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6月29日(土) 仙台教室・武器クラス&打撃基礎クラス
武器術クラス/18~20時
私が道場に着くとK池君とS木君とで神道流(刀)の型の復習中。
練習をしていると色々と発見もある様子。
終了時刻を延長し20時15分頃まで稽古。

打撃(拳法)基礎クラス/20時~
今夜はS木君とマンツーマンになったので、基本などを再確認する事に。
①基本技の中から受け、突きなどを正確に行なうよう、洗い直し。
②「形意拳を見て欲しい」との希望で、劈拳の確認。又、三体式を使って正しい形・力の出し方を、手を押したり押させたりして指導。S君はこの数年、殆ど套路クラスに出ておらず、個人指導も受けていないので套路や練習法の修正、上の動きなどを学べていない。なのでこの機会に少々。
③基本中の或るパンチの動作修正。上達する為の練習法もアドバイス。
④詠春拳の基礎技を取り出し、外家拳技術で練習している技との関係などを説明。
これ以上盛り沢山にしても理解が追いつかないので、今夜は稽古終了を早め、9時15分頃に終了。
S君は「道場に残って三節棍を振ってから帰る」との事でした。広い屋内でないとナカナカ練習出来ませんからね。有効に使って下さい。

 

 

★ブログ、少し曲折がありましたが、無事引っ越しが済みました。
朝、移行手続きをしましたが直ぐには結果が出ず、夕方再度確認してみても変化なし。機械に詳しくない頭でアチコチ覗いていると、どうも移行予約はしたけれど、本手続きが未だだったみたい。改めて手続きしたら、あら一瞬で過去の記事も引っ越し出来てしまいました。
もう前のブログには記事も上げられなくなった模様。これでヤフーブログはおしまい。お世話になりました。
今後もよりひっそりと世迷言を書いていこーと思っております。

 

6月28日(金) 仙台教室・套路クラス
前半1時間はO原さんとマンツーマンで稽古。正宗太極拳の基本体動と、八卦掌の套路の復習。
中半は受身(回転受身など。時に後手という意味にとる人がいるので一応)等をサラッと練習。柔道と違うのは羽打ちをしない事。受身の基本、前後、横。地堂拳で使われる動作の幾つかを。※後程少し詳しく述べます
後半はO原さんは老八掌のおさらい。K池君とT田さんは太極対錬や八卦64散手など練習。練習ついでに体当りや頭突きについてレクチャーしました。
10時半頃に道場を〆。

 

※受身を含め、転がったり跳ねたり伏せたりする運動を、当会では“武術の基礎運動”と仮称しています(笑)。
基礎体力をつける為に、走ったり、縄跳びしたりも良いのですが、これら↑もかなり効果があります。
学校体育で習う前転後転、飛び込み前転といった器械体操シリーズ(シリーズってなんじゃい)から、武術的な受身や、跳躍技、死人翻車(名前が怖いんだよね)などなど、しっかりやると全身が鍛えられますし、身のこなしも柔らかくなって来ます。
武術で必要とされるのは“全身の一致”なので、パーツを独立して鍛えるタイプの筋トレは敬遠されます。そういう点でも、これらの運動は効果的です。
…あたくしも50手前になった今、こういった運動をするのは億劫なんですけど(そんな事言うな)、やっぱし幾つになってもやらなきゃだねぇ、と思ったりしています。
 

 

 

 

本の話
6月27日 牧野良彦著『考える遺伝子』
専門家でないからこそ書けた本でしょうね(医者みたいですよ)。
最近のこの類いの本を読むほど、ガッコで習った進化論の怪しさを感じます。ううむ、な感じ(笑)。
色々な研究成果を挙げながら、話は纏まって行きます。面白いですよ。
進化論の弱いトコロを衝いて「生物の進化には神の意思がある」という人達がいて、アタクシはそんな意見に賛同できるほどお目出度くないので、進化論を始めとした種々仮説への科学的視点からの疑義という内容は読んでみる気になります。

6月23日(日) 石巻・個人指導(Hさんご家族)
①準備体操 ②基本功 ③八卦掌の基礎(歩法など)④基本の突き蹴り
⑤単攻防(1人型と2人型)⑥神道流の刀(前回までの復習)⑦八卦掌套路
これまで学んだ基本や型を復習し、今夜から老八掌を開始。套路は身体操作・戦闘法の基礎なのでじっくり・しっかり身につけて頂きたいものです。

★幾度となく言っておりますし、書いてもいますが、当会では中足での蹴りをしっかり練習して貰っています。
中国武術では靴を履くので中足よりは爪先を使う事が多いのですが、裸足で練習する機会の多い日本ではやはり怪我をしやすいものです。(それはそれとして練習します)
中足や爪先を使う蹴りは手の間合い(距離)からでも容易に蹴る事ができます。
又、背足を使う蹴りと違って振り回す必要がなく、小さいストロークで充分効かせられるので、効果が高いものです。
靴を履いて中足で蹴れば、足指の骨折も防ぐ事が出来、とても便利です。
なので練習してね(笑)。



 

6月21日(金) 仙台・套路クラス
Y田さんとT田さんが稽古に参加。
①準備体操 ②基本功 ③対錬(シンプルな物を数種) ④単・連攻防(対錬で重要部を。蹴りについても詳しく)
⑤套路(今夜は八卦掌中心。解り難い動作は用法も説明しながら) ⑥専作伝心眼流・初伝(揃いと組取)
で10時20分頃に稽古を終了。

★ヌンチャクやトンファ、サイなど、お金に余裕がある時にでも購入しとくと良いですよ。
長く道場に通う内には、必ず扱うようになりますから。
今はネットでも買えますが、到底使い物にならんようなブツ(笑)もあったりしますので、心配でしたら購入前にお尋ね下さい。

6月15日(土) 仙台・武器クラス&打撃(拳法)基礎クラス
1コマ目18時~20時/武器術のクラス
K君とマンツーマンでの稽古。私が道場に着くと既に形意刀の復習中。動作の曖昧な部分を指導。
その後、神道流の剣術(中国武術家にとって日本刀を“剣術”と表記するのはどうもしっくり来ない。日本では刀も剣も一緒くたで“剣術”と言うので従っては来たけれど、どうにも心地悪い。なので今後は表記を変える。うん、変えるぞ、俺は!←そんな力入れんでも)。
専作伝心眼流の棒術、同じく刀の型を復習。
これら一通りでみっちり1時間。やっぱし練習せんと忘れるね(笑)。
 

2コマ目20時~/打撃(拳法)基礎クラス
T田さんとマンツーマンの稽古。
準備体操をし、受け・手技・足技の基本を行ない、専作伝心眼流の初伝型を復習。
マンツーマンなので、メニューを大幅に変更しました。
昔、専作伝を習った時は、よく解りませんでしたが、築館伝を習ってからは隠された内容も解り、それからは専作伝にも面白味を感じています。そこら辺も、少し(笑)。
後半は五行拳を練習。套路の順序を追ってから、最後に用例。五行による連攻も紹介。
10時15分頃、道場の明りを消しました。

★土曜クラスでの“基本の受け"練習は腕や足を相手の攻撃にしっかり当ててブロックします。
「内家拳ではそうはしない」とか「もっと簡便な方法もあるでしょう」というのは充分承知の上でやって頂いています。
しっかり当てて受けられる様になると、受けて誘導したり、すり入れたり、力を殺したり(削ぐ)するのが容易になるからです。
最初から高度な受けが出来る人を見た事がありません。一見回り道のような方法が実は最短距離だったりします。
当てる受けを始めた最初の内は痛くて苦痛かも知れませんが、これも1年程やれば慣れます。それが将来の技術に繋がりますし、壊す受けだって身につくものです。
護身術に受けを応用する方法は結構知られていますが、実際に相手に力を籠められると出来ないという人が多いのは、こういった基本中の基本を身に付けていないからです。

 

6月14日(金) 仙台・套路クラス
H田さん、T村君、O原さん、Y田さんが今夜の稽古に参加。
稽古開始前、早く来ていたHさんと九鬼神流棒術の対刀型を復習。復習が済んだ所へT君が来てヌンチャクを振り出したので、動きを少し修正(今夜は私もヌンチャクを持参しました)。
20時、皆で準備体操と基本功を。
基礎的な対錬を何種類か練習。柔術の手解きも一通り。ここまで約1時間。
後半は套路練習から。各々太極拳や八卦掌など練習している間を歩いて修正したり、新たな動作に進んだり。
やわらも少し練習。肘逆と初伝逆投げの1本目を。
推手。相手を変えながら平円・単推手を。
三穿掌の対錬と、2人組みでの走圏。
などで10時10分過ぎに稽古は終了しました。雨が持ってくれて助かりました。何せバイクで来てる人もいますからね(^^)

 

 

本の話(雑談なので読み飛ばしてね)
6月13日/瓜生中著『仏像はここを見る』
御朱印集めや寺社仏閣巡りが流行っている(のか?)昨今、折角拝んで回るというのに仏像の区別もつかないんぢゃ楽しさ半減だろう、ってな事で、こういう解り易い本を読んでみるのも悪くないですよ。
残念ながら書内には一箇所、間違いがあります。それは印(イン)の箇所なので、密教者以外には確かに解り難かろうと思います。

