5金曜は武器術で遊ぶ日(笑)。以前も述べたが「遊ぶ」というのは本当に遊んでるのではなく、武器を楽しむ日である。武器術の練習なんてーのは半分遊びで楽しみながらやらないと、その晩人を斬る夢を見たりして、精神衛生上宜しくない。←ホントかよ(笑)。
①棒術の練習。2人組みで対棒、対刀などの基本的な技を繰り返し行なう。技の手順を覚えるのではない。そこに入っているコツを覚えるのであり、それを身に付けてしまえばどう扱っても失敗は無い。と、これは老師匠の受け売り(笑)。
②刀の練習。先ずは一人で刀を振る所から。次いで、日本刀の扱い方を対人で練習。
③ナイフ術を練習。互いに模造ナイフを手にし、テクニックを練習。今夜は全体に初心者が多く、武器を手にしている事に慣れるのが先決か(笑)。
最後に簡単なナイフ戦を行ない、稽古は10時20分頃に終了。
武器術を学ぶと、中国拳法の徒手(素手)の戦法が同じだと云う事が実感できる。古い武術は武器と素手の用法が同じ理で出来ている。両方を学ぶ事で補完的に理解が深まる。
武器を扱う古い武術は技が一々エグイ(笑)。狙う場所、狙い方、使用される言葉・・・どれもR18モノである。現在小学生が一人来ているので、技や使う言葉に少し気を遣うのだが、そこが私の道場の眼目であり、他道場では学べない部分なので、お子さんへの悪影響が無いように親御さんにフォローをお願いしたい所(笑)。以前の石巻では少年部を作っていたが、今の仙台教室ではなかなかそこ迄出来ぬので・・・。
その後、I藤君とA君が残り、軽く拉の練習をして、10時40分頃道場の明かりを消した。A君はもっと基礎的な事から始めんとイカンね。これからそうしましょう。

へえ~「自分の生活に心配だから」と5千万円も無利子・無担保で借りられるのか。なら私も借りたいもんだ。それこそ先なんて不安要素しかないぞ(笑)。箪笥に入れっぱなしにせず有意義に使うから貸してくれ(笑)。震災で困ってるんだから。
言い繕う程ボロが出るんじゃないの?わはは。

 

11月26日(火)  個人指導(G君)
稽古全体の流れは先週と同じ。
A・套路/形意拳から復習したいとの事なので、先週は身体の動きを開発する為の数種の打ち方から指導。今週はその復習・修正と、ヘキ拳の実用法を数種プラス。
B・打撃/突きの基本。先週の復習をした上で、更に良く身につける為に他の方法をプラス。
C・大和流柔術/現時点では手解き類の稽古。先週の復習と、新たな方法。
D・武器術/先週練習したヒシギ術の復習と、新しい技。
と、こう書くと実にアッサリしてはいるが、恐らく消化不良を起こすぐらい濃い(笑)。

 

11月25日(月)
池上彰・『経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ』が、何故かテーブルの上に放置してあったので読んでみた(笑)。一つ一つの単元が小さくて読みやすいですね。解り易い事この上ないです、流石です。ベンキョーになりました。

先日、友人とトランプをしました。セブンブリッヂで勝負したのですが、「どーしても勝てないから勝ち方を教えて」と言うのです。結局、お互いに手を見せ合い、解説をしながらの“どこが勝負なんじゃ!?”って感じなトランプでしたが、日を改めて再戦した所、だいぶ上手くなっていました。教え過ぎたようです。危険な気配です。もう賭けません(笑)。

 

11月23日(土)  仙台教室・打撃(拳法)基礎クラス
今夜はI藤君のみ稽古に参加。昨日も3名だけだったと言うし、連休と云う事で誰しも予定があるのだろう(笑)。
という事なので、いつもと内容を変更し、気楽な?稽古を。
①套路。五行拳のコツなどを教え、先週土曜にN君・S君に指導した基礎の中の深みを解説。彼は解っている様ではあったが、確認の意味も含めて一応。又、八卦掌の武器の扱いについて解説。素手と武器の共通性等にも言及。まだ龍形八卦掌を教えていなかったので、今夜から稽古開始した。八卦掌の動作で扱う武器は何とも塩梅が良くて好みだ(笑)。
後半は大和流柔術とヒシギの復習。あーでもない、こーでもないと言いながら(笑)。九鬼神流も忘れない様に練習。
稽古は10時少し前に終了。

先週金曜、ヒシギ(短棒)術を復習しようして、15年以上付き合ったヒシギを紛失した事に気がついた。「付き合った」というと如何にもだが、昔世話になっていた柔術の先生に寸法と形状を指示されて作ったは良いけれど、基本的な扱い方を習っただけで終わってしまった(笑)ので実際には打っちゃっていた。そのヒシギの実際的技術をY先生に習う事が出来、“これからこのヒシギも出番が来る!”と思った矢先、そのヒシギを失ってしまったのは、何やら新たな始まりの暗示かいな?なんて思ってみたりする。・・・って、俺が不注意なだけか!そうか(笑)。
という訳で、昨日ポンドハンマー用の樫の柄を購入して来た。木の質や楕円の形が何となく気に入らないのぅ。←とか言ってるけれど、使っている内に愛着が湧くのだろう(笑)。
・・・と書いた後で、Y先生から「ヒシギがありましたよ」との連絡を頂戴したのでした。良かった、見つかって(笑)。「ヒシギも数種類持っていると稽古しやすい」とお聞きしたので、新しく購入した柄で長さの違う物を2本作ってみた。現在イマイチなノコギリしかなく、切り口が何となく歪んでいるのがヤな感じ(笑)。
所で、習った技を復習していると思うのだけれど、Y田先生の技術は感動の技術だ。当会HPのリンクから行けるので、日本の柔術に興味のある方は是非習ってみる事を勧めます。“使える柔術”がそこに有ります。

 

11月22日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
T君から急な南方への誘いがあった。夕方の事で大慌てで生徒に連絡を取り、K君とS木君が中心になって道場を回してくれると云うので安心して登米市に向かった。
土曜クラスは打撃の基礎クラスなので私が居なくても問題ないのだが、金曜クラスは套路中心で細かい修正が必要であり、余程の事が無い限り師範不在の稽古にならない様に気をつけてはいる。皆さん、師範不在で申し訳ない。K君、S君どうも有難う。助かりました!

先週のこのコーナーの様に「石原さとみ、かわいー」みたいなフザケたネタを入れると、一部の生徒が「笑った。面白かった」と言ってくれるので、冗談で生きてるボクはつい又そんな事を書いてしまいたくなる。
アタマの固い、本職関係の人々に軽蔑されながら(笑)。

 

11月20日(水)  個人指導
「身体、仕事、気持ちの余裕が出来たのでもう一度教えて頂けますか?」とG君が来た。彼への指導を断わる理由は何処にもなく、引き受けた。
石巻の彼は仕事の事情で仙台教室まで通う時間的余裕がないので、個人指導となった。個人指導している生徒は他にも数名いるが、G君は石巻道場初期からの古い生徒であり、交流のあった門下生もいるので、彼への個人指導については当面『指導日記』で書いてみようと思う。基本、個人指導は日時が不定な事もあって『指導日記』には書いていないのである(笑)。

彼への指導内容は大まかに以下の様にした。どれも一度に多くをやらずに、毎回少しずつ進んで身につけて貰う事を主眼とした。これが個人指導の良い所ではある。が、教えた物が或る程度及第点に及ばなければ、何週間でも同じ事を練習する事になる(笑)。
A。套路。一人型、二人型(対錬)と、套路(その拳法)の実戦用法と応用法。
B。打撃。手技や足技のフォーム・力の用い方(つまりは発ケイ)と、その実際練習、応用法。
C。柔術。大和流柔術を少しずつ練習。
D。武器術。ヒシギや剣術、棒術など、スペースの許す範囲で練習可能なもの(笑)。
ABは中国武術。私の技術を学んで貰う。彼は全くの素人ではないので、練習と云うよりも伝授に近くなる。
CDは大和道のY先生や心眼流の老師匠から教えて頂いた日本武術の内容を稽古。私の復習も兼ね(笑)。

 

11月19日  雑談
最近は若者に限らず、物事に飽き易い人が多い印象があります。
故・佐藤金兵衛先生の仰った様に、「一度やると決めたのに技を掛けられて一寸痛いともう来ない。寒いともう来ない。一度やると決めたからには確りやれ」
という言葉を痛感しとるんですよ、あたしゃ(笑)。
入って何ヶ月かで来なくなるなんてぇ人は、はっきり言って迷惑なので、最初っから来んといて貰いたい、というのが本音ではあります。
ま、耳の痛いむきもござろうが、話に一寸お付き合いの程(笑)。

以前にも述べました通り、見学をして練習内容、費用、稽古曜日・時間など、全てに納得をして入会した筈の人も、長く続く人が少ないのが芸事の世界です。
芸事というのは思ったよりも実生活で直接役立つというモノでもないにも関わらず、学ぶ為には費用もかかりますし、時間も取られるという結構不自由なものなんでございます。
始めてみたは良いけれど、毎週決まった曜日・時間に教室に行くのが間もなく億劫に感じられるようになりますし、余程強い目的でも御ありでなければそうそう続くもんでもないのです。
尤も、続けたいにも関わらず突如予想外の転勤になってしまった、とか、家族の介護をしなくちゃいけなくなった、といった本当に切ない事情も有るものですんで、それら全てが芸事失格だなんて言う心算もありません。人生には、予想外の重いパンチが襲って来ますから。

所で、世間では「武道を習ってみたいのだが、安い道場はありますか?」などという質問をするヒトもいるそうですが、そういう人は武道なんかハナから始めない方が宜しいんでございます。
結局その程度の情熱しかない、という事ですから続く訳がありませんね。
都会辺りでは子供の武道教室でも月謝5000円なんて所もあるそうですし、月謝以外にも道着やらスポーツ保険料やら合宿費やらで年間の支出は結構纏まった額になるそうです。大人の習い事なら尚更だと考えた方が無難です(私の所は月謝と冬季の灯油代のみですが)。
金額の事を言うのも何でございますが、私なんざ或る道場では月2回の稽古で12600円払ってましたよ。それ以外に稽古場までのガソリン代、駐車場料金は当然、先生との個人的な飲食代なども全部払いましたよ。
芸事を学ぶ・身につけるってのは、そういうもんでございます。
私が支部教室を開いた際、その師匠に「もっと高く(月謝を)とりなさい」と何度も言われました。無視しましたが。すると、「君が今の腕前になる迄に幾ら遣ったね?」と説得されたものでした。
“武道をやってみよーかとも思うけど、他の事に使うお金を出来るだけ減らしたくないのよねえ・・・”
とか思う人は、やめとけってんだ。このバカ。←ヒドイ。
オカネの話をもっとしましょうか? あ、いいですか?そうですか(笑)。

現代の生活に直接役立つ訳ではない武道。万が一暴漢に襲われたからと使おうものなら「過剰防衛」で捕まっちゃう武道。
素人さんに「武道を教えている」と言った所で、別に尊敬される訳でもなんでもない趣味ですよ。
そんなモノにそれだけのお金と時間をかけるのです。余程好きでなきゃ続きませんよ。

