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6月27日(土) 仙台教室・武器クラス&打撃基礎クラス
1コマ目/武器術のクラス【18~20時】
S木君とマンツーマン。拉を復習。
拉(ヒシギ)というのは短棒です。杖ほど長くない・手の内ほど短くないという中途半端な感じのする道具ですが、練習するとこの棒一本で何でも出来ちゃう様な気がする不思議な技術。古流の技なので、型で学んで行きます。面白いですよ(笑)。

 

2コマ目/打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
前クラスから引き続きS木君とのマンツーマン稽古になったので、内容を大きく変えました。

 

まだ教えていない套路を教える事にし、地趟拳を。運動量が大きいので暑さの最中はキツイ套路。私も跳んだり伏せたり出来る内に教えなくてはなりません(笑)。
突きや蹴りの基本、防禦練習、サイドに入る練習、スロースパーなど打撃の練習の合間に、八卦掌や太極拳の套路、太極対練なども。
金曜クラスで練習する“太極拳の実用練習”も少々。S木君、これはかなり苦手な様子(笑)。まぁ若い内はスピードと力で殴る蹴るのが中心で良いんだけどね。
最後に軽くタントウを行ない、9時半頃に稽古を終了。
(予報で脅かされた程では無かったけれど)気温が上がった一日でした。暑い中、お疲れ様でした。


 

★この『指導日記』。7月分からライブドアブログに移転します。
このままこの道場サイトに掲載し続けるには文書量が多過ぎるみたい。
今後ともどうぞ宜しく。
 

 

 

6月26日(金) 仙台教室・套路(型)クラス
M子さん、Sさん、K池君、Y田さんが稽古に参加。
①準備体操
②基本功
③単攻防、専作心眼初伝両衣、正宗太極拳前半部
④基礎的な対練類
⑤套路
⑥推手
⑦太極拳の実用練習
⑧整理体操

 

③は皆で揃って同じ動きを復習。
④は対練の中でもシンプルな物が中心。
⑥⑦は基礎的な套路を一通り覚えた人が対象。初心の方は套路練習を継続。
⑧時間の都合でサラッと(笑)。
10時20分頃、今夜の道場を終了。時々雑談も入れつつ、今夜も楽しく稽古しました。

6月20日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
参加者の都合が悪く、今夜の道場は休みになりました。道場が休みになったのは久しぶりの様な気がします。
また次週、楽しく稽古致しましょう。

 

★何年か前。本職関係で知り合った方と週末になるとお会いする機会が多く、その頃は土曜日の道場を生徒さんに任せる事が多かった。震災から復興して行く、まさにその途上にあり、色々な用事があったものでした。
当時土曜クラスに親子で習いに来ていたT沢さんには随分とご迷惑を掛けたものでした。自主練習も多く、今思い出しても申し訳ない気持ちになります。
ここ数年はそんな用事もなくなり、道場に参加できております。震災から9年以上。大分落ち着いて来た感があります。

 

 

6月19日(金) 仙台・套路クラス
Sさん、T田さん、Y田さんが参加。集まる時間がバラバラだったので、各々準備体操をし、套路を中心に練習しました。
組みでの稽古は、套路の正しい形や力の使い方を確認する為のモノを最後に少しやった程度。
10時15分頃に道場を出ました。

 

★突きの正しいフォームが身についたら、サンドバックに向かい、その正しいフォームで突ける様にします。
こういった稽古は「筋トレうおおーーっ!と頑張るっ!」とか「兎に角倒れるまでサンドバック殴る!」といったコトとは対極のモノです。
正しいフォームを確認する作業です(正しいフォームと力の使い方が出来ると、力んだ感覚がなくても強く打てます。最初はそれに驚くかも知れません)。
サンドバックに向かうとつい力んでしまい、肘が浮いてしまったりしがちです。強く打とうと思うと、尚更そうなり易いのです。近い距離ですと特に。
(サンドバックに当たるまでの距離が近いと無意識に肘を外に開いたりもしがちです)これは“アソビ”のある、力のロスのある打ち方です。
その様な“アソビ”をなくします。

で、こういった“正しいパンチ”を身につけるにはストレートが解り易いのです。フックだと体と腕とをバラバラに使ってしまったりします。
先ずはストレートで正しい動作を確認しながら身につけ、その後フックなども練習して行きます。
(多くの武術流派で最初にストレートを練習するのは、そこにも理由の1つがあるかと思います)