 

あ、本の話題といやあ、出雲又太郎って方の『大極秘伝・四柱推命学』なる本を途中で投げました(笑)。
これ修行時代に(なので25年以上前)同輩から「読んで解ったら教えてくれ」と貰った本。
正直興味が沸かず、別宅に放り込んでおいたお陰で、津波に流されず残ったいわく。
ま、生年月日時刻から導き出す占法なのですが、手が込んでる割には当たらん気がしたよわ。
“五行”を基にする占いも多いけれど、何せこの“五行”がクセモンで、かなりコジツケ感がありまして、
これを基礎に持って来るってのが、あたしに言わせりゃあ既に眉唾ってもんですわ。
一時はやった「黄色の財布は金運アップ!」ってのも五行思想でして、五行では「土が金(キン)を生む・土は黄色で表現する」っちゅう理屈です。
言っちゃ悪いけど、黄色の財布を使ったら金持ちになったってヒト、実際にいます?
少なくてもアタシの周囲にはいないよ。
そんなモンですよ(笑)。
金が欲しかったら馬車馬の様に働けば良いんです。・・・え?「ミモフタモナイ」ですか?そうですか。

6月9日(日) 石巻・個人指導(Hさんご家族)
ひと月振りの稽古。
①準備体操と基本功 ②基本の突きや蹴り ③単攻防(独練・対錬)型 ④神道流の剣術型
などの復習をし、今夜から八卦掌を開始。
擺扣歩、走圏、套路の導入部などを繰り返し練習。
個人的に、理解さえ出来てしまえば八卦掌は内家三拳の中では最も稽古量が少なくても使い易い(文が長い!)感じがあるので、Hさんご家族には最適だと判断してのチョイス。
又、八卦掌の健身効果も高いとされております。


 

 

6月8日(土) 仙台教室・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の道場は『打撃クラス』のみ。参加したのはH田さんとT田さん。少人数なので、少し内容を変えて稽古。
①準備体操をし、②套路クラスの基本功の用法と、打撃クラスで行なっている基本防禦動作での解擒法。
③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤最も基礎的な歩法 ⑥約束組手 ⑦やわら。初伝逆取1~4本目 ⑧スパーリング
で10時10分まで。
約束組手練習では、変化や応用の説明も少々。

 

6月7日(金) 仙台教室・套路クラス
早く着いていたT村君が稽古前にヌンチャクを振っていたので、教える事に。
続いて来たK池君も何故かヌンチャクを持って来たので、一緒に練習する事にした。
準備体操もせず、ヌンチャク。図らずも『武器で遊ぶ日』のようになってしまった(笑)。
前半の1時間をヌンチャクに費やした所へT田さんが来たので、太極拳対錬を練習を練習。
南方のT哉君もひょっこり顔を出し、伝書に書いてある拝みの作法や演武会の事など色々と話して行ったので、後半の稽古は皆で自主的に行なって貰った。
最後に八卦擒拿を練習し、10時10分頃に今夜の稽古は終了。
外は雨。お疲れ様でした。

 

★専作伝の心眼流にあって登米系の心眼流には無い動作に「車の上からの振り下ろし」があります。
登米系の型に出て来ないからと言って、その動作を遣わないという訳ではないようです。
老先生ご存命の頃、「●●の時は、こうする。型には出て来ないが」と解説を受けました。
こんなコトは本には書いてないですからね。何でも直伝に限るものですなぁ(笑)。

6月1日(土) 仙台教室/武器クラス&打撃基礎クラス
18~20時・武器術のクラス
S木君のみが参加。このクラスももう少し人数が増えると良いですねぇ。

20時~打撃(拳法)基礎クラス
S木君、H田さん、平成I藤君が参加。
①準備体操 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術
⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦柔術 ⑧スパーリング ⑨タントウ
で2時間の稽古。
⑤は基礎的な物のみ。

 

★令和になって一ヶ月が経つんですね。気がつかなかった!

 

5月31日(金) 仙台教室/套路(型)クラス
第5金曜なので『武器で遊ぶ夜』を開催(笑)。参加者はH田さん、Y田さん、O原さん。
第5金曜に行なう武器術は、毎週土曜の“武器術クラス”での稽古内容とは当然異なります。同じじゃツマンナイでしょ?(笑)
今夜の内容は、①棒術、②日本刀、③ナイフ術を。
参加した3名とも武器の扱いに慣れていないので、少ない技数を繰り返しました。
①築館の老先生の伝を中心に練習。口伝等は抜きましたが、先ずは棒の扱いに慣れるのが先決。対人練習中心。
時間の余裕があったので専作伝の棒術型、1本目だけ練習してもみました。
②登米の心眼流の演武型や老先生の実用法を中心に練習。基本的な振りもなども。
③基礎中の基礎からテクニックまでを一通り。最後にライトなナイフスパーも。
何度も説明している様に、武器と素手の技術は同じです。それが少し理解出来れば、やったカイがあると言うものです。
稽古は10時頃に終了。
稽古開始時と終了時は丁度うまく雨が止んでくれたので、道具を濡らさずに済みました。ありがたや~(笑)。

 

 

読みました。『アンの夢の家』(赤毛のアン・その6)5月27日
結婚したアンの新居での出来事。幸せにストーリーが進行するかと思っていたら、そうでもなかった。そりゃそうよね、じゃなきゃ物語にならないか(笑)。
アンの初産が死産だった事。レスリーという隣人の独白シーンなど、涙なしに読めませんでした。もう、幾度ハナをかんだか分かりゃしませんよ。・・・だから、あたしゃ小説はキライだってんです。
所で、この村岡花子氏訳の『アン』も読めないって人が増えてくるのでしょうかね。例えば「こうもりで突いた」のコウモリが傘だという事を理解できる世代が減りつつあるでしょう? 訳されてから約60年。時代の流れはときに残念な事もあるわね。
↑ん? 全体に『アン』っぽい文体でしょうか?(笑)

5月25日(土) 仙台/武器クラス&打撃基礎クラス
18~20時の『武器術クラス』は参加者ナシでお休み。

20時からの『打撃(拳法)基礎クラス』には、H田さん、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本・各種 ③防禦練習 ④外家拳テクニック ⑤やわら(初伝合気) ⑥スパーリング
等で10時過ぎまで稽古。
2人とも大分慣れて来ましたね。防禦練習などの様子を見てると解ります。

★ところで、ヤフーのブログ。記事等の設定画面に、星座占いがあった事に初めて気付きました。
「今日は整理整頓が幸運の鍵。ラッキーアイテムは小花柄の服」。…小花柄の服?

5月24日(金) 仙台/套路クラス
全国的に気温が上がっとります。道場でも小まめな水分補給が必要です。
さて、今夜の稽古に参加したのはH田さん、Y田さん、K池君、T田さん。


①準備体操 ②基本功 ③シンプルな対錬類。内1つのレベルを上げて練習。④套路。今夜は老八掌を。
⑤走圏。対人での練習。⑥太極拳対錬(套路) ⑦柔術 ⑧専作伝心眼流。組取での初伝。(当然)ムクリ有。
⑨心眼流の礼式、3種類。
で10時40分頃に道場を出ました。
暑い中ご苦労様でした。それぞれ楽しく稽古出来た様で何よりでした。

⑧でのムクリは、昔仙台では反動をつけて回る様に指導されました(私はですが)。しかし、そのやり方だと登米の方法を学んだ時につぶしが利かない危険があるので、登米の方法を導入して教えています。そこんとこ、頭に入れといて下さいな。
⑨登米心眼流での礼式です。礼の仕方も練習しておかないと、見ただけでは出来る様にはなりませんものね(笑)。

 

★ブラジル大統領が「日本人は小さい」発言をしたとか。それを受けて「侮蔑的だ」と騒いでるむきもあるそうですが、いいじゃん、そんなこた。
「山椒は小粒でぴりりと辛いってもんよ、ヘッ」って言ってあげれば(笑)。その程度のハナシよ。

5月18日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器クラス/18~20時
S木君が参加し、形意拳の4大兵器を復習。一部修正。

打撃(拳法)基礎クラス/20時~
S木君、平成I藤君が参加。
①準備体操 ②基本各種 ③防禦練習・反応訓練 ④外家拳テクニック
⑤歩法 ⑥約束組手(後半部) ⑦柔術(逆取・合気各10本) ⑧スパーリング
今夜は基本通りのメニューを稽古。終了は10時過ぎ位。お疲れ様でした。

 

5月17日(金) 仙台・套路クラス
Y田さん、T村君、N原君、O原さん、T田さん、M子さんが参加。
①準備体操と基本功
②正宗太極拳(第1提手上勢迄)と形意五行拳を全員で。
③対錬。穿掌や擒拿、截脚など。
④套路練習。各自、套路や対錬。
⑤推手。単推手平円を。
⑥九鬼神流棒術。東京版の型を。
⑦専作伝心眼流。初伝7本を一通り。
⑧八卦掌用例。使い方や応用を何手か練習。技術は口外無用、と釘を刺しておきました(笑)。
⑨実戦用法。同じく公表不可。この様な技術は門内のみで共有して下さい。
等で2時間半ほどの稽古。気温も上がり、だいぶ汗をかきました。