な訳ですので、余程好きでもなければ武道や武術なんざ習っちゃいけません。やめときなさい。
ゲームやマンガに時間やお金を使っていた方が良いかも知れませんよ(笑)。

 

11月16日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
どーでもいい話なんですが、バーネット著・『小公子セディ』を読んでみました。『小公子』って、こんなオハナシだったんですね。

今夜はS木君と2人で稽古スタート。稽古開始前に九鬼棒術の復習。準備運動が終わる頃にN原君が道場到着。
①準備運動 ②各種基本 ③防禦練習。N原君の動きが足を庇っている感じなので聞いてみると、「日中子供と公園で遊んでいて膝を痛めた(笑)」との事なので、ペースを落して様子を見ながら動くよう注意。
④外家拳技術。ここでは外家拳で使われる技術の他に格闘技で使われている動作も練習するが、今夜は2人の動きを見ながら、a基礎の基礎だと思われている練習だが、実はそうではない事。b或るコンビネーションパンチの打ち方が良くないので修正をし、この2種類は少し時間を割いて練習させた。「これだけでも今夜道場に来た甲斐があったべ」と笑う。ついでに悪いパンチの打ち方(フォーム)にN原君が付けた略称に爆笑する。詳細は書けないケド(笑)。
⑤約束組手。前半は基本通りに練習。後半は組み合わせ動作で練習。
⑥スパーリング。N原君の足をこじらせない様に気をつけ、目慣らしの様に軽く行なう。目慣らしでもする様に軽く行なうと、色々な技を試せて良い様だ(笑)。
ここまでで2時間。ちょいと全身を緩めて、10時に一度稽古終了。

S木君が残り、心眼流(南方伝)の組取を練習。南方と築館の動作が混雑しているS君(笑)。
昨日のI藤君やS木君は基本的に内家拳にも外家拳にも、日本の柔術にも心眼流にも興味を持って練習してくれるので、練習相手や記憶係(笑)として私にも道場にも有難い。
稽古は10時25分頃終了。

 

震災後、一杯やりつつテレビを見る事が増えた。で、だ。ずっと前に『ひねもす』で、「ホリキタマキとナガサワマサミとイシハラサトミとアラガキユイの区別がつかない」と書いた事があった。
しかし、区別つくようになったぞーっ!
で。
石原さとみ、すっげーかわいーー!ってんだ、コンチクショーっ!!(←何の力説だ)

 

11月15日(金)  仙台・套路(型)クラス
C葉さん、O君、K池君、T沢さん親子、K君、I藤君が稽古に参加。
①対錬。シンプルな物から長い(2人組の型になっている)物まで何種類か練習。体当たりの練習ついでに頭突きの練習も。
②套路。各々型を練習。大まかに順序を覚えた人は少しずつ細かい注意点を。今夜は、Cさんは太極拳の身体の使い方。T沢さんとO君は八卦掌の動きを。K池君は形意拳の定歩練習。K君は五行拳・・・と云った具合。
③形意・ヘキ拳の実用練習。数パターン。この類いの練習は以前他派で学んだ人が「こんな練習をする道場は珍しい」と喜んでくれたりした(笑)。
④八卦掌の実用例練習。
⑤攻防練習。
⑥簡単な整理体操。
で2時間の稽古。ここで一旦終了。終了後、K池君とI藤君は10分程太極対錬を復習。

10時過ぎから柔術の復習。折角教えて頂いた技や練習法も、繰り返さねば失念してしまう。今後金曜の稽古後に少しずつ復習して行く事にした。
合宿で教わった①手解き類やその他の技をざっくり復習(というか確認)。②棒術の型。③拉術。ヒシギは今夜は最初の4つを復習。Y先生から頂いたアンチョコを見ても思い出せない技があり、諦めかけた時に「あ!こうじゃなかったか!?」と思い出し、2人で思わず笑ったりした。
・・・Y先生に教えて頂いた技術や私が昔習った柔術を一度に全て練習するのは不可能だが、一ヶ月間でそれらを一通り練習するという方法であれば、然程無理なく取り組めそうである。
10時45分、道場の明かりを消しました。

 

私の顔にはホクロがあって、昔から剃刀を当てた・床や道着で擦った等の一寸した事で出血するのだが、この数年脹れて来ている上にしょっちゅう出血している状態。友人達には「皮膚癌になるかも知れないから早目に診て貰え」と五月蝿く言われているのだが、そんなもの、癌で死ぬならそれが自分の人生じゃねぇか(笑)。
でも実際、ほんの少しの事で血が出るのは煩わしいんだけれど(笑)。

 

11月12日(火)
宮島賢也著・『医者の私が薬を使わず“うつ”を消し去った20の習慣』(←書名が長いっつの)を、うつ(鬱)で苦しんでいる友人に借りて読んでみた。読み出して直ぐの印象は、宗教ベースの自己啓発書と似てるな、との感じ。仏教も結局は“自己で立つ”事だから、似てくるのかも知れない。“本当の自己”で立てた人間は多分鬱にはならない。
読んでなるほどだし、鬱の人を相手にする事も多い私の仕事にも参考になる感じの本。
今、鬱で苦しんでいる友人に対し、最初の頃は私の知識で少しは楽にしてあげられたりもしたのだが、私の力では最近はもう手詰まりになっている感じがある。話を聞いていると、友人は家族機能不全の状況で育った。余りに酷い生育環境で、良くこれでバランスが取れているなぁ・・・と思って来たのだが、とうとう発症した。震災後、家族で一緒の仕事を始めたのが引き金に思える。
私に出来るのは理解を持って対応をする事だけだ。

それは兎も角、合宿の翌月曜からもの凄く寒くなった。いや~合宿にこの寒さが当たらなくて良かったですわ(笑)。

 

11月9日・10日(土日)  大和流柔術・合宿
埼玉から大和道伝承者・Y先生をお呼びして仙台で練習会を開催した。
先生にお越し頂くのは恐縮至極なのだが、こちらから伺う時と違って仙台からも多くの生徒が参加出来、本物の柔術に触れられるのが有難い。
9日。午後1時から何時もの道場で稽古スタート。今回は柔術の基礎である“手解き”を中心に学ぶ機会である。私も同じ派の柔術を学んだのだが、手解きにこれ程までの内容が有り、具体的に上位の技に繋がり、防禦も可能だという事に驚きを感じる。「手解きは初心者向けの技法だから」と思っている人が居るとしたら、目から鱗が落ちるだろう。何でも本物に習ってみる事である。
午後5時で一度休憩を取った後、パート2として拉(ヒシギ)術を練習。これが又内容が豊富な上、痛い(笑)。
稽古後、近くのラーメン店で簡単に食事をしながらビール。道場に戻って、本格的な懇親会となる。Y先生の金兵衛先生在世時の話など、一同大変盛り上がる。N原君、「上機嫌な両師範のやり取りが面白かったです」。ううむ、後半の記憶は飛んでいる(笑)。

翌10日。午前9時に泉区市民センターで稽古。2日目は拉を中心に練習。二日間で拉術の初伝から奥伝までを全て教えて頂いた。大量の技に、なかなか覚えられなかったのが残念だが、以前Y先生の覚書をコピーして頂いているので、今後それをテキストに稽古して行けるのが有難い限り。Y先生とのお付き合いが始まったのは震災後だが、以来、とても良くして頂いており本当に感謝のしようもない。
拉術の後、少し時間が残ったので九鬼棒術を教えて頂いた。私が習った九鬼棒術の型とは違っているのが面白い。

私も30代半ば頃までは、こうした練習会で習った技も結構苦もなく覚えられたが、最近はもう無理である(笑)。新しい事はスンナリとは入って来ずシコツイ位に繰り返さないと覚えられない。
しかし、若い門下生達が手分けして覚た様であるし、今からの人達の為にこういった学びの機会を持つ事が出来るのは実に素晴らしい事だと思う。
柔術を熱心に稽古していると手首が丸く太くなる。私も昔は手首が丸かったが、柔術から離れて長いので普通の手首になってしまっていた。が、今回何時間も柔術の稽古をしたら、膨れ上がって手首が昔みたいに丸くなった!(笑)

2日目の稽古は11時半に終了。みんな一緒にセンター隣りの古い中華料理店に入って昼食。店は満員。
他の客のテーブルを見ると、何やら富士山の如き山盛りのモヤシと野菜。この店、これが標準?
Y先生や他の生徒はタンタン面や塩ラーメンを注文。私は「ワンタンメンとチャーハン」と頼むと、耳が聞こえるのかしら?という程の年齢の店のお爺さんが「一人で食べるのか?」と言うので(ちゃんと聞こえてるんだね)、“大盛り過ぎて食えるワケねえぞ”という意味だろうと解釈。「無理かなぁ?」と聞き返すと、「・・・いいけど」との返事。
最初に出て来たのはタンタン麺と塩ラーメン。うん、山盛りのモヤシが乗ってる。S君、「いつ麺にたどり着けるか解らない」と言うので大笑い。
ワンタン麺は普通な盛りで良かった!チャーハンと残さず食べられた(笑)。
壁のメニューを見ていると『コイコール』、『スーフータンメン』などの得体の知れぬ料理名が。皆で「コイコール=ホイコーロだろか?」とか色々な想像を巡らす。
次回、機会があれば、コイコールの謎に挑戦したいと思った合宿でした。・・・って、武術の話ぢゃないんかい!(笑)

 

11月8日(金)  仙台・套路(型)クラス
今夜は人数少なく、O君、T沢さん親子、R枝さんが稽古に参加。
①準備運動 ②基本功 ③手解き を練習して一度休憩。
④八卦擒拿。
⑤劈拳実用練習。楼膝ヨウ歩(正宗太極拳)や八卦掌の実用法と同じように、形意拳も練習。これも型通りに行なう初歩から、徐々に高度なテクニックに移る。今夜は4種類ほど練習。
⑥套路練習。八卦掌や太極拳など、各々型を練習。
⑦八卦套路の蹴りの対人練習。見た目一寸不思議な蹴り(笑)を実際にどの様に使うかの解説と練習。ついでに酔拳の場合も説明。
⑧攻防練習。地味な練習だが(笑)得る物は大きい。
⑨走圏対人練習。
⑩自分で出来るマッサージ
等で2時間の稽古。10時過ぎ、今夜の稽古は終了。お疲れ様でした。

 

11月6日(水)
『マリリン・モンロー最後の17週(上下)』を読む。引き込まれて、あっという間に読んだ。死因不明のマリリンモンローについての本は幾つか読んだが…って、この本は有名みたいだから僕が言うことは何もないよね(笑)。とりあえず『マリリンモンローラストシーン』のDVDを借りて来てみようと思ったのだった(笑)。
あ、そうだ大学の学友がマリリンモンローをポルノだと誤解してた。言っとくよ。コメディだ。ちゃんと観てから言ってよね(笑)。

 