“功を焦らない”事こそが、上達への早道だったりするのです。

6月13日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
1/武器術クラス【18~20時】
S木君とマンツーマン。今夜はヒシギを復習しました。

2/打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
S木君、T田さんが参加。
①準備体操
②基本各種
③反応訓練・防禦練習
④位置取り練習
⑤外家拳テクニック
⑥歩法(手の位置にもコツがある)
⑦約束組手
⑧柔術(初伝逆取10本)
⑨スパーリング
⑩整理体操
で2時間ほどの稽古。昨日までの暑さが嘘のようで、稽古もやり易い夜でした。

 

6月12日(金) 仙台・套路クラス
今夜の稽古参加者はSさん、K池君、T村君。
①準備体操
②基本功
③連環手(騰空連環腿もやりたかったんですが時間の都合で…笑)
④基礎的な対錬類
⑤套路(正宗太極拳1部、単攻防、専作初伝片衣)
⑥初歩反応練習
⑦手解き
⑧套路
⑨推手
⑩太極拳攻防練習(初心者は套路)
⑪整理マッサージ(自分で行なうマッサージ)
等で2時間一寸の練習。

 

★宮城は、そして隣県でもここ暫く新たなコロナ感染者が出ていないので、今夜から稽古内容を元に戻してみました。
近接した稽古を再開しましたが、これは強制ではなく「まだ距離を取っておきたい」という方にも“間合いの近い練習”を強制するものでは有りません。そういった方は套路など、1人で練習出来る事をやって頂きます。
又、今後の状況如何によって稽古内容を変更する可能性もあります。柔軟に取り組んで貰えると有難いです。

6月6日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の武器クラスは休みとなりました。


20時から打撃クラス開始。T田さんとH田さんが参加。今夜は大きくメニューを変えて稽古しました。
準備体操の後、基本功の中から“脱力(無駄な力みを抜く)と形で力が出る”事の体感。
その体感を活かし套路。単・連攻防、専作初伝(強い形についての解説)、正宗太極拳を。正宗太極拳の動作で“力んでではなく、全身一致で力を出す”練習。
そこから、自由組手や実用でも活きる技術を色々と。初学者向けの物から有段者稽古で行なう様な技術まで幾つか練習。技術によっては套路など伝統武術の動きが技術に直結している、否、そのまま使える事も理解して貰った心算です。
10時頃に今夜の稽古は終了。お疲れ様でした。又来週です。
 

 

6月5日(金) 仙台・套路クラス
6月になり、コロナ騒動で休んでいた人もボチボチ道場に戻って来る様です。今夜はH田さん、T田さん、Sさん、Y田さん、見学の方がお1人。
①準備体操
②基本功
③三穿掌←見学の方がいたので一寸だけ対錬もやりました。
④套路。生徒さん同士、皆で教え合いながら。私はその様子を見て各人の理解度を探っています。←「怖っ!」とか言うな。
⑤整理体操。久し振りに“自分で行なうマッサージ”なども入れ、いつもよりは丁寧にやってみました。こういうの丁寧にやるのはお年寄りの健康太極拳のクラスですね。でもやって損はないんですが(笑)。
で2時間ほどの稽古。

★まだ稽古内容が戻っておらず、套路(1人型)中心の練習なので見学は飽きるかも知れません。ま、やむを得ない事ですが。

5月30日(土) 仙台・打撃基礎クラス
今夜の1コマ目の“武器術クラス”はお休み。稽古は20時からの“打撃(拳法)基礎クラス”のみ。


T田さん、H田さんが参加。
①準備体操 ②基本(中から2種類の手技を取り出して丁寧に練習) ③外家拳技術(相手と組んでの練習ではなくシャドーで)
④スパーで役立つ動き(動きを幾つか増やしました) ⑤位置取りの練習(組みで行ないました) ⑥棒を使った反応訓練
⑦タントウ・整理体操
など。
②と④と⑤の内容は混ぜ合わせた感じで。
今日は組んで行なう”距離の近い稽古”も少し入れました。来月からは稽古内容が戻せると良いのですが・・・。

 