★形意拳には跟歩(跟という字には「付き従う」との意味があります)がつき物ですが、跟歩せずに打つ練習もしてみましょう。身体が浮いていると、跟歩しないようにと思ってもなっちゃうものです。こういう場合はジャンプしてしまってる場合が多いので、足の力が使えていません。しっかり座って足を使うチェックになります。
もう少しクドクドしく説明すると(笑)形意の勁は跳躍にはありません。基本は足をしっかり使う事です。タントウもこの感覚を掴む為の方法論といって良いでしょう。

 

5月18日本の話/富増章成『空想哲学読本』
ウルトラマン、セーラームーン、エヴァ、ときメモ、ポケモン、ガンダム等々のアニメ(ときメモはゲーム)を題材にして哲学を解説。
笑いました。けど、ちゃんとした本でした(笑)。最後には現代日本への問題提起もしてあったり。
しっかり押さえてないと、こういう本は書けないものね。
・・・実は『セーラームーン』『エヴァ』『ガンダム』は知らない(見てない)けど、説明で大体の内容はおさえられたのも余禄みたいなもの?か(笑)。

関係ないハナシなのだが、『ときメモ』はスーハミ版でキャラクター全員、クリアした覚えがある。…ん? 全員クリアしたのは妹だったか?
ま、なんにせよクリアしたのは間違いない。
で、『ときメモ』といえば『藤崎詩織』にスポットを当てたゲーム(といって良いのか?)が出て、詩織とひたすら『あっち向いてホイ』をやったり、パスタ食べに行ったりするという、なんだか全然ワカラナイ内容だった。
…その“ワカラナイ”ゲームを買った自分のコトも、なんだかよくワカラナイ。

5月11日(土) 打撃基礎クラス
H田さんとマンツーマンの今夜の道場。折角のマンツーマンなので希望を聞くと「正宗太極拳套路の細かい所を見て欲しい」との事なので、套路の復習も打撃の合間に行ないました。
①準備体操 ②基本各種 ③套路(正宗太極拳) ④反応訓練 ⑤套路(単・連攻防)
⑥約束組手 ⑦套路(正宗太極拳、棒術) ⑧攻防練習(スパー代わりに目ならし的な自由動作)
8時少し前から開始して10時10分頃に稽古を終了しました。

 

5月10日(金) 仙台・套路クラス
H田さん、Y田さん、T村君が道場稽古に参加。
①タントウ。タントウの力の使い方、武術的な意味など解説。将来的に掴みたい感覚についても。
②柔術の基本
③套路。今夜は一同、形意拳。
④用法。折角なので形意ヘキ拳の最も教科書通りの使用法を対人で練習。正しい形を作ると力が出、技術的にも無駄や隙がなくなる事を説明。
⑤大和道。初伝逆取10本。東京版を練習。
⑥専作伝心眼流。初伝を練習。一人型を憶えた人は組取を。当然ムクリもどんどん回って貰いました。
等で10時20分頃に今夜の稽古はしめました。

H田さんから「土産」と『緑茶房』という“静岡茶で作った焼酎”なるモノを頂きました。
毎度お気遣い頂いて心苦しい限りです。初めて飲むので楽しみです。どうも有難うございますm(__)m

 

★一昨年ぐらいは火事のニュースが多かった気がします。今年は事故のニュースが、それも悲惨な事故が多い様に感じます。
子供が犠牲になる事件・事故は胸が痛みます。しょっちゅうテレビの前で涙している気がします。
火事も事故も、いつ我が身に降りかかるか解りませんものね。気を引き締めねばならんなぁ…と思います。

ところで、『轢き逃げ』今日から公開ですってね。
水谷豊さんが好きなので、久し振りに映画館に足を運ぶかなぁ・・・とも思うのですが、
娘を失う親の話なんでしょ? 無理だ。映画館で号泣して周りから叱られるってやつだ。
いずれDVDででも一人でこっそり観ます。

 

読んだ。スティーブン・グールド/『ワンダフル・ライフ』5月11日
バージェス頁岩で発見された古代生物の化石を読み解いた超有名な本。
生物は数少ない種からドンドン増えたのではなく、最初はもっと生き物の種類は多かった。現代では見られない(現在のどの種類にも属さない)生物が沢山いて、それらは海底の状況変化などで死滅してしまい、今、残ってるのはステレオタイプ化された生物なのですよんな本。
偶発的な出来事で、現在地上に生息している生物が残ってるのでありますよ~ん、俺らヒトだってそんなもんよ~ん、という素敵な内容。
…ヒトも、最初は何種類かが同時期に存在し、残ったのが我々の種類だけだ、と先日放送のNHK番組でも言ってた。うん、言ってた(笑)。
500ページを超える本なので“そんなに読んでられねぇよ”って方は第5章だけ読めば、ほぼOKです(笑)。

5月4日(土) 仙台・武器クラス&打撃クラス
参加者が居らず、今夜の『武器術のクラス』はお休み。なので、私も20時に間に合うように泉道場へ行きました。

丸1年の休会を挿んで再開した若いI藤君。1年休会すれば套路(型)も曖昧にもなるでしょう(笑)。
彼は現在、套路クラスには来ておらず套路を直してやれないので、マンツーマンの今夜は打撃稽古の合間合間に套路練習も入れました。


套路と打撃は車の両輪であります。この事は私も若い頃は良く解りませんでした。実際、乱取りタイプの稽古(例えばスパー)で套路の要素が出て来る迄には年数が掛かります。指導者と修業者のタイプによっては生涯解らない可能性もあります。
が、套路(型稽古)は打撃に活きます。年期を重ねれば尚の事です。だからこそ昔人は“型”を伝える為のテキストとして作ったのだし、その型から得られるモノ・引き出せるモノの大きさが解る後続の者が(少数であっても)間違いなく存在したからこそ、“型”は無くならずに今も稽古内容の1つとして残っているのです。
という事が近年、強い“実感”を持って理解できる様になりました。

★ところで、「若いI藤君」って呼び名、センスないよな(って実際若いんだが)。
「福島I藤君」ってのも、引っ越したら使えないよな。
という事で、今後ここでは「平成I藤君」と「昭和I藤君」と表記する事にする。ウム。

 

5月3日(金) 仙台・套路クラス
「連休中なので稽古も遊びましょう。武器なんか如何?」
という感じで始まった今夜の道場。↑軽いなぁ(笑)
①九鬼神流棒術(東京伝)からスタート。一人型に慣れた人は、対刀や対棒での組型を。
②夫々好きな武器や上手くなりたい武器を持ち、対棒で自由1本攻防。ヌンチャクやトンファ、サイ、短刀、拉など持ち換えてみたりしつつ。
③拉。30数cm~40cm程の短棒を扱うのが、こんなに楽しい不思議(笑)。
休憩中には特殊警棒の優点(長さが変わるので携帯し易い等の話ではなく)や、外国製の危ない気配のステッキなどについても一くさり。
等々で10時過ぎに今夜は終了。参加したのはT田さん、T村君、K池君でした。

 

読書のはなし/『酒井眞典著作集・第3巻 金剛頂経研究』4月29日
金剛界系の修行のベースになっている経典を研究している本。
密教僧にとっては刺激的な読書だが、一般の方にはなんのこっちゃ、意味解らんわい、ちゅうだけの本です。
以下は余談↓
中国では訳経(インド語の経典を中国語に翻訳)後に、インド経典を廃棄したと聞いています。
中華思想の人達にとって、訳経が済めば原典は不要とされたんだとか。言わせて貰います、
「ドアホぅか、貴様ら!」
不正確な訳や誤訳だってあるんだってのよ。原典に当たれなかったらどーーすんだよ。
全く、迷惑千万なハナシだぜ。

 

連絡

GW中も変わらず道場は開けます。追求に連休は無関係ですからね(なんて怖い事を言ってみる)。
とは言え、家族があればサービスも重要ですからね。夫婦・親子喧嘩にならんよう、その辺りは上手い事やって下さい(笑)。

 

 

 

4月29日(日)石巻・個別指導
福島I藤君が連休を利用して宮城に。昨夜は仙台教室、今日の夕方は石巻に来て個人指導を受けました。
形意拳の打ち方、正宗太極拳の細部動作(結構崩れてしまってるのが太極拳の怖い所ですよね)、少林炮拳の套路確認をしました。1時間一寸の稽古時間。
そう、これなんですよ、大事なのは(笑)。
半年に1度でも、年に1度でも習いに来て疑問点を質問し、動きを見て修正して貰い、ある程度の水準をクリアしていれば次の技や型を教えて貰う、そして普段は自身の会などで練習していれば上達はするのですよ。
こういう正直で真面目な人は評価するし、当然応援もされるものです。
他人様に教えて幾許かの謝礼を頂くのであれば、この位の正直さが必要だと思います、やっぱり。

稽古後は久し振りに一杯やりました。I藤君が置いてってくれたツマミ等を今日の指導料として頂戴しました(笑)。

 

4月27日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
18~20時/武器術のクラス
私は少し遅れて道場に到着。S木君と福島I藤君が来て夫々練習していました。