11月4日(月)
前回、歎異抄の解説書を読んだイキオイで『教行信証』(岩波文庫版)を読む。浄土真宗開祖の親鸞さんの著作。ページ下部に付いてある用語解説まで旧字体で最高(笑)。
説得力が強くて、私も阿弥陀信仰に変わりそうな感じ(笑)。けれど現代の我々には繰り返しも多く文章がくどく感じます。

夕方、上品の郷(ふたごの湯)に行きました。いつもなら土日・祝日は混んでいる上に平日と比べ200円高い(入湯料700円)ので行かないのですが(笑)。“混んだ日は湯が薄い”印象が有ったのですが、とても濃い感じがして良かったです(笑)。ええ、それだけのハナシなんですけどね。「だからナニ?」な話題でしたね。

 

 

11月2日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
急に寒くなりました。先日、友人女性に「ストッキングって温かいの?」と聞いてみたのですが、「温かいよ。穿いてないのとじゃ全然違うよ」と言うので驚きました。あんなぴらぴらに見えるんですけどねぇ…意外です。といって私は穿いてみたいとは思わないのですけれど(笑)。
あ、ついでにストッキングとタイツの違いというのも初めて知りました。世の中には知らない事がマダマダ有ります(笑)。

さて、稽古の話(笑)。
今夜は稽古前にT村君が顔を出し、現況について話を。彼の顔を見る事が出来て良かった。
20時の稽古開始時間になっても他に誰も来ず。なので準備運動、各種基本などを何時も通りに練習しているとN原君到着。
N原君は今、基礎から修正している所なので、今夜は彼のペースに合わせた稽古をする事にした。稽古に来たのは彼一人だし(笑)。
先ずは基本技から。質問を受けた技を教えている所にS君到着。S君もN原君と一緒に基礎の洗い直し。
幾つかの技を修正の後、基礎対錬。そこにS君の携帯電話が鳴る。やむなく取るS君。
「30分しか稽古してないのに楽天関係で仕事の呼び出しが入っちゃいました。野球なんて興味ねーよー。楽天のばかやろー」と泣いているので、N原君と“大人の野球の話”をして彼を諭す(笑)。
一通り毒づきながらS君が帰った後、N原君と2人で稽古開始。
反応訓練をし、彼の見えていない部分のチェックと、克服の為の稽古について。
次に、もう一つの課題点をピックアップして練習。「これが出来ると余裕が生まれますね」との感想。何より。
短い休憩の後、軽いスパーリング。彼はヘッドガードを購入し、脛当ても着け、「オッサンらしく故障のない稽古を(笑)」大切に取り組む。若くないんだし、プロぢゃないんだからそれで良いのっしゃ。今は防具も安く買えるので、無理せず活用すると良いですね。
最後に形意槍の套路を一つ学び、10時過ぎに今夜の稽古は終了。お疲れ様でした。

 

11月1日(金)  仙台・套路(型)クラス
C葉さん、S木君、O君、R枝さん、M子さん、T沢息子さん等が稽古に参加。T沢君はお父さんが仕事で道場に来られない日も自分だけで来るのが偉い。
稽古開始前の時間を使い、皆で陳式太極拳を一通り流す。身体が温まった(笑)。
①準備運動
②柔術の基礎を練習。手解きなど。
③各自套路。八卦掌班と正宗太極拳班に分かれて練習。なかなか覚えられず思わず笑ったりしながら(笑)。正宗太極拳を学んでる人は99勢を覚えるのに1年も掛けず(笑)さっさと覚えて、その後曖昧な部分を直し、同時に正しい動きを身に付けていくべく努力して下さい。折角道場に来ているのですから、曖昧な箇所を曖昧なままにしておかず、私や先輩を捉まえてどんどん教わって下さい。
④正宗太極拳・楼膝ヨウ歩の用法練習。使う為には幾つかのコツが要る。その辺りも踏まえて。
⑤受身の練習。時間が遅くなって少し冷えて来たので、道場を転がって体温を上げてみた(笑)。出来る事が前提なので普段こういう練習にわざわざ時間は割きませんが、自信のない人はキチンと練習しとくと良いですよ(笑)。出来ると良い事も有りますから。
⑥攻防練習。今夜は「少し慣れて来た?」という事で、少し冒険も。女性陣からは歓声とも悲鳴とも取れる声が(笑)。
「成功させる為には精神を透明にします」との言葉に一部からドヨメキ?が起こる。「私は雑念だらけだわ!」とか(笑)。う~ん、反応が面白い。
等で2時間の稽古。10時過ぎ、道場の電気が消えました。
そろそろ気温が下がって来ています。夜は道場も冷え込む季節になりました。対策は各自でしっかりやって下さい。「道場行って風邪ひいた」なんて事のないように(笑)。

昨日はハロウィンだったそうですね。夕方、散歩していたら近所の小さな女の子が半分泣きそうな顔をして近付いてきて、私にお菓子をくれると言うのです。「ハロウィンだからみんな来るかと思ってお菓子を用意しておいたのに、誰も来なかったの・・・」だそうでした。ううむ。
イベントのないこの時期、ハロウィンなんつーもんをどっかの業界が無理やり導入させたようですが、子供等が他所の家を回って歩いてお菓子をねだる、という風習までは膾炙していないって事でしょうな。全く、無理に日本にない風習なんか導入すっから、ちっちゃい子供が泣いてんじゃねえか(怒)。
子供達が情報に振り回されんのは大人の責任。子供が携帯だのネットだので犯罪に巻き込まれんのも、大人の都合。結局、大人が子供を消費者としてターゲットにしてるのが悪いんじゃねえか。あん?腐った商売人どもめ。

 

10月28日(月)  歯のハナシ
昨夜一杯やっていると仮歯が取れた。
どーせ取れるんなら、こないだのダンゴ、食べときゃよかったっ!!(涙)

10月26日(土)  仙台教室・拳法(打撃)基礎クラス
今夜はK君、N原君が稽古に参加。
昨日の金曜クラスと打って変わって人数は少ないが(笑)、こんな時こそ基礎から洗い直してやれる機会である。人数が多い時は余り注意しない(要は間違った動きをしていても余り直してやる時間がない)間違った動作を修正してやれる時である。
①準備運動 ②基本技各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング。
②③④は丁寧に練習。基礎が粗ければ、将来的な上達は難しい。年齢制限のある競技格闘技なら、才能の有る無しで正しい動き無視でも良い(笑)。が、私の道場は一生上達、がコンセプトである。でなくば何の芸事か。
閑話休題。N原君との付き合いは長いのだが、彼は途中幾度か長期休会もし、土曜クラスの絶対参加数も少ないので、不正確な動きや身についていない(忘れている)動作がある。現在それを一つずつ検めたり、スパーも再確認しつつ再挑戦している。長期で休んだりして後輩に実力・理解で抜かれると辞めてしまう者も少なくない中、後輩に教わりながら稽古出来る、そこが彼の偉い所である。
K君はこの頃だいぶ動きが良くなった。注意した箇所が直るのが大したものである。続けば実力者になるかも知れない一人(笑)。
稽古は10時に終了。

 
と、これだけじゃ分量的に淋しいので(笑)以下雑談。
題して、『激しいのが、好き』。
先日も述べました、万年ダイエット中の友人女性。何を思ってか、「ほら前に聞いた、激しいパンチと跳んでキックする太極拳がやりたいの!」と言い出しました。
以前、陳式太極拳の事を話して聞かせた事があったからなのでしょう。
重ねて、「あたし、ゆっくりなのはイヤなの。激しいのが興味あるのよね」等と言うので、
「陳式やると足が太くなるよ。少なくとも俺の周囲で陳式を熱心にやって来た女性陣はみんな足が逞しいもん」と事実を述べました所、
「・・・じゃ、イヤ」。と言っておりました。
が、諦めた様子もなく、今度は「ジェット・リーがやってるみたいな激しい拳法がやりたい!棒術や三節棍もやってみたい!」などとノタマウので、どう言って諦めさせようか思案している最中であります。
 

 

10月25日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
馴染みの台湾人から美味しそうなダンゴを貰ったというに、「仮歯が取れる可能性があるのでくっつく物は控えて下さい」と歯医者さんで言われちゃったので、食べられなかったのです。泣きそうです(笑)。

台風の影響なのか、道路は一部随分混雑しており、予定していたよりも遅れて道場に着くと、既に何時もの様にS藤さん、C葉さん、O原君が来て自手練をしていた。
N原君は今夜の稽古には不参加の予定だったが、頼みたい書類が有ったので無理を言って稽古開始前に一寸顔を出して貰った。ついでに武術の実技について諸々話も。
その後、R枝さん、K君、K池君、S木君、T沢さん親子、M子さん、A目さん、I藤君、A沢君達も到着し、賑やかに稽古開始。
①準備体操を一通り。
②柔術。手解きと、基礎的な動作を幾つか。ここまでで1時間10分程。
③攻防練習。練習の持つ意味を理解して貰いつつ。
④八卦掌走圏。対人でポイントを押さえて練習。皆で目を回す(笑)。
⑤套路。各自型の練習。初心者は先輩に教えて貰いながら進む。対錬の復習をする人達も。
⑥簡単なマッサージをし、一度終了。ここで10時10分頃。

その後も数名が残り、套路や武器術の練習。なので12形拳中2つの実戦用法を指導。10時半、私は道場を出たが未だ数名が残って稽古を続けて帰った様子。お疲れ様でした。

 

10月23日(水)  雑談
歯無し小僧だったワタクシでありますが、本日、仮歯が入りました(笑)。
治療の選択に於いて、スパーリングなどやっている事を話しましたところ、歯科の先生も昔空手をやっていたという事で話が早く、強度的にブリッヂにする事と相成りました。素手で少々叩かれても大丈夫だそうです(笑)。部分入れ歯だと打たれた時の衝撃で歯が飛んだりし、万一飲み込んだりすると厄介らしいです。成る程ですね。(ここのやり取りは個人的にとても楽しかったので、道場で数名の生徒には話しました・笑)
という訳で次回の治療は約一ヶ月後。それまで暫らくは仮歯のワタクシでございます。

所で、当会生徒さん達の間で、今更ながら中国武術を扱ったマンガ・『拳児』が回し読みされております(笑)。知ってる人は知っているこのマンガ、意外にも―(HP版・以下略)

 

 

10月19日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
今日は朝から忙しい一日だった。余りの疲労に道場の駐車場に着いてから車内に布団を敷いて20分程横になった。寝たのは5分程度だろうが、随分スッキリして道場に出る事が出来た。
所で、仕事で太白区に行っていて長町駅傍に24時間停めて700円の駐車場を見つけた。結構頻繁にあの周囲は通っているのに今日まで気付かなんだ(笑)。今の長町周辺には面白そうな飲み屋が沢山あるので、「よし、いくべ!」と生徒達と意見一致したりした(笑)。