5月29日(金) 仙台・套路クラス
気温の高いこの数日。稽古にはT村君、H田さん、K池君、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本功(先週の脱力練習も入れました) ③連環手 ④套路(正宗太極拳前半部、老八掌と定勢八掌、五行拳段階練習、少林拳の架式など)
⑤太極拳と八卦掌による下半身の崩し方 ⑥整理体操
等で10時過ぎに稽古終了。⑤のみ近接稽古になりました。
途中、雑談も何かと。タクティカルペンや手の内に関する話もしました。タクティカルペンは実物を引っ張りだし、皆で笑いました。

 

やっと晴れました。
先週は毎日のように雨で、お陰で坐骨神経痛が酷ぅございました。
道場で動けば、痛みは感じなくなるのですが、だからと言って思い切り動くとその後が大変なので、
突き蹴りなどの動きでは、どーしても手を抜いた雑な動きをしてしまいます。

5月23日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器術クラス【18~20時】
S木君とのマンツーマン。先週に引き続き、形意4大兵器を大いに振りました(笑)。
最後に専作伝棒術を数本合わせ、終了。結構汗かきました。

打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
S木君、平成I藤君、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本。防禦や攻撃の基本を丁寧に。
③連環手、騰空連環腿など。いや~疲れます(笑)。
④スパーリングで役立つ動作。もう暫くの間はシャドー形式での練習となります。
⑤架式。外家拳の立ち方。力の使い方。
⑥套路。少林拳の短い型を少々。同じ套路でも派によって手の位置など一寸違う。そこの辺りも解説。
⑦棍を使った反応練習。反応練習も互いの距離を取って(苦笑)。
⑧タントウ。整理体操
で10時頃に稽古を終了。今週もお疲れ様でした。また来週!

 

 

5月22日(金) 仙台・套路クラス
T村君、T田さん、H田さん、K池君が参加。
今週も“接近は避ける”練習内容で進めております。

 

①準備体操と基本功を多少省略する代わりに、無駄な力を抜く為の練習を入れました。これを・・・と説明をつけようかと思いましたが、止めときます(笑)。
②套路。正宗太極拳(前半部)、老八掌、専作初伝、単・連攻防、五行拳(段階練習)など。この所何週間も地味~な段階練習をやっているお陰で、皆それぞれ少しずつ上手くなっているのが見て取れます。・・・実際、套路をみっちり稽古して、ある程度身につけてから実用法などをやると早いのですが、それだと飽きますからねぇ。
③自由時間。太極拳や形意拳、ヌンチャクなど自由に。
④八卦の歩と穿(等の)練習。
⑤ちょいと整理体操
で10時に稽古終了としました。

五行拳、跳ねる人がいますが跳ねないようにします。私見では上体の力み易い人が跳ねてしまう様です。

 

 

★友人に「インスタグラム全然更新されてないけど、道場やってんの?」と言われちゃったので、稽古が終わってガランとなった道場をK君に撮影して貰いました。ええ、誰も写っていません。いませんが、「今日もやりました」とコメント付けて更新しよーと思います。毎週。←って自分じゃ上げられないから生徒さん頼みですが、相変わらず。
「今日も練習しました。楽しかったです」
「今日も練習しました。むつかしかったです」
「今日も練習しました。稽古後のビールが美味しかったです」
「今日も練習しました。けど、明日は早くから仕事です」
「今日も練習しました。明日は休みです」など。
毎週。
・・・え? 「それぢゃ道場やってる証拠にならねえべ」、ですって? いや、まぁそうなんですが・・・。

 

 

久々、読書。
ここ最近、読書が進まんのです。グダグダと読んでいて、中央公論社『世界の名著⑩諸子百家』をやっと終えました。
中国の思想家を『諸子百家』と言いますが、その墨子、孫子、荀子、韓非子の著書を集めた本。580ページ程もある厚い本で読み応えもあります。内容は現代でも全く古くない、むしろ大いに参考になる箇所もあります。お暇な方は是非どーぞ。
奥付を見ると昭和41年初版本で定価480円。当時の価値としては結構な高額ですねぇ。