20~22時/拳法(打撃)基礎クラス
S木君、福島I藤君、H田さん、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本各種(一通り終わった時点で各々の修正点を指摘しました。一つ一つ直してね、皆さん)
③防禦練習・反応訓練 ④歩法 ⑤約束組手 ⑦外家拳技術 ⑧柔術(いい練習が出来た気がします)
⑨スパーリング(夫々楽しそうにやってました…って殴り合って楽しそう、ってのが少しオカシイ人みたいですが)
で2時間半ほど稽古。
やはりこの位の人数がいると、それだけで賑やかで楽しいものです(^^)

 

4月26日(金) 仙台・套路クラス
気温が下がった東北地方。H田さん、T村君、N原君、K池君、M子さんが稽古に参加。
①準備体操 ②基本功
③対錬。シンプルな対錬を数種類、組でではなく各自一人で動作確認。
④対錬。相手と組んで八卦チンナや攻防型(2種)を。
⑤九鬼神流棒術(東京版)を復習。棒の一人型だけでなく、刀と合わせる二人型も。ついでに幾つかの武器の実用法を解説。
⑥形意拳・三体式。無駄な力みを抜き、力の通るラインを作って行く。
⑦套路。12形拳をやる人、老八掌や太極拳をやる人など夫々。12形拳は用法等も踏まえながら正確な動きに持って行く様に練習。太極対錬を復習する組や、形意刀を復習する人など。
10時半頃に今夜の稽古を終了。色々楽しく取り組めたかな。

 

★こないだ気付いた!
毎年3月末に行なう『昇段級審査会』、開催すんの忘れてたっ!
そろそろ昇級出来そうな生徒達が多くなってたってのに、いや~ワタクシ、大失態!です。
どうもトシをとって来たら、色んな事を忘れてしまうなぁ。
みんな、申し訳ない!
次回は7月。でも、希望者があれば5月にでもやります。申し出て下さい。日時は調整します。

4月21日(日) 石巻個人指導/Hさんご家族の場合
準備体操から入り、防禦の動作をおさらい。そこからコンビネーションを数種類行ない、一度休憩。
単攻防の1人型と2人型を復習。休憩を挟んで手解きを11種類練習。
掴み・パンチ・蹴りに対する位置取りと崩しと反撃。当然、同じ動作で対処する(出来る)方法を。これが後に活きる(筈。←取り組み方次第ですが)。
武器術。短い棒や杖での対処。また、神道流(並伝剣術)の復習などをし、整理体操をして1時間半程の稽古。
楽しく稽古出来たのではないかと思います。
尚、来月の練習はお休みの予定。

 

4月20日(土) 仙台・打撃(拳法)基礎クラス
今夜はH田さんとマンツーマンの道場。一つ一つ、じっくり練習する事にした。
①準備体操 ②基本各種(基本技だけで30分かけて行なった) ③外家拳技術
④攻防練習 ⑤歩法 ⑥約束組手…と、ここ迄やって、どうもH田さんの体調が良くないようなので、9時半からは套路練習を中心に変更。
⑦正宗太極拳、単・連攻防、専作初伝7本を復習し、「九鬼神流の型は憶えてる?」と聞くと、「まだ習ってません」と返事。教えてなかったか(笑)という事で、東京版の型を教え、10時10分頃に稽古を終了。やってみた棒術が「楽しい」との事で、何よりでした(^^)
お疲れ様でした。
 

★で、前回の『新・約束組手を作るか』な続き。
約束組手化するのではなく、毎回一つの用法を徹底的に反復練習して身に付ける方法が良いような気がしました。
約束組手化した途端、それが絶対になってしまう危険があります。私が老師匠の応変をそのまま”型”として記憶したのと同じです。
それも一つの学び方でしょうが(体現とその基とを真似事から理解する事は出来ますが・・・しかし、絶対視されるとイケマセン)。
・・・で、これらの技術は素地がないと体現出来ないので、指導員になっている生徒(又はそれに順ずる者)を対象に教えようと思っています。
いずれ月に1~2度、日曜日にでも来て頂いて『指導者稽古会』を立ち上げるのが必要になるかも知れません。「参加できない」という方は、まぁ仕方ありませんな(笑)。

 

4月19日(金) 仙台・套路クラス
K池君、H田さん、T村君、O原さんが参加。
①手抜きな準備体操をし(笑)正宗太極拳の基本体動。套路を皆で第一十字手まで。
②対錬類。シンプルな対錬を数種類行なう。
③套路。形意拳、八卦掌、単攻防などを各自、練習。
④単攻防の対錬型。
⑤推手。平円単推手のみを。
⑥柔術。手解き類と肘逆。初伝逆取の1本目を練習。
10時10分頃に今夜の道場終了。
内家拳の套路は無駄な力を抜いて丁寧に。柔術は一つずつを丁寧に。外家拳は即使える動きを、という感じに(笑)。

 

本の話題 4月19日
稲村博著/『登校拒否の克服』
学生時分に読んだ本の再読。副題の『続・思春期挫折症候群』で解る様に2冊目である。前作も読んだ記憶がある。
出版は1988年だが、この問題は決して古くない。不登校→引きこもりの問題は多くの人が抱えている。
対応としては「早目に専門医に診せる事」に尽きる、という結論にはなろうが、読んで無駄にはならない。
斜めの見方をすれば、筆者達の活動の宣伝にも読める(が、賛同者を増やさないと活動が維持出来ないから理解できる)。
こんな昔からイジメ問題もハッキリ出ているというのに、未だに「イジメはなかった」等と言う学校があるのは正直驚くなぁ。
…でも今は、同じ問題を抱える親御さん同士がネットで相談もし合える、というのが救いでもある気がします。

4月13日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
6~8時の武器クラスにはK池君とS木君が参加し、形意拳の四大兵器の復習を中心にやりました。
前週も述べた様に、暫くは形意兵器と神道流(刀)の型復習を中心に行ないます。

 

8時からは打撃基礎クラス。S木君、H田さん、若いI藤君、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本(防禦・手技・足技)各種 ③防禦練習・反応訓練 ④外家拳テクニック
⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦柔術(手解き) ⑧スパーリング ⑨整理体操 で10時15分頃に終了。
③は組によって進行速度が異なったので、慣れた組は変化的練習も。
稽古終了後、S木君とI藤君は正宗太極拳の復習をしてから帰った様でした。


 

★前回のこの項で「約束組手もうメンドクセエ」って書きましたが、あくまで「現時点でのワタシは既にその約束組手で練習するモノを超えてしまっているから」という理由でありまして、初学の皆さんには必要な要素が沢山詰まってます(笑)。
今の私が約束組手を組む(作る)なら、もっと別な形にします。・・・つか、作るか。作って、それは指導員クラスの人にだけ練習するってのも良さそうか。
今の約束組手は、当然有段者稽古では形が変わったり組み合わさったりして応変の具体的方法を学ぶようになってます。
なので新しく作るとしたら、それはまた違う形の、いや、水準の異なるものになりますさね。で、この話、次回に続く(かも)。

 

 

4月12日(金) 仙台・套路クラス
H田さんは残り数動作で正宗太極拳套路を憶え終わる所なので、軽い準備体操の後、一緒に套路を通してから最後の部分を練習し、今夜一通り憶えました。
彼は仕事柄、週末は道場に来られない日も多いので、出席数に比べると驚きの速さで形意五行、老八掌、専作初伝、単・連攻防、大和道初伝、正宗太極拳を憶えた事になります。・・・私が習った時は五行と正宗で1年半位かかったんじゃないかなぁ? なかなか進んで貰えなかったので(笑)。
とは言え、大雑把な流れを憶えただけなので、これから少しずつ中身を作って行く作業に入ります。

 

9時頃にはT田さんも道場到着。最初は一緒に正宗の復習を。
その後、大和道の手解き類と基本3本中の2本を練習。慣れて来た様なので、しっかり負荷を掛けて行なう様にしました。抵抗の強くない稽古をしていると、イザという時に相手の力が強かったりしてど~しょうもない、って危険があります(笑)。抵抗が強くても、正しい形・動作をすれば手ぐらいは間違いなく外れますから、そこんとこ学んで行きませんとね。
そんなこんなで10時15分頃に稽古は終了。今夜の参加者は2人。H田さんとT田さんでした。

 

 

本の話/4月11日 NHK宗教の時間『空海・秘蔵宝鑰を読む』下巻
下巻だけ見つけたので買ってみた(笑)。弘法大師の著書、『秘蔵宝鑰』の内容を解説したラジオ講座本。誤字が結構ある(笑)。
で、この『秘蔵宝鑰』は『秘密曼荼羅十住心論』を簡略化した物。他の仏教等と密教の差異を解説しています。
ま、ぶっちゃければ「密教が最も優れている」と言っている内容です。権力者対して密教宣伝の必要があったそうだから致し方ない。
密教は仏教の最終形態です。で、それまでの論を下敷きにして次のモノが出来るのだから、後になるほど論として完成度が高いのは確かでしょう。
だけれど、そのことを以って「悟りへの方法論として誰にも最善か」と言えばそうではない。だからこそ仏教にも様々な派があり、淘汰されずに残っているのだから。
と怒られそうな事を言ってみます(笑)。