今夜はS木君、I藤君、N原君が稽古に参加。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習(先週来一種増やしております)
④外家拳技術。一つずつを丁寧に練習。通常は足を動かさず行なう練習も、実は足を動かす方法が隠されている事。それは攻防に直結している事。又、別の練習では「I藤君はすんなり力が乗っているが、S木君はそうでもないだろう?どうしてだと思う?」と本人に考えさせ、宿題とした(笑)。答えを上げるのは簡単なんだが。
⑤歩法 ⑥約束組手。いつも単式で行なっている技を(動きに慣れて来た人達は)組み合わせて練習。又、打つ際に突きと身体を一致させる事を改めて注意。基本では出来ても、実際の動きの中だとどうしても疎かになりがちである。自分で気をつけて直すしかない。
⑦スパーリング。今夜も稽古の〆は楽しくスパーリング(笑)。今夜のスパーも何故打たれたのか、何故何度も足を踏んで転倒させられるのか、何故思った様に動けなかったのか・・・等々考えて上達に資して下さい。どうしても解らなければ聞いて下さい(笑)。
⑧軽くタントウで、今夜の稽古は10時過ぎに終了。お疲れ様でした。

自動操縦(って表現で良いの?)の車が発売に向かってるそうですね。事故の場合の法整備も課題とか、厄介も有るんでしょうが、高齢者ドライバーにはとっても良いかと思います。それに世間には“どうしてそれで免許持ってるの?”と思っちゃうようなオバちゃんも居たりするので、そういう人は事故が減って良いんじゃないかしら(笑)。・・・と、こんな事言ってるボクも、その内には同じ様に“危険な高齢者ドライバー”になるんでしょうね。世は順番です。ヘイ。

 

10月18日(金)  仙台・套路(型)クラス
予定通り?歯を抜いた。いや~歯医者でこんなに痛い思いをしたのは初めてじゃわい(笑)。

と云う訳でして、今夜は前歯無し僧状態で道場へ参りました(笑)。
随分涼しくなったもんです。動き易くて助かります。今夜は人数少なく、C葉さん、S木君、R枝さん、M子さん、T少年が道場に来ました。
①準備運動 ②基本功
③手解き(柔術の基礎) ④攻防練習(詳しくは下に)
⑤套路。小学生のT沢君のみ八卦掌練習で、他の人達は正宗太極拳を練習していたので、八卦掌の指導はS君に任せました。S君も初歩の套路なら手順はしっかり教える事が出来る様になりました。彼は子供さんに丁寧に教えるので何時も感心します。私は太極拳班を指導。最近は少しずつ細かい指導をしています。ついでに太極拳の動きで相手の蹴り足を取ってぶん投げる(笑)練習を全員でしました。
⑥蹴りの練習。皆揃って蹴りを少々練習。何事も正しいフォームから(笑)。慣れていないと一寸した動きが混乱するらしく、楽しく笑いながら取り組んだようです。楽しいのは良い事ですよ、ホントに。
⑦蹴りの練習ついでに、喧嘩テクニックを一つ二つ。これも大笑いしながら。「環境の悪い家庭」の話なんぞもし、更に笑いました。
⑧女性陣は手解きを復習し、T少年はS木君の指導でワンツーや蹴りの防禦の仕方に取り組みました。
最後に一寸全身マッサージ(勿論、自分で出来るものです)をし、10時10分頃今夜も稽古終了。

④について。
今夜の稽古からは攻防に慣れる為のメニューを増やしました。これは推手の延長としても取り組めるもので、練習者の錬度により練習レベル(難度)を換えられます。ま、多少の緊張感は伴なうかも知れませんが、怖くはないですよ。と云うより緊張感を持って練習して貰わないと効果も薄いですし、怪我したりもします。
趣味や健康目的で金曜クラスに来ている人でもあっても、長年武術をやっているにも関わらず“素人のパンチにすら身体が動かない!”というんでは八大武舘としては困ります(笑)。
毎週5分程度の短時間であっても必ず練習して行きたいと思っとります。長い時間やるとグダグダするので、短時間で集中して行なった方が効果は高いもんですし。

S木君、「相手にミットを持たせて打つと背中が痛い、と言われる様になりました」。との事で、「そりゃー良かったねえ」とやり取り。正しい打ち方を教わり正しく練習すれば、そう特別な事でもないのですよ。
O澤さんから珍しいツマミを頂戴しました。毎度毎度有難うございます!歯が治ったら(笑)ご馳走になります。

そういえば思い出しました。以前、「練習しても上達しないのは、どんなタイプの人ですか?」と尋ねられた事が有りました。
それは多分、“思い込みの強い人”です。

 

10月15日(火)  雑談
高校時代に顎に蹴りを食らって歯が割れ、以来、差し歯が一本ある。「差し歯は外れる」と時々耳にするが、この差し歯は今まで一度も外れた事がない。が、その部分の歯茎だけいつも出血したりしていた。この部分だけ歯槽膿漏にでもなっている感じであった。
その箇所が6日(日)に激しく痛み出した。痛みで夜も寝られぬ程だったが、痛みには波があったので少し様子を見ようと我慢してみたが、本日ついぞ歯科に行った。
「かなり酷い状態です。差し歯の土台が割れているか、角度が変わってしまっています。その為(レントゲン写真)歯の骨の根元も黒くなっているのが解りますか?土台を活かせれば活かしますが、その確率は非常に低いと思って下さい。炎症が起きているので、今日の時点での治療は痛みが激しく無理ですから、数日抗生物質を飲んで頂いて炎症を抑えてから歯を外します。取りあえず差し歯が上の歯に当たり難い様に削っておきます」
との事で、次回は金曜になった。
土台となる歯が無くなると、もしや部分入れ歯になるのだろうか?まだ私ゃ43だぞ(笑)。インプラント!?んな金は無いわい(笑)。どうなる事やら、乞うご期待!
歯を割ったのも打撃。義歯の土台が割れてしまったのも、恐らく打撃。打撃系武術、恐るべし(笑)。皆さんは若い頃からキチンとマウスピースを着用しましょう。私が若い頃は、そんなモノ高くて買えなかったんだよ(笑)。

本の話題。
夏目房之介・『男女のしかた~江戸・明治の艶学』とゆー本を読んでみた。この筆者の本は以前一冊読んだ時に興味深かったので、古書店で見つけると購入してみている。
で、この本も面白かったですよ。でも、かなり大人向けです。宜しく(笑)。

頼まれて中学生男児に時々ヌンチャクを教える事となった。乗り気じゃ無かったのだが、教えるとちゃんと練習して出来る様になって来るので、こちらも楽しくなって来ている(笑)。
取り合えずは基礎から一つずつ教えている最中。

 

10月12日(土)  仙台教室・拳法(打撃)基礎クラス
I藤君とS木君のみ今夜の稽古に参加。
S木君は仕事の都合で9時に帰らねばならなかったが、前半一時間でも稽古に参加するという気持ちが素晴らしい。
前半1時間は何時も通りのメニューを稽古。①準備運動 ②各種基本 ③防禦練習(一種増やした。これが後半教えた技に繋がる) ④外家拳技術。
前半部の稽古を済ませたI藤君の呼吸が少しおかしい。彼は喘息を持っているので、空気の乾燥している今の時期はキツい様である。それでも稽古に来る事に何時も感心する。
後半は套路で調子を整える事にし、一緒に正宗太極拳を練習。動作各部と意識の一致を目標に丁寧に稽古。
少林拳套路の動作を二つ実用解説。一つは③で増やした動作から簡単に繋ぐ事が出来る、大変実用的な技。もう一つは両腕の動かし方と決め動作の手の位置の隠れた意味を伝授。(套路の動作そのままに実用・変化される物と、動作自体には最後の極めの動作が隠されている物もある)
彼の体調も良くなったので最後に軽いスパーリングを行ない、10時に稽古終了。

 

10月11日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
C葉さん、S木君、R枝さん、T沢さん親子、K池君、A沢君、I藤君、A目さん、N原君が稽古に参加。
A沢君から日本酒を有難く頂戴する(笑)。

①準備運動 ②柔術。皆で手解きを練習。③套路。各々套路練習。④八卦掌用法 ⑤崩し ⑥蹴りなどを稽古。
④は八卦掌の間合いの詰め方、そこからの攻撃の仕方を指導。勢いや力任せにやるのではなく(笑)コツを押さえて学ばないと成功しない。
⑤は八卦掌の套路中の動作を用いて相手の身体を崩す実験。角度と力の用い方にコツ。ついでに蹴りを用いて崩す実験も。蹴りが身に付いていないと蹴った反動で反対に身体が崩れる人も居て“初心者はああだよなぁ”と何やら懐かしい気分になったり。・・・って、“初心者の動きは懐かしいのう”と云った問題ではないね。皆さん、蹴り位まともに出来る様にしましょうね!(笑)
⑥では相手に蹴りを入れるタイミングを練習。⑤の延長で蹴り技をもう一つ(笑)。土曜クラスに参加している人には難しくない動作である。

10時15分頃、一旦稽古終了したが、その後大半の人が残って対錬などを練習。
皆が熱心に稽古している所を申し訳なかったが、稽古後に友人の所に顔を出す約束があったので、私は10時30分に道場を後にした。
着替えて居る時に、⑥蹴りの箇所で例に挙げた昔話の時期がうっかり記憶違いだった事に気付き、訂正。ま、どーでも良い事なんですがね(笑)。

 

10月5日(土)  仙台教室・拳法(打撃)基礎クラス
S木君、I藤君、K君、N原君が稽古に参加。
私が何時もより早く道場に入ると間もなくS木君が来たので、稽古開始前の時間を利用して形意刀(套路)の続きを教える。
その後到着したK君とI藤君には初心者向けの棒術の型を練習して貰った。
20時、稽古開始。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング
で2時間一寸の稽古。
その後K君とI藤君が残り、柔術の手解きや基礎を練習し、10時30分道場を閉めました。

道場を閉めて家に帰り、鏡を見てギョッとする。髭も髪も随分白いモノが目立つトシになって、未だにスパーリングなんぞやっている。若い頃と大差無い心算でいるのは本人だけで(笑)、私も随分歳をとったのだ、としみじみ思う。
スパーと云う打ち合いを通して弟子達を育ててやれるのは、あと何年位だろうか。

 

野間宏・『歎異抄』を読む。この解説書を読み、念仏信仰という物が何故大衆の中に広まったのかが解った気がする。味わいのある中々に素敵な本。けれど、全く基礎知識のない方にはイマイチなのかも(笑)。

 

10月4日(金)  仙台教室・套路(型)クラス
S木君、T沢さん親子、K君、R枝さん、A目さん、M子さんが稽古に参加。
30分程前に道場に着くとS木君が自手練中だったので、形意刀(套路)を指導。
①準備体操 ②八卦掌の足の位置・動かし方を二人組みで練習。
③反応訓練。以前日曜クラスで練習していた反応訓練類から数種を皆さんに体験して貰いました。今回は体験なので、極く大雑把にですが(笑)。練習するポイントを掴んで取り組むと、如実に効果の出る練習方法です。
④正宗太極拳。套路の導入部分を皆で練習。手の位置、意識、視線など少し細かく。動作の完全一致の怪しい部分を誤魔化して流してしまわないのが大切です(笑)。
⑤各自の練習。套路や対錬など、夫々が練習。套路(型)を実際の用法を理解して貰うと動作要求の理由が解るので、私の道場では使い方や“それが身につくとどんな効果があるか”といったような内容はしょっちゅう説明します。
女性陣は太極拳・楼膝ヨウ歩の実用法を練習していたので、技をしっかり掛ける様々なポイントと、一つの動作が身についてしまえば他の技も使える事を説明しました。翌日、O澤さんから「少しずつ何をどうしているのかイメージが出来てきて嬉しい」といったメールが届きました。
10時過ぎに一度終了。
残った数名で八卦掌5掌の用法を幾つか練習し、稽古終了。
その後、A目さんが残って形意兵器を練習し始めたので、刀の套路を少し指導。私は10時25分頃道場を出ましたが、彼はその後も暫らく練習して帰った様でした。

MLに『今夜の稽古』について幾つか述べて発信ついでに、「毎日飲んでるけど酒が飲みたい。誰か安いワンカップで良いから何本かご馳走してくれる奇特な人はおらんかえ」と付け足した所、稽古終了時、R枝さんが良い日本酒を一本くれました(ツマミとコップ付きで)。「もう1時間早く渡してくれたら教えながら飲んだのに~」と大笑いしました。今夜は飲む機会を失したので、持ち帰って本堂に奉げておきました(笑)。
嬉しいです!R枝さん、有難うございます。散財をお掛けしました!