シリーズ1巻目の『バラモン経典・原始仏典』が読んでみたいな、とネットで検索してみたら、ゲゲっ!中古でこれ!? ・・・ちゅうことでブックオフで探す事にする(笑)。

5月16日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
1コマ目/武器術クラス【18~20時】
S木君が1ヶ月半振りに稽古参加。長物を振り回して「家では忘れない程度に短い棒で復習するだけなので、やっぱり道場で練習出来るのは良いですね~」と喜んでおりました。その気持ち、良く分かります(笑)。
今夜は形意拳の武器套路を中心に行ないました。

 

コロナ以来、暫く休みだったこのクラス。
今後も参加者のいる時は行ないますが、当面はヒシギなど距離の近い道具の練習は避けようと思います。・・・予定通りなら、そろそろ空手奪刀対練を始めていたのですが、コロナとあっちゃ、こりゃ仕方がねえ(苦笑)。

 

 

2コマ目/打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
S木君、T田さん、H田さんと稽古。
①準備体操
②基本・各種。一つ一つをゆっくり丁寧に練習。
③連環手、騰空腿、連環騰空腿など。
④スパーリングに役立つ動き。シャドーでやる形になります。
⑤少林拳の架式。立ち方とその流れによって少林拳の力の打ち出し方を学びます。
⑥棍を使った反応練習。
⑦タントウ
で10時頃に稽古を終了しました。お疲れ様でした。又来週!
 

 

5月15日(金) 仙台・套路クラス
宮城も緊急事態宣言が解除されたので久し振りに生徒さんが集まり、T村君、H田さん、K池君、T田さんが稽古に参加。
先ずは簡単に準備体操をし、八卦(老八のみ)掌を揃って通しました。
次に形意(五行)拳の第2~第3段階練法を全員で。これら練法は丁寧に行なうのが重要です。
その後は自由時間。形意拳や少林拳など、各々じっくり行ないました。途中、それら拳法の技法や、套路などについて解説。
時折雑談なども挿みつつ、最後に整理体操をし、10時過ぎに今夜の道場を終了。

5月10日(日) 石巻・個人指導【Hさんご家族】
くどいようですが3密を避けろ、という事で距離の近い稽古は避けております。
①準備体操 ②基本功 ③基本の突き・蹴り(単式) ④套路(老八掌)
⑤ステップとパンチやキックのコンビネーション ⑥神道流刀の復習 ⑦整理体操
で1時間20分ほど身体を動かしました。

★仙台道場に通う生徒さんに「石巻でHさんの個人指導がある時は教えて下さい」と言われておりましたが、このコロナ騒動では参加出来ないと思い、今回は連絡しませんでした。次回は連絡してみる心算でおります。

 

 

5月9日(土) 仙台・打撃基礎クラス
Hさんとマンツーマンの稽古。自転車通いのHさん、気の毒に途中でパンクして道場到着が遅れました。
20分程遅れて準備体操から開始。その後、基本の防禦や手技を。蹴りは移動や組み合わせで練習。連環手も。
自由組手で役に立つ動きを数種練習。イメージトレーニングのやり方も例を挙げて解説。
少林拳の套路を少々。ついでに少林拳の力の出し方を学ぶ為、架式(立ち方)の練習を。
形意棍を少し。本来は武器クラスでしか教えませんが、状況が状況なのでオマケで(笑)。
棍を使った目慣らしは、余り近寄らずに出来るので練習。
10時15分頃に稽古終了。
 

道場は窓全開にしております。風ビュービューです。換気は万全です(笑)。

 

 

5月8日(金) 仙台・套路クラス
T村君とH田さんが稽古参加。
早く来ていたT村君と陳式太極拳(老架1路)を通しながら稽古開始時間を待ちました。
20時。足回りの準備体操をし、早速套路を。八卦掌(老八掌)、形意(五行)拳、専作初伝、形意棍・刀など。
これまでに教えた套路を復習しています。特に形意拳は五行拳の第3段階練法※まで皆で揃って練習したので、稽古時間の多くを使いました。ついでに日常でも練習出来る歩き方と、用法も少々。
最後にタントウを行なって10時過ぎに今夜の稽古を終えました。

 

※形意拳のこの段階的練法は私が設定したもので、伝統的な練習方法ではありません。打つ為の身体の使い方を自覚し、身につける事が目的です(なので必要のない方には教えません)。
第4段階では“打ち方を身につける練習”というよりは五行拳の変化なので、これは(混乱を防ぐ為にも)慣れた人のみに練習して貰っています。

 