4月7日(日)石巻・個人指導/Hさんご家族
前回の稽古から間が開いたので、基本や型の復習を中心にした本日。
①準備体操 ②突きや蹴りのなどの基本。ここ迄で30分。一回目の休憩。
③基礎的な歩法(ステップワーク)と、それを利用した攻防の動作。
④単攻防、三穿掌などの復習。休憩はちょこちょこと挿みながら。
⑤神道流剣術。復習と新しい動作。
剣術のついでに心眼流(老先生伝)の技を1本紹介。又、攻防のしくみを解説。
更についでに「〇〇なる技はこういう動きらしいです。ホントかは解りません」←こんな雑談的な紹介が可能なのも、私が日本剣術の専門家ではないからこそ(笑)。
⑥簡単な整理体操
で1時間半の稽古。次回は21日の予定。


Hさんの奥様は居合の経験者という事で、色々弾みました(?)。「先生の剣術は全部実戦ですね」…すみません、実戦じゃない武器術って知りません(笑)。ってか、あるんでしょうか?そうゆーの。
だとしたら、きっと私が良い先生に習えたのでしょう。所詮ワタクシ、日本刀はドシロウトレベルですから(笑)。

 

4月6日(土)仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器クラス(18時~20時)
K池君、S木君が稽古に参加。神道流の剣術の復習を中心に。
一通り型は覚え、今後は練度を上げて行くだけなので、次週以降は形意四大兵器の復習も並行する事にしました。
武器クラスに参加したいが未だ…という方は、これを機会に形意兵器から是非参加して下さい。

打撃(拳法)基礎クラス(20時~22時)
S木君、T田さん、若いI藤君が出席。
①準備体操 ②基本各種 ③攻防練習 ④外家拳テクニック ⑤歩法 ⑥約束組手
⑦柔術 ⑧スパーリング ⑨タントウ・整理体操で2時間程の稽古。
⑤は今夜から数種増加。新しい人も慣れて来たし、久々稽古参加したI藤君の復習も兼ね。
⑥は(自分で組み立てておいてなんだが)もう私には必要を感じない稽古だが、初心者が必要なモノを学ぶには悪くない教材。勿論私もやればまだ得る所はあるが、もう約束組手とかメンドクサイのがホント。←でも皆さんは真面目にやって下さい(笑)。
⑦初伝・逆取の10本。
  

★受験準備で1年程休会していた高校生I藤君が、今夜から道場に復帰です。休んだ割には結構動作を覚えていました。流石、若いだけあるなぁ(笑)。
休会していた人が戻って来るというのは、誠に嬉しい事です。
また一緒に楽しく稽古しましょう!

 

 

4月5日(金)仙台・套路クラス
T村君が「専作伝が覚えられない」と言うので、稽古開始前に初伝1本目を繰り返し練習。
20時過ぎから改めて準備体操、基本功を行ない、一緒に正宗太極拳套路を一通り。
その後、T田さんとT村君は大和道の手解き類と基本3本を繰り返し練習。
Oさんは八卦掌から中国武術を開始(1月の寒い日に見学に来たOさんが今夜入会。皆さん宜しく)。
単攻防の一人型と二人型を練習し、力の使い方に共通のある技を数種披露。
最後にタントウをさらっと通し、10時過ぎに今夜の道場終了。

★太極拳の練習前、今夜は脱力と放松について説明しました。詳細(具体的内容)は省きますが、
一般の日本人に理解しやすいように“脱力”と表現しますけど、必要なのは実は脱力というより、放松です。
昔、石巻道場ではよく「必要なのはコンニャクの柔らかさで、豆腐の軟らかさじゃないんだよ」と説明していたのが、これに当たります。
でもさ、解んないでしょ? こんな風に言われたって(笑)。
だからまずは放松を理解する為にも“脱力”するのですね。

3月30日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜は一人も参加できないと言う事で、自動的に道場お休みとなりました。
午後から雪が降り始め、夕方前には雪が積もったので休みになって丁度良かったかも知れません(笑)。

それでは皆さん、また4月にお会いしましょう!

 

3月29日(金) 仙台・套路クラス
仙台に出張でいらしたY先生が顔を出して下さったので、若い頃に柔術好きで取り組んでいたH君がマンツーマンで教えて貰っていました。
…私は柔術、どーしても好きになれませんでした。柔術ってね、きっとアタマのイイ人向きなんですよ。
でもホント、覚えられる内は出来るだけ教えて頂いた方が良い。それは必ず血肉になりますからね。
で、私はお2人の稽古をボーっと(?)見とりましたが、こりゃダメだ、今更記憶でけんわい。と完全に諦めました(笑)。
結局覚えられんのに、ちょいと教えて貰っても失礼なだけですからな。ホントに。
覚えられる人が学ぶ、これですわ。

ってなコトやってる内にK池君も遅れて道場に来たので、彼と私は太極拳を練習。


年度末でどこも忙しく、4人だけの予定でしたが、南方心眼流のT哉君がひょっこり遊びに来て、マニアックな柔術話をY先生やH君として行きました。
稽古(?)というかお喋りというのか、楽しい2時間半でした。

 

本の話
27日/岩波文庫版『ブッダのことば~スッタニパータ』再読。
この本は時々参照する本ではなくて、座右の書にしておくべきでしょうね。
スッタニパータは比較的成立が古く、お釈迦さんの直接の言葉が含まれているだろう、と言われます。
言葉や文が残っているというのは、有難い事です。
お釈迦さんが悟ってくれたからこそ、そしてその悟りを教えてくれたからこそ、現代の我々にもチャンスがある訳です。
少なくとも知る事が出来ます。でなければ誰が一体、人間が良いと感じる物・世間の価値観に埋没してしまってる我々が
“それが苦悩の原因である”と気付けるだろうか。
そう考えると感謝の念に襲われますよ、ホントにねぇ。

3月23日(土) 仙台・武器クラス&打撃クラス
18~20時/武器術クラス
神道流の剣術も昨夜で何とか一通り復習出来ました。今夜の稽古には参加出来ないと言っていたK池君には、昨夜最後の一本を教えておきました。
この剣術、杖術流派に並伝されている物なので本数が少ないそうです。けど、思ったより参加者の足並みが揃わず、たった12本の復習終えるまでに結構な期間が掛かりました。でも何とか、おさらいが出来ました。終わった~・・・え?「杖術は?」ですと? う、う~む(笑)。

20~22時/拳法(打撃)基礎クラス
このクラスは実際のところ、私が居なくても稽古が出来なくちゃなりません。メニューは決まってますしね。その位のつもりで積極的に稽古して下さい。
いえ、これはアタシが道場サボる時の口実なんかぢゃありませんよ!(ホントよ)

 

3月22日(金) 仙台・套路クラス
H田さん、K池君、Y田さんが参加。幾らか肌寒かったですね。
H田さんが「観劇に来たお客さんから貰った」と柔道着を持って来たので、稽古前に帯の締め方をレクチャーしました(笑)。
いや、それにしても道着って赤の他人から貰えちゃったりするのが面白いねぇ。

稽古は、①準備体操 ②基本功 ③外家拳連環技法(そんな難しい物ぢゃありません。基礎ね)
④対錬(中国武術や日本の柔術のシンプルな物を数種類) ⑤套路(各々練習の後、正宗の一部を揃って)
⑥柔術(初伝逆投10本)で10時過ぎに稽古終了。
 

 

本の話
3月22日 買正虎『形意拳~搏撃の理と法』北京体育大学出版社
今の中国の本は、それが武術の本であっても「武術を稽古する事で国民の健身・体位向上、ひいては国家の益になる」みたいな前言があったりしてヘキエキしますが、例えば注意点なども(表現の違う時はありますが)細分化されて述べてあったりもし、こんな本でも日本で刊行されている同拳の本と比べると丁寧だったりします(笑)。
型等については派(や師系)によって異なるので、そこは読み飛ばしましたけど(笑)。

3月17日『仏教学序説』1961年発行・平楽寺書店
「可能な限り専門用語を使わずに書いた(趣意)」っちゅう事ですが、いや、これ、専門知識がないと読めないと思うぞ、きっと(笑)。
私には面白かった(面白い、とか言うと叱られる?)けど、やっぱり一般の方々には読みづらいんじゃないかな。
『序説』って事にはなってますけどねぇ・・・何せ仏教というのも専門的に学ぶ程の内容なので、基礎力がないと読んでみてもイマイチ良く解んない・・・という事も少なくない感じがします。
本文だけで440ページもある本。専門家じゃなきゃ、もう読む気も失せるよね。
↓以下はお好きな方だけどうぞ。
で、どーして仏教ってのはヤヤコシイのかと言いますとね、
仏教は釈尊が悟った内容を“言語”を通じて説明しました。だって、体得したモノを説明しようとしたら、やっぱり言葉しかないんだもんね(笑)。
(本書ではその解釈の歴史(初期仏教→部派仏教→大乗仏教)なども順を追って説明しています)
理解には本当は“悟り”という体感が欠かせないのですが、悟れない人だとやっぱり理解の為の言葉の分析をしてしまいますよね。で、『空』一つにしてもアタマで解釈する事になったからですよ。
(もしかするとこれが釈尊の言ったとされる正法・像法・末法かもしれない。釈尊在世時は釈尊の影響で悟れてしまう人もいたでしょうから)

 

告知

当会で拳法を学んでいるHさんの仙台公演があります。評価も高いので、皆さんも是非ご覧下さい。

◆◆◆

 

劇団 短距離男道ミサイル 30発目

 

父さん、晩年っていうのかい、これは。

〜涙なみだの最終ツアー♨♨♨これで見納め太宰三部作完結編〜

 

 

原作:太宰治「晩年」 脚本・演出:澤野正樹

 

出演:澤野正樹、本田椋、小濱昭博、武者匠

(ほか、各公演特別ゲスト出演予定!!)