 

10月1日(火)  雑談

4月から消費税が上がる事に決まりましたね━(サイト掲載時以下略)

 

9月28日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
I藤君、N原君。A沢君が土曜クラス体験参加。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧初歩套路(型) ⑨整理体操
で2時間15分程の稽古。スパーでは良い汗かいた(笑)。
組んで行なう稽古はN原君とI藤君に組んで貰い、私は主に初心者・A沢君の相手をしました。

実際に攻防を行なう訓練をしたA沢君が、少し腕を痛めたりしていた様子。ま、これも慣れであり、稽古に出てさえいれば半年や1年で随分慣れる。腕や足や身体が強くなるだけでなく、痛いからこそ受け方も覚える。実際に戦おうと思ったら、一番最初に通らねばならんのがここである(笑)。このクラスに出るのであれば、少しの期間踏ん張って貰わんといかん所です。前から言ってる様に、戦う事を考えている人が一般人と同じ身体で良い訳がないのですから。
スパーリングも、上位者(先輩)が初心者に怪我をさせない様に気を遣っていると云う事は、自分より下位の者(後輩)が出来て初めて解る事でもある(笑)。これも上達してみて初めて解るのです(笑)。

 

以下、身の回りのどーでも良い話↓
先日、友人女性(万年ダイエット中)が、「近頃、食べたくて食べたくて。食べても30分もすると又お腹が空いて食べちゃうの。今日もね、シュークリーム食べて、ケーキを食べて、買い物に並んだレジの脇に胡麻だんごが有ったから、思わず買って食べて・・・」と列挙するのです。話を聞いて後、「帰ったら又何か食べるんですか?」と伺ってみましたら、「胡麻だんご食べて寝ます」とおっしゃいます。「夜は小腹が空きますねえ・・・僕も帰ったらラーメンでも食べたい所ね。太るから我慢するけど」と言いますと、「ヤタベさんは運動もしてるんだし、ちょっとぐらい太って大丈夫!食べたいんでしょ?ラーメン食べたら良いじゃない。食べたい物は食べなくちゃ!」と妙に強く勧めるのです。「仲間を増やそうと思ってはいませんか?」と言ってみました所、ばれたか!って顔して笑っておりました。危ない危ない。
翌日、「実は昨日は体調が悪かったのですがゴマ団子を食べたら今日はばっちりでした」とメールが来ました。・・・意地でも食べる事を正当化したい様です(笑)。
・・・ってな下らない話は山ほど有ります。リクエストあれば、今後もちょこちょこ載せますよ(笑)。

 

 

9月27日(金)  仙台・套路(型)クラス
道場に着くと何時もの様にS藤さんとC葉さんが居られて稽古中。S藤さんに形意棍についてご質問を受ける。槍との違いも含め、簡単に練習。
K池君、R枝さん、I藤君、S木君と、先々週見学して行ったT沢さんが親子で入会。新たな仲間が増えました。今夜道場に来れなかった皆さん、これから宜しくお願いしますね。

稽古開始前、K池君に弓歩や馬歩を使う流派と形意拳の“考え方(力の出し方・戦闘方法等)”の違いを説明。
①準備運動 ②基本功 ③シンプルな対錬類を練習。基本功動作を実際に使う練習も。④八卦掌の実用例を練習。⑤正宗太極拳の套路を第1十字手まで皆で揃って。体重の移動、身体の運用など基礎的な部分を説明。「中味空っぽで流す位なら、一つ一つしっかり停止してチェックしましょう」というのが、私が習った正宗太極拳の練習方式でした。太極拳套路は単に気持ち良く動く踊りではなく、あくまで“練習”なのです。これについては下にもう少し補足します。
⑥正宗太極拳の動作実用法も数種類練習。実際に使う練習をして初めて気付く事があるもので、その気付きが套路に還元されるのですね。
⑦各自、套路練習。八卦掌や形意拳、対錬など夫々で練習。形意拳をやっている人には12形拳での練習方法を解説。これを意識的に行なって身につけば五行拳も上手くなるでしょう。
ここで10時。一旦稽古を終了し、都合の良い者が残って柔術の練習。手解き、初伝逆取、同逆投げ、その他の技など復習し、10時半に今夜の稽古を終了。
盛岡に行っていたというI藤君がお土産に日本酒をくれた。これまた初めて見るお酒で楽しみ(笑)。有難う!

私の道場では正宗太極拳を一般に行なわれている太極拳とは違うやり方で教えている箇所があります。上達すればどんなやり方でも良いのですが、初学の内はこだわって貰います(笑)。一般的方法とは異なりますが、有効です。
ちょっと口は悪いですが、一般的方法が優れているのだとしたら太極拳練習者からはもっと達人が出ている筈です。太極拳練習者は多いにも関わらず、全く力を発揮する事の出来ない人が多いのは、一般的な方法では気付けない事も多いという事です。
私なんざ人が悪いから、そういうのを見ていると“教える側がワザと隠したのが広まっちゃったんぢゃ?”などと疑ってしまいますが(笑)。あ、言い過ぎでしたらゴメンなさいよー。

 

 

9月24日(火)

ある郵便局に寄ると、自動ドアに4~5箇所の穴。まるでニュースで目にする“銃で撃たれた痕”のよう。ギョッとした。続けて入って来る人達も一様にギョッとした顔をする(笑)。郵便局の人に「何があったのすか?」と聞きたかったが、他にお客が結構いたので遠慮してみた(笑)。

穴が大きいので多分誰かが石でもブン投げただろうが、針金入りの丈夫なガラスに穴を開けるのは子供の力じゃ無理だろうから、恐らく大人の仕業なんだろうな(ハンマーで叩いたんじゃないか、との説あり)。それもかなり確信犯でやっているのじゃなかろうか。たったガラス一枚の事でも、なんか荒んでる町って感じがするもんだねえ。怖い怖い。

 

 

9月21日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
稽古開始時間になれど誰も来ない様なので、自主練習開始。何時も通り①準備運動をし、②種々の基本を練習。震災後は自主稽古といえば套路ばかりで、パンチや蹴りなどの反復練習をしなくなった。これ幸いと以前日曜クラスで行なっていた③移動稽古も一通り練習。
小休止を挿み、広い場所でないと練習できない(笑)④形意拳の四大兵器(套路)を練習し、⑤心眼流の棒術・刀を練習。 早く本堂の再建がなれば稽古スペースに困難はないんだが・・・(笑)。
大分涼しくなったので、稽古もし易い。良い気候よのう(笑)。
9時40分頃稽古終了し、片付けをして50分頃消灯。

剣道の稽古を見ていて、中学生の女の子が体格の良い男の子にぶつかられぶつかられし、そこに先生のハッパが飛ぶうちに泣きながら稽古していた。稽古としては泣きながら、というのはイカン事だろうが、痛いほど気持ちは分かる。泣きながらでも最後までしっかり動いていた。もらい泣きしそうだった(笑)。指導の先生も多分、子の親だろう。心を鬼にする、その心底如何ばかりか。素晴らしい物を見せて頂いた。
しかし剣道も、小さくて勝ち残るような上手い子と、大きくて上手い子とでは、戦い方に違いがある感じがするね。

 

9月20日(金)  仙台・套路(型)クラス
今夜はR枝さん、K君、A沢君、M子さんが稽古に参加。
①準備運動と基本功。色々な太極拳教室や武道教室の話など、雑談をしながら。←本当は準備運動も集中してやらなきゃダメです。効果が違いますからね(笑)。
②形意五行拳の練習。今夜参加した皆さんは殆ど形意拳をやっていないので、一つ一つ説明しながら。今日一度で全部憶えるのは無理でしょうから、一つでも二つでも憶えているのがあれば練習してみて下さいね。
③推手。久し振りに推手を練習。私も随分推手は練習しなくなったけれど(笑)不要なのではなく、練習すれば身につく事は沢山あるので皆さんは出来るだけ取り組んで下さいね。ってな事で、推手を数種類練習。手を触れ合わせて行なう一般的な物から、そうでない物まで。結構面白いものでして、やると笑いが起こる位楽しいですよ(笑)。
④推手で得た感触を利用し、掴まれた胸倉から相手を崩す練習。変化を含めて今夜は2種類。ついでに投げも少し練習。
⑤胸倉を掴まれたのに対し、八卦掌(老八掌)の1掌(単換掌)を使う練習。隠された足の使い方も解説。
⑥相手のパンチに対し、2掌(双換掌)応用で蹴りを入れる練習。成功すれば思った以上に効く。これは慣れればスパーリングでも使い易い。
⑦解説。2掌の腕の動きの実用例3種。足の動きに隠された用法を、形意拳や太極拳の歩法と引き比べて紹介。
⑧重い木刀を軽く扱う練習を紹介。日本刀の専門家でもない私が教えるのも何だが(笑)、結構大事な事を身につける事が出来るので知って損は無し。
⑨日本刀の納刀と抜刀について。初めてだと案外難しいようで、失敗しては笑いが起こっていた(笑)。ええ、楽しくやって下さい。ついでに道路事情との関連も雑知識として話し(笑)、も一つついでに心眼流の口伝の事もチラと。
身長(体格)によって使い難い技についても説明したりもし、今夜は気楽な稽古をしました(笑)。10時20分頃、稽古終了。お疲れ様でした。

 