★“武術教室”としては“近接した距離での稽古”が出来ないちゅうのは誠に痛いのです。何せ相手と戦う稽古が“武術”な訳ですから。
ですが、我々伝統武術には1人で行なえる“型”という稽古法があります。この様な状況で、これは強みとも言えます。
対人練習がガンガン出来る様になるまでは、型をしっかり練習しましょう。型なら離れていても練習できますからな。

5月7日 道場再開します。
宮城県では連休明けに“解除”されました。
なので8日からの道場は再開します。

 

稽古内容は近接を避け、窓は全開にします。
消毒等は各自準備願います。

 

道場再開したとはいえ(いえ、若しかするとその後の感染者数の上がり具合では再度規制がかかるでしょうが)
仕事や家庭のコロナ事情で道場には出られない方もいると思います。
そういう方の月謝は割り引きますので、申し出て下さい。

広い庭があるお宅なら自主練習も出来ますが、アパート暮らしでは満足な運動も出来ず、
道場に来た日だけが身体を動かせる、という方もいると思います。ストレス溜まるよね。
私もアパート暮らししていた時期があるので分かります。
道場で身体を動かしましょう。

 

道場再開とは言え、誰も来ない日に私が仙台まで行く気はないので(笑)、

今月も『稽古の参加・不参加』を皆さまから連絡頂きたいと思います。
金・土共に“稽古の参加・不参加”を事前に連絡下さい。

 

色々面倒ですが、宜しくお願いします。

 

5月3日 連絡
1日、2日。正月以外で道場を休みにしたのなんて初めてですよ。
でもそのお陰で2日夜、NHKの『JFK②』見れたのは嬉しかったかも(笑)。

ところで。
「感染に注意して再開してよい」となれば道場は開ける心算ではおりますが、5月もどうなるか一寸解りませんわな。
身体は動かしていないとあっという間に衰えます。特に柔軟性などは急降下するんで(40代以上の方は尚更)一ヶ月も休んだら戻すのに手間取ります。体力も衰えます。
土曜クラスの基本と準備体操をやっていれば、柔軟性も体力もそれほど落ちないと思われます。狭い部屋でも出来るでしょう。
又、先日MLで流した練習法も取り組んで見て下さい。取り組んだHさんは一週間で動きが滑らかになりました。効果はあります。

ピアノをやっている人は毎日練習するでしょう? 発表会の前だけ練習する人を「ピアノをやっている」とは言わないでしょう。
武術も同じです。体調や仕事などの都合で毎日という訳には行かないかも知れませんが、出来るだけ日々の生活に取り入れてみて下さい。
何より身体を動かすことは心身に良い影響を与えます。ただ家でボーっとしていて良いコトなんて1つもありません。

変化あれば又連絡します。

4月24日(金) 仙台・套路クラス
道場に着いたら窓が開いていた。きっとコロナ対策の1つとして開けてたのでしょうね。なので、そのまま稽古しました。夜は一寸肌寒かったですが(笑)。
今夜も準備体操は省略し、套路から復習。
八卦掌、正宗太極拳、形意拳、専作初伝など。形意拳は五行拳の第3段階練習の幾つかを教えました。苦戦していた様ですが、ここ暫くの間は練習に取れる時間も増えるでしょうから、一寸ぐらい先のレベルに進んでも消化出来るでしょう(笑)。
先週土曜に練習した、スパーリングで有効な動作の復習。先週より動きが滑らかになっていました。ついでに蹴りの移動なども少々。“移動稽古”は空手でも行なわれますが、当会の特徴としては(例えば同じ蹴りでも)ステップが種々ある事でしょうか。
少林拳の套路を復習して数動作進みました。身体の使い方を大切に稽古しています。
H田さんとマンツーマンの本日の稽古は以上で終了。道場を出たのは9時半少し前でした。

明日から6日まで、道場はお休みの予定です。8日には再開出来ると良いのですが。

≪ご連絡≫
宮城県でも4月25~5月6日までの期間、(職種によっては)業務中止が出ました。
当道場もその期間は休みとします。
24(金)の道場は行ないます。
5月は8日からの道場開始となりますが、変更の場合はまた連絡します。

4月18日(土) 仙台・打撃クラス
1コマ目の“武器術クラス”は参加者の事情で暫く休みになります。

 