 

 

<仙台公演> 

 

【日時】

 

2019年3月19日(火)~3月21日(木祝)

 

3/19(火)        18:30

 

3/20(水)     14:30、18:30

 

3/21(木祝) 14:30、17:30

 

 

※開場は開演の30分前。

 

※上演時間は約90分を予定。

 

 

【会場】

 

スタジオ開墾

 

(〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町2丁目15-6)

 

 

【料金】

 

一般 3,500円

 

U-25 2,000円

 

高校生以下 1,000円

 

 

※小学生以下無料。(要予約)

 

※当日券は各種500円増。

 

※「U-25」および「高校生以下」をご予約のお客様は、年齢を証明できるものを受付にてご提示ください。

 

 

【プレイガイド】

 

[ご予約] https://ticket.corich.jp/apply/98392/ (CoRich舞台芸術!)

 

 

 

【お問い合わせ】

 

主催:劇団 短距離男道ミサイル

 

E-mail:sr.missile@gmail.com/TEL:090-4130-1775(あかはね)

HP:http://srmissile.wixsite.com/missile


 

◆◆◆

3月16日(土) 仙台・打撃基礎クラス
7時45分にはH田さんが来て準備が整ったので、「今夜はマンツーマンだし、始めようか」と8時を待たずに稽古開始。
①準備体操 ②基本技各種 ③防禦・攻防練習 ④外家拳テクニック ⑤歩法(基本の物)
⑥約束組手 ⑦套路(正宗太極拳) ⑧スパーリング(ライトに) ⑨大和道(初伝逆取10本・東京版)
等で2時間の稽古。今夜は規定メニューに(大体)忠実に稽古を運びました。←って、いっつもはどないやねん。
Hさんは役者さんなのに武術を熱心に学んでいるのが珍しい感じがします。頑張ってモノにして貰えたら嬉しい限り。
 

★そうそう、このサイトには文字(なのかスペースなのか?)に制限があるらしいので、
“余談は出来るだけ別の所でしましょう”という事になっております(笑)。
その様な制限があるので、ある日突然、中途半端な日付で『日記』のページが移る可能性がありますので、宜しくです。
 

 

3月15日(金) 仙台・套路クラス
今夜はY田さん、H田さん、M子さん、T田さんが参加。
準備体操を端折り、先ずは正宗太極拳を皆で復習。手の位置や重心などの細部に注意しながら、第一雲手までを行なう(次回は続きからやりましょ)。
形意五行拳をこれまた細かい部分に注意しながら練習。
八卦掌を復習。慣れないと足を動かすと(要は歩くと)手が泳いでみたり、肩の力が抜けず腕の角度が悪くなったりする(笑)。なので正しい形と、その形が技に直結する事を説明。正しい形を取れば、女性の筋力でも相手のパンチを崩せる(当然悪い例も示しながら)。ついでにストレートパンチと前蹴り、回し蹴りの対処も皆で練習。これは土曜クラスに出ている人には問題ないでしょう。
専作伝心眼初伝を揃って復習。ついでに心眼流についての余談も少々。
太極拳対錬。2人組みで行なう型の練習。手順を覚え、動作に慣れて来た人は「太極拳らしくやってね」と指示。ここでの「太極拳らしく」というのは力で対処せず、相手の動きを利用するもの。力で対抗する癖のついてる男性にはナカナカに手間取るビミョーな感じかな(笑)。
といった稽古は10時15分頃に終了。
 

★K池君が当サイトの移行作業を終えてくれました。ホントは自分でやれば良いのですけどね、機械に弱くて出来ないのよ、あたし(笑)。
で、震災を期に削除した『ひねもす』やそれ以前の『指導日記』などの雑多な記事も再び読める様にしてくれました。
(古い記事はダウンロードして読む形になるそうです。その為にはパスワードとか必要らしいので、申し込みが必要です)
今回、K君は検診前でお酒を飲めなかったので、暗器(隠し武器)でお礼に代えました。

3月10日(日) 石巻・個人指導(Hさんご家族の場合)
準備運動と基本功の後、防禦・手技・足技の基本動作を練習。後ろ回し蹴りも足してみました。
身体の動きを滑らかにする為、コンビネーションも練習(初学向きの点の攻撃です)。
前回行なった反応訓練も数種類。
剣術の復習と、単攻防対錬の復習などで1時間20分程の稽古となりました。
「コンビネーションが憶えられない」という危険があるので(笑)後程、メールで説明文を送ります。←送りました

 

3月9日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
S木君とマンツーマンになった今夜。道場についてみると、嫁御を連れて来ていた。
だいぶ暖かくなったとはいえ、まだ見ているだけじゃ道場は寒い。
「準備運動は一緒にやるか?」と声をかけたが、なんとスカートで来てた。こりゃダメだ、
っちゅー事で、打撃やヤワラや套路なんかを稽古して1時間早く9時10分頃に今夜の稽古は終了。

 

3月8日(金) 仙台・套路クラス
「今夜の稽古は休みます」という連絡が何件かあり、“誰も来ないって事はないさな”と思いつつ道場に向かいました。
K池君が「万一、誰も来なくてはと思い、職場をちょっと抜け出して来ました」と道場に入って来ました。気を遣わせてしまいました(笑)。
剣術の復習をしている所へY田さんとM子さんも道場に来たので、皆で天の型を復習。力の使い方に焦点を合わせて練習しました。
この対錬を蛮力に頼らず上手に行なうには推手の感覚が役立つので推手も2種類行ない、最後に太極対錬を復習。
10時すぎに稽古終了しました。
結構寒かったですね。参加した皆さん、お疲れ様でした。

3月2日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
1コマ目/武器術クラス
この武器クラスでは互いに好みの(得意な)武器を持って自由攻防を練習しても構いません。ドンドンやって下さい。
但しヌンチャクについては加減が難しく、意図せず当たってしまったりするので、スポンジ巻きなど練習用を用意して下さい。
お互い怪我だけない様にして、楽しく練習して下さい。

さて、今夜このクラスにはK池君とS木君が参加。
稽古は神道流(刀)の復習と新たに1本進み、11本目が済みました。いよいよ次は12本目、最後の型です。
憶えた型を身につけるまでには、まだまだ修練が必要ですが、それはまぁ、今後の課題というコトで(笑)。

 

2コマ目/拳法(打撃)基礎クラス
窮屈な姿勢で長時間正座をしていたせいか(職業柄正座は止むを得んのです)、木曜から右膝の痛みが酷く、昨夜の道場では大変不自由でした。特に正宗太極拳での独立式はキツい思いをしました。
今朝も痛みは強いままで、困ってても仕方ないので痛みをおして昼間、自主練習をしました(笑)。
稽古をし始めた時には(今日は陳式から開始)かなり痛みましたが、八卦掌をやる内に痛みはすっかり消えました。
若い頃からスパー等で無茶しましたからね。ホント、身体は大事ですよ。身体が全ての元ですからね。
その昔のツケが回って来ている今、それを快復できる正しい武術と出会う事が出来ていたのは本当に助かりますよ。
でなきゃ医者の世話になってる所だ(笑)。

S木君とマンツーマンの稽古になった今夜。打撃の練習の合間に、套路もチェック。
今夜は少林拳系の套路を見て欲しい、という事なので、数種の套路をイチから復習。
少林拳は「自由攻防の中で動きながらしっかりと力を出せるか」を自覚し身につけやすく、套路練習の意義が実に解り易いものです。
これは練習してみれば、実感として理解できます。
又、どの様に動くか、を教わってしまえば大変使いやすい拳法であり、「これが弱い訳ない」と感じる優れモノです。
今夜は套路と、実際の使用法を通じてその辺を理解して貰いました。
架式の作り方、力の打ち出し方等々、実演しながら説明すると「大体は理解出来る様になったけど、自分が体現出来るかは自信がない」との返事。
そりゃそうだ、それが体現できたらナカナカだよ(笑)。
套路で作る動きは、結局実闘に直結するというのが良く解るのが少林拳です。…無論、攻防練習をせず套路だけ練習していては解らないですが(笑)。

 

★「今年は皆で飲みながら武術DVD観賞会をやろうか!」と昨夜の稽古で。
…探さなきゃならないのはDVDを観賞できる店ですな。知り合いの店に声かけてみますか(笑)。

 