余談。
先日大和流伝承者のY田先生の合宿に参加させて頂いた折、皆さんが伝系や歴史の事に詳しかったり、又、Y先生からのメールを読むにつれ、私は全く武道の歴史や伝系に興味を持たず、“自分さえ強ければ(出来れば)良い”と端武者みたいな事を考えるのみでやって来たけれど、技術だけでなくそういった“歴史や流儀の話”も“伝承”であるのだなぁ・・・と改めて己の独善に気付いた次第。私はそういう事を殆ど知らない。面目次第もござらん。
それ繋がりで思い出したんだが、(サイト版・中略)・・・なんかね、アタシもトシを取ったんだと思う。そういう事の大切さに気付いたもの(笑)。
そんな訳で、元・兄弟弟子のN君には「T先生の所に行った時には色んなお話しも聞いといで。技だけでなく、そういう話も伝承なんだから」なんて利いた風な事を言ったりしてます(笑)。

 

 

9月16日(月)  台風
でも午前中は仕事で忙しかった。石巻でも屋根を吹き飛ばされた仏壇屋が有ったりしたんですねえ。
一晩かけて金賢姫・『いま、女として㊦』を読む。いきなり下巻だけ読むというのが私っぽい(笑)。 ・・・北朝鮮、この時代と少しは変わっているのだろうか。。

昼から2ヶ月振りで温泉へ。途中から物凄い台風に直撃さる(笑)。川が轟音を立てて溢れんばかりに流れる、山の上の温泉宿。翌日は秋晴れ。
短期の湯治なら『同じ湯に浸かっているよりも、別の湯に浸かると効く』と云われる事がある。翌日午後からは別の温泉場で日帰り湯治すると、なんと前日まで痛かった足腰が軽い軽い!(笑)

 

 

9月15日(日)  本。
近頃は並読が過ぎていて、一冊の本を読むのに時間がかかり過ぎている。ようやく一冊読み終えた(笑)。
谷川健一・『日本の神々』。日本の神サンの解説書かな?と読み始めたら民俗学の本で、思ったより面白かった。宮城県人にも馴染みの深い地名が取り上げられていたりもし、知らない事ってマダマダ沢山あるのねえ・・・と改めて思ってみたり(笑)。
元来、私は地名の由来などに興味のある性質なので、この人の『日本の地名』も古書店で探して読んでみるべ。

 

 
9月14日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
I藤君、K君が稽古に参加。
I藤君に前に出て音頭を取って貰い①準備運動 ②基本各種。
③防禦練習。K君の帯に色がつく為の課題を一つ。彼は覚えも早いし動きも良く、今後が楽しみな一人である。
④外家拳技術。もう何種か増やしたいのだが、時間的事情を考慮して延期中(笑)。
⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング ⑧単・連攻防対錬 で2時間の稽古。
その後、柔術の手解きと逆取を数本復習し、初心者向けの棒術の型を練習して10時20分頃、稽古終了。

K君が「バリに行って来たお土産に」と、お酒を買って来てくれた。アラックというココナッツの入った焼酎のような酒で、バリといったらコレ!なお酒だそう。う~ん、美味そう。初めて見るなぁ・・・飲むのが楽しみなのである。
K君有難う!気を遣ってくれて済まないです。あたしゃ酒が何より嬉しい(笑)。

 

さて、余談。
震災後、石巻に移住したA氏。
ネットで“○○○△△基金”(似た名称の団体は沢山ある様なので注意)とかいう団体と知り合い、その団体が石巻でボランティア活動をしたい、というので借家の大家が経営している店舗を休日に利用させて貰う事にしたそうだ。
当日。その団体はその店舗の広い敷地で子供達を遊ばせた。
その夜、その団体の連中がA氏のアパートに押しかけ、「ワシラに挨拶をしなかった」などと因縁をつけ、関西弁で大騒ぎしたそうだ。近所の人が「夜だから静かにしてくれ」と言っても無視。長時間騒いでいたらしい。・・・下衆の勘繰りだが、思うにその“ボランティア活動”とやらで自分達が想定していた“結果”が出なかったから騒いだんではなかろうか?つまり、銭よ銭。ボランティアを語って実は利益を目標にしている連中はいるものだ。
A氏の嫁さんは怖くて泣き出したとか。泣く位なら何で警察呼ばなかったとか(呼べばその団体が問題起こしたのは記録に残るだろうし)、後日その話を知った大家が「俺に電話よこせばそいつらぶっ飛ばしたのに!」(って、そんな事したらアンタが捕まるだろーが)言ったとか、その辺りの事は置いといたとしても、こういう変な連中が何らかの団体名で奇麗事を語って接近してくる危険があるから、被災地の我々も少々気をつけねばならんのう(笑)。
*MLでは団体名を出したが、サイト掲載時には削除させて貰った。というのは私とA氏は直接面識はないが、A氏関係の人と私が親しく、その人達に累が及ぶと困るからだ。この記事を読んで私に因縁つけて来るってんなら上等!なんだが。ま、そういうこって、その団体を庇って名前を伏せた訳ではないので宜しく。

 

 

9月13日(金)  仙台・套路(型)クラス
今夜はC葉さん、K池君、R枝さん、K君、A沢君、M子さん、N原君、A目さん。他にも参加された方達がいて大変賑やかな道場。人数が多いとやっぱり無条件に楽しいものだねえ(笑)。相変わらず途中途中で雑談(笑い話?)などを挿みつつ稽古。私が拳法を習った時の話などは、若しかすると誰かの何かの役に立つかも知れないし(立たないかも知れない)。
金曜クラスは大まかな流れは一緒だが、内容は毎週違っていたりする。その時のメンバーを見て決めているのであり、決してテキトーなのではない。言い訳ではない。多分(笑)。

 
①準備運動 ②基本功 ③対錬。シンプルな物を数種類練習。ただ手順を追うだけでなく、「その動きを身につけるとどんな応用が可能か」という事も説明。まだ憶えていない人に対して、生徒同士で教え合って練習してくれたので、時間を幾らか多目に割いた。
④力の出し方の練習。正しい形を学ぶ一助。⑤套路。各々型を練習。⑥正宗太極拳・楼膝ヨウ歩の実用練習数手。⑦単攻防(型)の応用練習。⑧杖術を体験程度に練習。
先週、A目さんの歪んだ棍を大梢子棍に作り直そうという話があったので、実物を持参して参考に供す(笑)。
10時に一度稽古終了。
その後A目さんとA沢君が残って練習。10時45分頃、私は二人より先に道場を出ました。

M子さんが「仕事で一日ボーっとしてたのに、道場に来てすっきりした。今から何でも出来そうな気分です。もう寝るだけですが」と言うので大笑い。

ウチの門下生もポーっとしてるのか、ときど~き「帯を忘れたぁ」ってのが居るので(笑)、道場に白帯一本置いとく事にしました。
4号の帯だから、元々道場に置いてあった子供用の帯よりは使い易いんぢゃないでしょうか(笑)。
帯にマジックで“八大武舘”って殴り書きしといたので、自由に使ってたもれ。
 

 

9月7日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
私が道場に入ったのが稽古開始10分前。稽古開始時間を過ぎても他に誰も来ないので、一時間ほど自分の稽古をして終了しよう!と決める。今日は一日移動も多く、仕事が忙しく、“疲れてるから丁度良いや”とサボる口実を思いつく(笑)。お、先日のビール屋さんも良いぢゃないか!

準備運動と基本各種は何時も通りに行ない、築館心眼流を一通り振った辺りでN原君が道場に登場。「行事で使用した短めの棒が3本あるのですが、使えませんかね?」と持参してくれたので、見てみると丁度杖の長さ位。練習用に良さそうなので、道場に置いてもらう事にした。折角Y田先生に教えて頂いたのだし、皆で練習しましょうか。
さて稽古(笑)。初心者向け棒術の型を復習。再発見が有った模様。
腰と打の関係を理解する為に外家拳の或る套路を利用する事を解説。意識的に練習してみる事を勧める。何が切っ掛けになるか解らないものなので、有効な物はどんどん利用する。
形意拳(劈拳)が上手く打てない初心者がいたら「こう教えると良いよ」という方法を一つ。更に、「年数やってるのに打てない人にはこういう打ち方で教えると良いよ」も教える。
又、先日彼に教えた五行拳の“実用し易い練習法”を、少し違って憶えた部分が見受けられたので修正。
他に太極拳、形意拳、八卦掌の対錬套路を復習し、10時に今夜の稽古は終了。

 

 

9月6日(金)  仙台・套路(型)クラス
久し振りに悪い夢を見た。明け方の夢うつつの時に見る、現実感の強い悪夢。この夢を映画化したら、きっとかなりの恐怖映画になるに違いない(笑)。ううむ、私もまだこんな夢を見る部分が残っているのか(笑)。・・・と思っていたら稽古後の運転中に強烈な胸の痛みを感じる。危険な程の痛み。身体の不調部分があって、そんな夢に繋がったのかも知れない(笑)。

風がだいぶ涼しく感じられる様になった宮城県。稽古中に窓から入る風が有難い(笑)。
私が道場に入ると既にS藤さん、C葉さん、S木君が居て稽古中。他にM子さん、A沢君、A目さんが道場に。
①準備運動 ②心眼流の体捌きを対人で練習 ③通背拳の基本を練習 ④各自の練習。套路や対錬を中心に。⑤剣術を一手。失敗と見せかけて裏を取る法(笑)。⑥初心者向け棒術の型と動作の分解練習。
“剣道と剣術の違い”や、いずれ子供向けのクラスを作りたいと希望している門下生がいるので、“子供(少年部)の練習内容”なども雑談がてらに解説。
他にも「歪んでしまった棍の再利用」などの雑談も。ここで10時過ぎ。
後半は、⑦柔術の基礎を練習。手解き数本、初伝型数本、基本などを軽く行なって10時半頃稽古終了。
その後もA目さんとA沢君は残って練習をして行った様でした。

雨の朝、中学校の前を通る。送迎の車で大混雑している。“こればりの雨(これしきの雨)で送らってるようでは、社会に出てメゲナイ人間なんか作れる訳もねえよなあ”と何だか妙に今の世の中で言われている事を納得した(笑)。時代、ってヤツなんだろうなぁ。戦争に行った人達が私ら世代を「弱い」って言うように。 とは言え、今の中高生は週休2日の分遅くまで学校や部活をしているそうで・・・遅くなってからだと矢張り親が送迎しないと心配かも(笑)。

先日、香満楼に行ったのは久し振りだった。震災後、仙台まで出て飲むという事が激減したので行かなくなってしまった。先週の稽古でI藤君と「深夜12時まで開店してるんだし、稽古終わってからラーメンとかちょくちょく行けるんだよねぇ」と、これから行く事にしました(笑)。

 

8月31日(土)  仙台教室・套路(型)クラス
昨日の飲み会の影響か(笑)今夜稽古に来たのはI藤君とA沢君のみ。ま、最近土曜の参加者は少ないのですが。
今夜は武器術を練習だが、先ずは合気道出身のI藤君と合気上げ・下げで一寸遊んでみた(笑)。私の道場は拳法中心なので、こういう事はさほど練習しないのだが、楽しくはある(笑)。
遊びついで?に背中から力を通す練習を。これは中国拳法。
武器術。A沢君が全く未経験との事なので、棒術と剣術(日本刀)の基礎的な部分を練習した。武器の扱いに慣れて貰う為に、一人練習→組んでの練習、と少ない本数を何度か繰り返した。何でも最初は慣れる事からで大丈夫です。
最後に単攻防の型を練習。10時に稽古終了。

10時少し前から唐突に豪雨。武器類を濡らすのはイヤなのだが、次回の稽古までは一週間あるし、道場に置いて行く訳にもいかんなぁ・・・と覚悟を決めて車へ走る(笑)。滝の様な雨。石巻の友人に電話を入れ、地盤沈下している石巻の状況を聞くと、「大雨?こっちは降ってないみたいだよ。石巻にも来るかな?雨」といったお気楽な返事。結局、石巻方面ではその後遅れて強い雨が降ったそうな。

 

8月30日(金)  八大武舘・夏の飲み会。
20時から開始。18時にN原君と元・師匠の道場前で落ち合って近くの刃物店で目の保養。N原君曰く、「イケてる刃物屋さん」との事(笑)で、日本製・外国製のナイフが置いてあり女将さんの刃物談義も楽しく聞いた。大変マニアックなお店。いい感じ。
20時までは間があるので通り道のビール専門店で早速N原君と二人で一次会(笑)。ビールに合う、なかなか美味しい料理をツマミつつ武術の事、剣道(何せ彼は以前剣道部の顧問)の事、古文の話などで盛り上がった。
20時に香満楼。N原君、I藤君、S木君、A目さん、O澤さん(入会順)が集まり乾杯。今回は参加者が少なかったが、楽しい飲み会。
一次会(ってこっちが本番なのだが)の流れそのまま、先日知って腹がよじれるほど笑った“伊東一刀斎チンピラ説”など披露。
途中、半数の生徒から「教授内容に比して月謝が安いので、値上げを希望します」との意見。震災後、門下生が減ったので私の懐具合を心配しての有難い提言だと思うが、それだと若くてお金が無いが一所懸命学びたい人が来れなくなる。「月謝は上げないけど、もっと払いたい!と思う人は個人的に足して下さると良いですよ」と返事して皆で笑う。でも有難う、皆さん。
何時もは車内に布団を敷いて車中泊の私だが、今夜はN原君が「割引チケット(?)があるから」と宿を取ってくれた。風呂に入ってゆっくり出来るのが有難い。素泊まりだと3500円位の宿も結構あるらしい。有料駐車場に一晩泊まれば1000円程かかる事を考えると、その位ならいいかも!なんて思う。しかし一銭も払わずに宿泊するなんて何だかエライヒトみたいね(笑)。快適でした、有難うN原君!
宿に戻ると携帯に妹からメールが。「兄サマは焼酎も飲むの?それとも日本酒オンリー?」。「焼酎も日本酒もワインも、酒なら何でも愛します」と返信。と、「酒を愛するのはいいが、身体も愛するんですぜ(ブラック・ジャック風に)」とメールが来た。・・・なんだ、焼酎くれるんじゃないのか? ガッカリ(笑)。

石巻の私が仙台に行って毎回感じるのは、人の多さ(笑)と道を歩く人々がお洒落なカッコウをしている事。改めて、石巻は田舎なんだねぇ・・・と田舎大好きな私は思うのでありました(笑)。

 

 

8月29日(木)
E・キューブラ・ロス著、『エイズ・死ぬ瞬間』を読む。このシリーズはどれも内容の濃い物だが、これまた涙なしには読めなかった(笑)。
「小児エイズ患者の為の施設を造ろう」との計画で地元住民とのやり取りは読んでて疲れた。読んでる私が疲れるのだから、当事者の疲労はいかばかりか(笑)。厚さの割には読みやすいですし、きっと衝撃も受けると思いますよ。人の死について興味がある方は第9章だけでも読んでみて(笑)。

夕方のニュースは何処の局でも天気予報の前にスポーツニュースのような気がする(気のせいぢゃないよね?)。それって若しや、実はスポーツニュースに興味の無い人が多いから?アタシもスポーツニュースなんか“煩わしいなぁ”と思って見ないけど、天気予報待ちでテレビは点いてる(笑)。もしもスポーツニュースより天気予報が先だったら、終わり次第テレビ消しちゃうもんなぁ。そういう人って多いって事なの?(笑)

私の好きな洋酒・シャルトルーズの緑。近所の酒屋で最後の一本を買ってから何ヶ月経っても店に入らない(黄色はそのまま棚に有る)。わざわざ酒屋で注文するのも面倒なのでネットで調べて貰ったら、その酒屋より安く売っている所が東京にあった。送料が600円かかるけれど、本数を纏めて買えば近所の酒屋より安くなる!ってな訳で箱買い。これで当面シャルトルーズは楽しめます(笑)。

 

 

8月24日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス

午前、剣道の初心者向け講習会を覗かせて貰う機会があった。仕事もあるので短時間の見学だったが、基礎練習と型を3手ほど学ばせて頂いた。級の審査でも型をやるんですねえ・・・私が昇級審査を受けた時には型のテストは無かった気がしますが。

さて、今夜の稽古参加はI藤君のみ。マンツーマンなので、状況に応じて内容を変える事にして稽古スタート。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ここまでは何時もと同じ。
④套路。正宗太極拳と少林拳の徒手套路2種類を練習し、形意刀の練習。
⑤I藤君の希望で心眼流の組取。組取が終わったら腰が痛んでいた。もう一月半程になるだろうか、何でもない事で痛めた足指が未だ完治せず、足を庇ってしまうので知らず知らず他の箇所に負担が掛かっていたのが原因かも知れない。
⑥スパーリング。腰は痛いが楽しく動く。・・・スパー計測用のキッチンタイマー、前々から必要だと思っていてやっと買った(笑)。その時には“買わねば”と思っていても、翌日になると忘れちゃうのよねー。トシだわ。きっと死神が毎夜アタシのアタマを吸い取り紙で撫でて行くのよ(笑)。
10時頃稽古終了し、後片付けをしながら剣道の雑談などして楽しむ。10時10分頃、道場消灯。

上田天瑞著・『戒律の思想と歴史』を読む。戒律の資料研究だけでなく、ビルマで実際に比丘生活をした体験も書いてあり、読みごたえがあった。
さて。戒律といえば坊さんの守る規則だが、日本仏教は戒律が有名無実という珍しい国なのである。戒律がないというのではない、戒律は授かるのだが、守る事は余り期待されていないという雰囲気が有って(笑)形式的に授かるのだ。無論、私も無戒の坊主だ(威張れないけども)。しかし、少数ながら幾つかの戒をしっかり守っている坊さんもいる(250戒全て守るのは無理)。戒律は遥か昔のインドの生活の中から出来ているから、他の時代・他の国では守ることの無理な内容もあるのだ。戒を守るのもそう簡単ではなく、私は諦めた部分がある(笑)。
ってな訳で私が戒を守る様になるのは、まだだいぶ先の事になりそうだ。私が今、守ろうと思って出来る戒とすれば酒を飲まない、という事位だろう。え、そりゃー無理だろ?ですって? ・・・うん、無理だな(笑)。
(戒律には小乗戒と大乗戒の違いがあり、内容も異なるのだが、このHPでそんな詳しい事を書いてもしかたないし、その辺はこだわらずに書いたので宜しく)

 

8月23日(金)  仙台・套路(型)クラス

道場に着くと何時も通りS藤さん、C葉さん、R枝さんが練習中。R枝さんより北海道土産のツマミや塩ラーメンを頂戴する。以前『ひねもす』に書いた“ラーメン中毒”のネタを憶えていてくれての事だろうか(笑)。嬉しい。
他にK君、K池君、N原君などが道場に。20時から稽古開始。

①準備体操 ②基本功 ③劈掛掌の用法練習。これは以前より時々練習する動作。一つの動きが攻撃、防禦、打、蹴り、投げ等といった多くの応用が可能な事を理解して貰う良いテキストなのである。ただ、忘れた頃にしか練習しないので、久し振りにやると皆綺麗サッパリ忘れているというオマケがついてくる(笑)。
④単攻防(型)の実際用法。単純な型動作でも、身につけてしまえばかなり応変が利く。③同様、自分から仕掛けても、相手から仕掛けて来ても、右でも左でも、ストレートでもフックでも、同一の動きで対処出来る事を学んで貰う。
⑤套路。各自、型の練習。K君が練習中の老八掌はK池君に指導をお任せ。これが毎回楽しそうで良い(笑)。R枝さんは正宗太極拳なので、動作の用法(使い方)を知って貰う事で套路に魂が入る事を期待して指導(笑)。N原君は形意拳を練習しているので、実用を考えた五行拳の打ち方(形意拳をより使い易くする為の打ち方伝授)や、好きな技での発勁練習など。
⑥K池君に八極拳のある技を指導。例え他派の技術でも良い物はどんどん自家薬籠中の物とする。当然(笑)。
⑦肘打を入れる方法を数種練習。「威力は有るが中々使えない」と言われる事の多い肘の技。入れるにはコツがある。それを皆で練習。
など、所々雑談も挿みながら今夜も楽しく稽古。10時20分頃、稽古終了。

次週30日(金)は飲み会なので稽古休みです。土曜に金曜分の稽古を行ないますので宜しく。

 

8月17日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
縁有って今日は小牛田で行なわれた剣道大会の見学。人でギッチリ満杯の体育館の暑さと悪臭と立ちっ放しには流石に少し疲労感(笑)。
剣道、私は短期間しかやらなかったが、稽古を見ていると“いいもんだなぁ”と思う。しかし、試合を見ているとやっぱり私には違和感を感じる。そうか、剣道は武道ではなくあくまでスポーツの範疇で理解すべきなのだ、なるほどそうか!と何か妙に納得した。 もう一回やってみるかな、剣道。・・・臭いけど(笑)。

今夜の稽古にはI藤君とK君のみ参加。気温が高いので、今週も決まったメニューを全てこなす事に主眼を置かず、小まめな休憩を入れながら稽古。
①準備運動 ②基本各種。一つ一つの動作を正しく身につける為に時間を掛けて稽古。
③外家拳技術。これも余り根を詰めずに練習(笑)。所々細かい部分も解説。三~の足の動きについても初めて教えてみた。別に秘伝でも何でもなく、単にややこしくなるから省いてただけなんですが(笑)。又、4法の練習からは同時に幾つかの事を学べるのよ、という点も説明。前手打法を成功させる為の肘の角度や連撃への対応なども説明(いつも言ってる事ですけどね)。他の技術群も、余り体温が上がらない程度に練習(笑)。
④歩法 ⑤約束組手数手。組み合わせ動作も練習。⑥対錬型。二人組みで行なう初歩の型を2種類と、ヤヤコシイのを一つ(笑)。
いつも言ってる事ですが、先ずは動きの手順を覚えて貰えればOK。それから内容を直して行きますので。
⑦スパーリング。余り激しく動かないよう、目慣らし程度に軽く。
等で2時間の練習。この気温の中で2時間練習したら十二分だろう、という事で解散。今夜もお疲れさまでした!