3月1日(金) 仙台・套路クラス
だいぶ気温が高くなりました。今日から3月。気象上では「昨日で冬はお仕舞い」だそうです。
今夜はM子さん、T村君、T田さんが道場に来ました。
形意や正宗の套路を丁寧に練習し、太極対錬。最後にタントウを行ない、10時15分頃に稽古終了しました。
途中、雑談をし過ぎまして、皆さんを下らない話題に(いつも以上に)連れ込んでしまいました。わはは。

 

★試合が中心にあり、功をその結果で計る現代武道・格闘技では余り稽古しない技に手刀や裏拳などがあります。
しかし、当会ではそういう技も丁寧に稽古して身につけて貰います。
私の経験では、それらの技はストリートではパンチやフックなどより効果が高いからです。
又、指を使う技術も効果が高いものです。それは八卦掌でも身につけられます。←実際の方法を教わればもっと早いね。

 

 

 

(1日)読んでみた/シルヴィア・ラックマン著『知っておきたいスポーツ障害の医学』
1988年刊の少し前の本なので、現代の方法とどの程度変わっているかは解りません・・・まぁしかし、大差はないでしょう。
身体の活動を原因とする障害の勉強になりました。とは言え、本書の内容を完全にアタマに入れるには何週間かの集中的な勉強が必要でしょうが。
で、昔から言われる様に、やはり『同じ動作の極端な反復』、『不自然な姿勢の長時間保持』、『重量挙げ』などを子供にさせない方が良いというのは間違いないですね。
若い頃に野球をやっていた人から聞きましたが、「才能は“ピッチングなどで壊れない身体”もその中に入ります」との事です。野球は動きが片利き過ぎます。
それを踏まえての事でもないのですが、ワタクシも「子供さんに薦めるなら野球よりはサッカー」でした。
いえ、これは個人的な趣向などではありませんよ。個人的な趣向で言うならどっちも嫌いです(笑)。
全身を満遍なく使う運動、武術系を勧めます!という強烈に我田引水な話で読書感想を閉じます。

2月23日(土) 仙台・打撃基礎クラス
今夜の稽古はT田さんとマンツーマンになったので、メニューを変更。
準備体操をし、基本技を少々丁寧に練習。その分蹴りは数を減。
柔術の練習も合間に入れる事にし、初伝・逆取の10本。
外家拳の技術類から3種を抜き出して練習。特にその内一つには時間を割きました。
柔術、初伝逆投の10本、同じく合気10本。
最後に正宗太極拳のラスト部分を復習し、今夜の稽古は終了。

T田さんも初伝の30本はそろそろ憶えそうです。みんな憶えるの早いなぁ(笑)。
憶えたら稽古の強度を上げて行きましょう。
最初に習った套路なども曖昧になって来る頃です。洗い直しをして下さい。

 

2月22日(金) 仙台・套路クラス
準備体操と基本功をし、劈掛掌の基本動作も2種類。ついでにその用法を練習。
その後、揃って正宗太極拳の套路を一部分復習。
後半は自由練習。套路や対錬。
H田さんは正宗太極拳を随分進みました。
K池君とT田さんは太極拳套路の復習後、太極対錬。
細かい部分にも拘った今夜の稽古は10時半頃に終了しました。お疲れ様でした。

★ポイントじゃねーんだから、我々には軽いパンチなんてのは重要ではないのです。
そんなパンチなんか、相手は無視して殴ってくるんですから。
ジャブじゃなく、当たったらアタマが吹っ飛ぶようなリードパンチです、必要なのは。
・・・ってなとこを踏まえて稽古しなきゃ、ダメよん。
軽くは状況に応じて、いつでも出せます。

2月17日(日) 石巻個人指導(Hさんご家族)
今回は対人練習を多くやりたかったので、準備体操と基本功数を減らしてスタートしました。
手技や蹴り技の基本をし、三穿掌対錬を数種復習。
単攻防の一人型を行なってから、対錬型。一気にやると混乱するので(笑)、今日は片側だけ練習。
反応訓練。反応や動作を高める練習を数種類。(詳細は書きません)
剣術。前回の復習と新たに1本。動作の正確さが今後の課題かな。
前回練習した投げの復習。練度を上げないと通用しないので頑張りましょう(笑)。
再度、単攻防の2人型を練習し、軽い整理運動をして今夜は終了。90分ほどの稽古でした。
 

 

2月16日(土) 仙台教室・武器クラス&打撃基礎クラス
1コマ目/武器術のクラス
K池君、S木君が参加。神道流剣術の復習をし、新たに2本進みました。
このクラスも稽古が楽しそうで、何よりです。

2コマ目/拳法(打撃)基礎クラス
S木君、H田さん、T田さんが参加。
①準備体操
②基本各種
③防禦練習
④外家拳テクニック
⑤歩法
⑥約束組手
⑦柔術(初伝逆投10本)
⑧スパーリング
⑨整理体操
で10時過ぎに稽古終了。「土曜は気温が上がる」との話でしたが、昼間の体感ではイマイチ。
道場での寒さも覚悟しましたが、動いてみれば汗をかきました。
帰宅途中の電光板の温度表示は『0℃』。数週ぶりに、マイナスではない表示を見ました。
なんのかんのと言っても、やはり今年も暖冬かも知れません。

でも、「寒いんだよコンチクショー!!」と吠えておきます。

 

2月15日(金) 仙台教室・套路(型)クラス
H田さん、M子さん、T田さんが今夜の稽古に参加しました。
①準備体操と基本功を済ませ、②単・連攻防の一人型と正宗太極拳の一部を復習。
③単攻防と連攻防の組型。単純な型ですが、掘り下げると結構なコツが入っています。軽視せずやりましょう(笑)。
④套路練習。各々型をやります。
⑤太極対錬。2人で行なう太極拳の套路。相手の動きを利用する事や、力に頼らず身体で処理する事を学べます。
⑥柔術。初伝合気10本を。
以上で10時40分頃に稽古を終了。
稽古の途中、五行思想と五大(又は六大)の違い、風水のハナシ(財布は何故黄色?とか)を雑談として。唯の笑い話。
 

 

2月11日(月) 石巻教室・個人指導(Hさんご家族)
・準備体操をし、基礎的な防禦や突き蹴りの復習を。
・2人で組んでパンチや蹴りに対する攻防の練習。
・護身の杖術がイマイチ上手く出来ないとの話なので、もっと基礎から始めましょうか、という事で組太刀を。
・手解きを復習。ついでに投げ技を1本。この投げは相手のバランスを崩して掛けるので、上手くなれば力が余り要りません。なので教材として優れています。
・整理体操がわりに、一寸した床運動を。
等々で1時間半ほどの稽古でした。

2月9日(土)仙台・武器術クラス&打撃クラス
1コマ目18時~20時/武器術のクラス
K池君とS木君が参加。
私が道場に着いた時には2人とも神道流(剣術)を稽古中。
楽しく稽古出来たようでした。

2コマ目20時~22時/打撃基礎クラス
S木君とマンツーマンの今夜。稽古出席数が減っているので、目慣らしも兼ねてスパーリングを。
スパーの間に套路(今夜は正宗)を復習。
自由に動いて行なうスパーリングは、色々な事を気付かせてくれます。
例えば、“暫くやってない内に手がばらつくようになったぞ”とか、“体が流れるなぁ”とか、ね(一例ですよ/笑)。
にしても、やっぱし形意のあの連環(コンビネーション)は当たるもんだな。勿論、何回もは当たらなくなるけどね(笑)。

 

★稽古が終わって石巻までの道中。新幹線の車両を運搬しているトラック(とその誘導車)車列に遭遇。
利府の車両基地まで、ずっとその後ろを付いて行く形になりました。
2車線塞いでるだけぢゃなく、時速30キロ以下で走りやがんの。もうね、後ろは大渋滞でございました。
笑うしかなかったわよ、ホント。

 

2月8日(金)仙台・套路クラス
本日、石巻の最高気温は0℃、仙台で1℃とか。
でも「北海道は最高でも-10℃まで上がらない」と聞きますと、
「0℃ぐらいで“寒い”だなんて言ってられないわね」って思いますな。
・・・とはいえ、寒いけど。←どっちなんだよ。

さて、そんな寒さの中、今夜も道場。稽古に来たのはY田さん、H田さん、T村君。
①準備体操 ②基本功 ③対錬 ④套路 ⑤専作伝
③はシンプルで基礎的な物を数種類。
④先ずは皆で揃って正宗、五行、老八を行ない、各自練習。
皆で揃って套路を行なう時は、動作の説明を細かくしながら。套路は細かく、丁寧にやるからこそ、効果が出るもの。
外家拳の套路なども少々。
⑤専作伝・心眼流の初伝7本の一人型と組型を練習。取りあえずムクリはなし。

★套路で要求される身体の使い方は、それが何故必要なのか、用法練習をしてみれば解ります。
正しくない動き、つまり要求が出来ていないと技が上手く掛からないのです。
今夜もその辺りを説明しました。
ま、この話はそのうちブログででも(笑)。

 

2月6日 フィリップ・ローソン著/『タントラの世界』再読。
ヒンドゥーの“タントラ”についての研究書。
ヒンドゥタントラと仏教タントラでは違いはあるが、発祥が同じなので共通点が多く、
仏教タントラよりもヒンドゥタントラを学ぶと、仏教の物が解りやすい印象がある。
これは良い本の一冊。インド思想に興味のある方は是非どうぞ。

2月2日(土)仙台・武器術クラス&打撃基礎クラス
H田さん、T田さんが稽古に参加。
①準備体操 ②基本・各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤柔術 ⑥スパーリング
両氏共、入会して1年前後なので②④は種類を減らしてやや丁寧に練習。
⑤柔術は初伝・逆投10本を。昨日今日と2日続けて練習したので、皆さんも幾らか憶えられたかも知れませんね。
また、打撃の稽古の中に柔術が入るのも楽しくて良いです(笑)。

今夜は10時頃に稽古を終了しました。天気予報に脅かされた割には寒くならず、助かりました^m^

 

★明日は仙台のとある会社2件の新年祈祷。朝5時半には石巻を出なくちゃなりません。
いや~もうトシですからね、道場翌日はキツイですよ。毎年の事ですが、ナミダちょちょ切れですよ(T_T)

 

2月1日(金)仙台・套路クラス
H田さん、T村君、T田さんが稽古に参加。
①準備体操 ②基本功 ③対錬(シンプルな物を数種類)④正宗太極拳、専作初伝、単・連攻防
⑤套路練習 ⑦柔術(初伝逆取・逆投)


で10時20分に稽古を終了。今夜は少し冷えました。寒い中、お疲れ様でした。

★全国的にインフルエンザが大流行とか。私は余り人ごみへ出る仕事ではないので助かっています。
同時に感染性胃腸炎も流行っているようで、当会でも生徒さんが数名、罹患しております。
これをお読みの皆さまもお気をつけてm(__)m

 

1月28日 本の話
チョギャム・トウルンパ著『タントラ~狂気の智慧』
これもチベット仏教の本。多分、基礎知識(そして体験)がないと書いてある事の理解が難しい。
なので初心者にはお勧め出来ない気配(笑)。

1月27日(日)石巻・個人指導(Hさんご家族の場合)
準備体操をし、今夜は受身や筋トレのやり方を練習しました。
受身系の動作に慣れておくと、転倒する際にも身体のこなしが上手くなります。
今夜はとりあえず前転・後転から入り、前回り受身を。
筋トレは正しい腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットのやり方を。
また、動きながら全身を鍛えられる動作も3種類ほど行ないました。
このような練習は家で時間を見つけて出来るので、基礎的な強化に適しています。
一般に個人指導は月に1~3回なので、習いに来た時だけ練習していてはナカナカ身につきません。
家でしっかり練習する事が大切です。受身系の基礎運動や筋トレはそういう意味でも気軽に出来て良い物です。
次に、単攻防の復習と、最初の2動作をピックアップして正しく動ける様に繰り返し練習しました。
最後に自分で行なうマッサージと整理気功をし、1時間半程の稽古を終えました。

 

1月26日(土)仙台・拳法(打撃)基礎クラス
昨夜からの雪が結構積もり、“アイスバーンになって大渋滞するかな”と少し心配しましたが、
一部区間を除いて路面は乾いている上、いつもと比べ驚くほど車が少なかったので、あっさり道場到着してしまいました。
雪が降ったので不要不急の外出を控えたのかも知れませんね。

さて、今夜の道場はH田さんとマンツーマンになったので、いつものメニューだけでなく、柔術や套路も入れました。
①準備体操 ②基本・各種。これは種類を減らして行ないました。
③攻防練習 ④正宗太極拳套路。昨日教えた箇所の復習をし、新たに数動作進みました。
⑤外家拳テクニック。これも②同様種類を減らして練習。
⑥柔術。初伝・逆取10本と逆投を3本。一辺にやると全然覚えられませんからね(笑)。
⑦武術の基礎運動。H田さんが苦手としている跳躍動作を一つ練習。もう直ぐ出来そうな気配。
⑧スパーリング。
で10時に稽古を終了しました。お疲れ様でした。

 

1月25日(金)仙台・套路(型)クラス
H田さん、Y田さん、K池君が今夜の道場に参加。
①準備体操 ②基本功
③対錬。シンプルな物を数種類。地味に効く(笑)。
④皆で揃って正宗太極拳。途中までを。太極拳套路は“練る”為の道具です。気楽に流してイイ運動!ってモノではありません(笑)。
⑤套路。各々練習。途中、五行拳と五行思想と用例などを解説。今夜は鑽の説明から入って一巡り。
⑥柔術。初伝逆取の10本。
で、10時半に今夜の稽古は終了。
今日は冷えました。帰り、松島の電光掲示板には、現在気温『-8』。
マイナス8℃!? 松島で? 嘘だろぉ?
と目を疑いました。多分、あの電光板、壊れてるんだと思います。
 

★例えば形意の母拳とされる五行拳にも夫々、力の出し方のみならず、
実用の為の訣もあり、それらはキチンと言葉で残っています。
“拳諺”と呼ばれる四字熟語の様な物だけでなく、それについての解説もあります。
しかして、それを使えるか?は全く学習者の修練によります。
昔、長蔵伝心眼流伝承者の築館の老先生がよく、
「これを作った人もいるってのに、習うだけの者がなかなか出来ないなんてな」
と笑っておられました。
「生涯追及」とはよく言ったものです。

1月19日(土)仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
1コマ目18~20時/武器術クラス
S木君とマンツーマンの稽古。神道流剣術の復習をし、1本進みました。

2コマ目20時~/拳法(打撃)基礎クラス
S木君、H田さんが参加。
①準備体操 ②基本・各種 ③反応訓練・防禦練習 ④外家拳テクニック
⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦柔術(初伝逆取)⑧スパーリング
で2時間の稽古。

★世の八割が足の指が浮いている“浮き足”なのだそうです。
それによって体のバランスが崩れ、幾つかの不調にも繋がっているとか。
ま、武術やってる上に通常ゲタやセッタを履いている私にはカンケーのない話ですが。

 

1月18日(金)仙台・套路クラス
今夜の道場にはK池君、H田さん、N君、T田さん他が参加。
準備体操と基本功を行ない、シンプルな対錬を数種類復習。“強い形で力を出す”事も再チェック。
後半は套路を。各自套路練習をして後、
年数の長い人は形意拳の自由一本組手等の実用に向けた練習を、初心の方々は柔術の手解きを。
最後に軽く推手をし、10時過ぎに今夜の稽古は終了。
今夜は少し寒かったですね。参加された皆さん、お疲れ様でした。

★新潟に実家のあるH田さんから、帰郷の土産だと日本酒を頂戴しました。
恐縮しますと、「お酒は一杯あって、お茶より先に酒が出て来る環境です」
などと恐ろしいほど羨ましいコトを言うのです(笑)。

有難うございます。忙しい所が済んだら、ご馳走になります。

 

またも本のお話でも(笑)
1月18日/ナムカイ・ノルブ著『ゾクチェンの教え』再読。
前回に続き、チベット仏教の本。瞑想の具体的な方法の紹介ではなく、基本的な解説。
やはり若い頃に読んだ時とは理解が違う。近くなれば解る、武術の本と同じだ(笑)。
この所、チベット仏教の本を続けて読んでいるので、共通点がよく見える。楽しい。

1月13日(日)石巻・個人指導(Hさんご家族)
今年一回目のHさんご家族・個人指導でした。
準備体操、基本的な突き(手技)と蹴り、三穿掌(変化を一つ足しました)、
手解き(今夜で基本的な物は全種終わりです)、攻防練習、ミット、
単攻防(型)、杖を使った護身技、整理マッサージなどで1時間半ほど。
その後、懇親会に行きました。Hさん、ご馳走さまでございましたm(__)m
先ずは習ったモノを身につける必要があるので、今年も同じ内容を繰り返しみっちり行こうと思います。

 

1月12日(土)仙台教室・武器クラス&拳法(打撃)基礎クラス
本日の道場は参加メンバーの仕事や体調の事情でお休みとなりました。
なので土曜クラスの始動は来週!です。今年もそれぞれ目標を持って稽古を重ねましょう(^-^)

 

1月11日(金)仙台教室・套路(型)クラス
さあ、今年1回目の道場です。今年も皆で楽しく稽古して行きましょう!
今夜の稽古はT村君とマンツーマンになりました。寒い中、遠くからバイクで来るのには感心します。
正宗太極拳、専作初伝、老八掌、外家拳(短い套路類)、天の型などを一緒に通して復習。
後半は形意拳をみっちりと。五行拳の変化練習(これは段階練習ではありません)や、
即実用の動きとなる稽古法などを行ないました。これは寸も多用します。
使用と同時に力の打ち出し方の稽古にもなるので、習えた人は日々の稽古に入れて下さい。
10時頃に今年1回目の道場は終了。

 

1月10日・本の話題
『虹の階梯~チベット密教の瞑想修行』再読。
チベット密教特有の瞑想について述べられた本。若い頃に読んだ時とは違い、
解説されている方法の核心部が掴めるようになっているので、自分なりに咀嚼して
役立てられます。
ワタクシは日本の密教を学んだ者なので、他所の方法を盲目的に真似したりはしませんけれど、
大いに参考にさせて頂いております(笑)。

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