今日はバタバタ忙しくて(仕事は暇だった・・・涙)ちゃんと食べる時間が無かったから、帰宅してから簡単な物を作って食べる事に。所が出来上がったのは実に不味いシロモノ。しかも大量。美味いものなら腹いっぱい食えても、そうでない物は難しい。
“どーすんだよ、これ”と悩み、明日食べる事を誓い、ラップをして冷蔵庫へ。しかし、こんな不味いモノを誰かが間違って食べたら大騒ぎの大顰蹙を買ってしまう!仕方がないので、「不味い。自分で食べます」とマジックでラップに書き、涙で枕を濡らしながら、寝た。昔、妹が言った「美味しい物を食べて太るなら仕方ないけど、不味い物を食べて太るのは納得いかない」との言葉を脳裏に繰り返し聞きながら。

追記/
お腹が弱い、とか、腰が痛いといった様な身体の弱い部分をお持ちの方は八卦掌の走圏をすると良いかも知れませんよ。一回やった位ぢゃ効果ありませんので(笑)継続する必要がありますけど。短期間しか道場に通えなくて八卦掌学ばなかったという人は歩き方だけでもやってみては? 歩き方が解らない人はご質問下さいな。

 

 

8月16日(金)  仙台・套路(型)クラス
友人女性が、「女は愛してるって沢山言って貰わないとデブでブスになるんだよ」と言うので大笑いした。なんだよ、そりゃー。あ、でも、それって女性は理解出来るのすか?(笑) 少なくともアタシにゃ理解できない。

お盆も終盤で混雑を覚悟していたが、案外すんなりと仙台まで走れてしまい、思った以上に早く着いてしまった今夜(笑)。
私が道場に入ると既にいつもの様にS藤さん、C葉さん、S木君がいて練習中。その後、I藤君とA目さんも到着。
①簡単なアップ(いつもの準備運動は省略/笑) ②基本功 ③歩法(足の動かし方)を数種類練習
④外家拳の套路。套路は、気温が高いので小まめに小休止しながら、短い套路を9つ程、長めの套路を7種程を揃って練習。
⑤内家拳の套路。陳式太極拳老課1路の前半と正宗太極拳の中間部を練習。
⑥対錬型。太極拳対錬と八卦64散手を夫々が練習。他に套路も少々。
⑦先日の審査会に参加出来なかったA目さんの希望で、一寸した審査を。お、上手くなってる!(笑)
⑧心眼流を組取で練習。⑨柔術は手解きと逆技を数本練習。
10時半頃に稽古終了し私は道場を出ましたが、I藤君とA目さんは残って形意拳の武器術を練習して帰った模様。・・・そう、この様に自分が学びたいモノは(徒手技術でも武器術でも)先輩を捉まえてドンドン習って下さい。“やってみたいけど自分には未だ早いかな~?”なんて臆せず挑戦すべきです。先輩は教える事で、自分が解っていない所が理解出来るのだから一石二鳥です。その上、アタシが“基礎を教える”というメンドークサイ事から解放されます。おお!一石三鳥っ!!(笑)

行きに利府の国道で車2台の、帰りに泉免許センター近くで1台の事故現場に通りかかる。気のせいか、今年は事故を見る機会が多い。

あ、そうだ。先週金曜の記事で元師匠の人となりを「私とは間逆の立派な人」だと述べたら、みんな笑うのです。アタシは酒は浴びるほど飲み、言葉遣いは乱雑で、冗談しか言わないし、常に不機嫌で喧嘩っ早いダメ人間なのは間違いないのですから。ええ、ホントですよ!

 

8月10日(土)  仙台・打撃(拳法)基礎クラス
気温が上がった宮城。といって関東と比べれば甘い暑さですが(笑)。

今夜道場に来たのはS木君のみ。急に気温が上がったので、少しゆったりと稽古をする事に決定。稽古の間に武術の話など余談も多めに含めつつの2時間。武器術の事、昔の武術教授とその理由など、マニアックな内容(笑)。
①準備運動 ②基本各種 ③防禦練習 ④形意棍 ⑤スパーリング。
帰り際、S木君が親戚に貰ったという酒類を沢山頂戴した。ワイン、ウォッカ、焼酎、泡盛、紹興酒などどれも良い物で嬉しい限り(笑)。S君はお酒が飲めないので、私が有難くご馳走になります!どうも有難う。

稽古の後、新潟に行ったA松さんから電話があり、現況など聞く事が出来て良かった。

 

お気づきでした?
震災後、ボランティア等で関東や関西から被災地に―(HP掲載時・以下省略)

 

8月9日(金)  仙台・套路(型)クラス
自主練習中に又もパンツが破れまして。男性のパンツは丈が長い(トランクス)ですから、汗で太腿に張り付いて、足を上げたり低い姿勢になったりした時に引っ張られて破れるようです。以前ある生徒が稽古中にパンツを破り、「稽古で破れるってこれか!」と感動したという事ですが(笑)、なので多分ブリーフだと破れない?かも知れません。違っているでしょうか?(笑)ま、破れる位に薄くなって迄はくな、って言われてしまえばそれまでです。
ホントどーでも良いような話なんですが。

さて。涼しかった県内も今日辺りから気温が上がって来ましたね。稽古中の水分補給など、各自自己管理をして下さいね。
私が道場に着いた時には既にS藤さん、C葉さん、R枝さん、K君、A沢君が来ていました。M子さん、N原君も道場に入り稽古開始。
①準備運動。面倒なので端折ろうかと思ったけれど皆に「準備運動は済ませた?」と聞いたら、「いいえ~」と返事が来たので残念ながら準備運動から始めました(笑)。
②基本功。いつもより種類を減らして練習。
③套路。様々な套路中でも特に短い物を3種類ほど皆で練習。単・連攻防、心眼流表1本目、天の型を。
④単攻防の実用練習。単・連攻防には対錬型があるけれど、それとは別の実用法を二人一組で練習。単純な型でも使い方さえ知れば充分実用に耐える事を知って貰えれば。続いて、連攻防の実用法も練習。
⑤護身術を幾つか。ついでに陳式太極拳の方向転換的動作の用法練習。変化も少々。
⑥各自套路少々。ついでにMLに書いた体重と蹴りについてM子さんから質問されたので解説。その後皆で揃って八卦掌套路を通し、幾つか動作ポイントを説明。
⑦対錬。皆が現在アタマを痛めている天の型の対錬(笑)と、八卦掌の截脚を練習。
10時。ここで一度稽古終了。
その後N原君、A沢君が残って柔術を練習。今夜は手解きのみ。慣れていない人が中心の場合は一つずつ慌てず進みます。

本日、N原君が私の元師匠の所へ行って来たとの事で話に花が咲く(私とN原君とは元々は兄弟弟子だったのだ)。元師匠が数年前に患った事は聞いていたが、その後良くない変化もあったようだ。この先生は折り目正しい先生で、宴席でも飲み過ぎる事はないし(飲む杯数を決めている、と言っていた)、言葉遣いも丁寧で、いつもにこやかだが冗談は言わない・・・といった、凡そ私とは対極に位置(笑)する立派な人である。
健康にも気を遣っておられ、良く「酒は飲むもので飲まれるものではない・煙草は百害有って一利なし。己の身体を大切に出来ぬ者に秘伝を知る資格なし」と言っておられた。ある時誰かが「先生は病気には無縁ですね」と言った所、「こればかりは解らないからねえ」と返したのを思い出す。本当に、病気ってのは解らんもんですわ。

 
仙台への行き帰り、いつもより車が多い感じがしました。そろそろお盆の帰省ラッシュが始まっているのかも知れませんね。
ところで、お盆中のアバンチュールは、ボンチュールって云うんだって聞いたんだけど、本当? ←嘘に決まってるじゃん、全く。

 

8月3日(土)  仙台・拳法(打撃)基礎クラス
午前、石巻湊地区の復興(土地区画整理)説明会がありました。(・・・HP版・中略・・・)
ま、私んトコもこれからがまた色々と大変です。厄介ごとが多いですな、実際。また白髪が増えました。ついでに更にハゲました(笑)。

S木君、I藤君、N原君が稽古に参加。
①準備運動・基本功 ②各種基本 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦自由組手(スパーリング) ⑧呼吸法で2時間の稽古。
⑤はステップと身体の動き、防禦、攻撃の関係について大切な部分を説明。
⑥では技を組み合わせたり、攻め手の動きに変化を作ったりし、より実際の動きに近付けて行く段階に入った。勿論まだ慣れていない人は一つ一つを丁寧に練習です。
⑦怪我をしている箇所のある人は、調子を見ながらゆっくり行なったりもする。が、乗った相手が突然打って来たりする場合もあるので気は抜けない(笑)。
スパーの後で推手や柔術も稽古したかったが、今夜はここで終了。

8月30日(金)に仙台で夏の飲み会!をします。←ほぼ決定。
又、未定ですが盆中に南方町で心眼流の飲み会も考えています。どちらも参加できる方はお気軽に。

 

8月2日(金)  仙台・套路(型)クラス
C葉さん、S木君、R枝さん、K君、K池君が稽古に参加。
①準備体操や基本功を行いながら雑談を。気軽な話で笑いながら稽古開始(笑)。
②皆で数種の套路を。正宗太極拳、形意拳、八卦掌、少林拳、陳氏太極拳などの型を皆で揃って一通り流す。知らない套路の有る人は見よう見まねで。
③対錬。天の型と八卦拿を二人組みになって練習。対錬型の手順を憶え切っていない人は先ず覚える事を優先し、ある程度覚えた人は正しい動き(武術として使える動き)に注意して練習。
④套路練習。各自套路の練習。主に先輩が後輩に教えてあげるスタイルで進め、混乱部分(笑)や難しい箇所は私が口を出す感じで。
⑤八卦掌の実用法練習。これも二人組になり、攻撃側・防御側に分かれて技を練習。応じて変化も。
などで10時10分頃、稽古終了。
今夜も笑いの絶えない楽しい稽古でした。

形意拳は五行思想が付き物ですが、それら理論(と云うか理屈?)は技量に直接関係ありません。興味のある人は楽しいお勉強、位のつもりでどうぞ(笑)。

 

これだけでは武術に興味のない人にはツマラナイので、雑談を一つ。
先日、ショッカーガール(ライダーガール?)という人達を見ました。歌って踊っていました。なんか良く分かりませんでしたが。
で、古い仮面ライダーの写真が紹介されました。新1号だ!かっちょえ~~! どうも直撃世代なので、この歳になっても古いライダーには無条件に“カッコイイ”と反応してしまうようです(笑)。
で(こっからが本題です)、私は仮面ライダーとウルトラマンとでは、ウルトラマンには余り愛着がないのです。いえね、当時ウルトラマンに興味がなかった訳ではないのです。見ましたよ。だけど、ウルトラマンには余り興味が沸かないのです。何故だろう?と昔から思っておりまして、自分なりに“ウルトラマンは人間サイズじゃないから、何か愛着が湧かないのだろう”と理由付けしていたのですが、その理由は違うという事に気付きました。ええ、顔なんです。ウルトラマンは―(以下自粛)
って、本当にしょーもない話題なんですが、あの頃テレビに噛り付いていた同世代には解って貰えると信ずるのであります(笑)。
 

 

 

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