そんな訳で道場は2コマ目の“打撃(拳法)基礎クラス”のみ。
コロナ騒動で稽古参加者も少ないので、8時を待たず、集まれば始めるようにしています。
①準備体操。
②基本各種。
③連環手、連環腿、騰空腿、騰空連環腿。
④スパーで有用な動作。
⑤少林拳。套路。
⑥タントウ。で1時間半程の稽古。
前回述べた様に、出来る限り距離の近い稽古は避けました。

 

★この大雨の中、H田さんが自転車で来たので流石にびっくり。「今日は嵐だから休みにする」と言ってあげれば良かった気がしました。当人は「仕事が休みなので体力作りに」と言っていましたが。
地下鉄などで来ていれば送ってあげる事も出来ましたが、いや~道場に自転車置いて行けないものなぁ。いやはや、気の毒しました。

 

 

4月17日(金) 仙台・套路クラス
H田さんとマンツーマンの稽古。
準備体操と基本功は省略し、套路を練習。
八卦(老八)掌、形意(五行)拳、正宗太極拳、専作心眼初伝、単・連攻防、九鬼神流棒術(東京版)など、これまでにH田さんが学んだ套路を一緒に通してから、
五行拳の第2段階の練法を指導。この練法は、力みを抜き、手足や全身のタイミングを合わせる為に効果的です。勿論、練習法の一つであって“これさえやってれば本質を掴める!”という練習方法ではありません。初歩の初歩段階といえます。
最後にタントウを行ない、1時間20分程の練習時間で解散しました。

 

 

★緊急事態宣言が出ました。
「宮城でも火曜には休業要請も出るのでは?」と聞きました。それを受けて当道場も休みにすべきか否かの状況です。
“今のところ”基本的には「一人でも来る人がいればやる」スタンスですが、今後の状況次第で変わり得ます。
又、例え道場を休みにはせずとも、コロナ事情で稽古を休む方の月謝の割引も検討しております。稽古はしてもしなくても会場費の支払いはあるので、全く無料という訳には行かないのですが。
「とりあえず5月6日まで」との事ですが、医療・介護・保育関係や、生活必需品を扱う業種、運送・輸送関係等々、休めない仕事は幾らでもある訳で、そういった方々がいる以上、5月でこの騒動が下火になるとは正直、思えません。
月謝を頂いてる以上は道場も私にとって仕事である訳で、簡単に「それじゃお休み~」とは行かんぞな、もし。といった現況でございます。

4月11日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の道場も参加者無しで休みとなりました。コロナおそるべし。
でも来週からは稽古も出来そうな予感です。外出規制次第ではありますが。

 

4月10日(金) 仙台・套路クラス
コロナ影響のジワジワ出ている宮城県。今夜の道場はT村君とマンツーマン。
両者が近接する練習(対人稽古)は避けて套路を中心に。一応、気をつけませんとね(笑)。
準備体操や基本功は省略し、早速套路を開始。形意五行と12形拳、八卦掌(2種類)、正宗太極拳、単・連攻防や少林拳、専作伝、九鬼神流棒術(東京伝)、形意四大兵器など、一緒に一通り通しました。
このコロナ騒ぎの時期を、今まで学んだ套路を復習する良い機会と変えましょう。套路の練り直しだけでも、随分と稽古になるものですよ。
稽古時間もやや短めにしました。1時間20分程だったでしょうか。

 

★そういや剣道場でのコロナ感染があったそうで、「剣道は危険が高い」と仰ってただに聞きますが、剣道はギャーギャー声を上げない限りは武道系の中では安全なほうじゃないでしょーか? 柔道やレスリング、ブラジリアン柔術といった組技系のほうが遥かに感染危険は高いんじゃないかと想像します。(柔道でも出たそうですね)
我々拳法系もどーしても相手と距離が近くなりますから、稽古内容には気をつけようと思います。出来る限り窓を開けるようにし、間合いの近い稽古は暫く休止しましょう。
当面は(打撃クラスであっても)組んでの練習は避け、基本動作や套路、連環手・腿(コンビネーション)、ステップワークなどを中心に稽古しようと思います。

【ご連絡】
仙台市内も、いえ、宮城県内も新型コロナが蔓延しつつあります。不幸にも想定通りの事態になりました。
当会も、もしも仙台市が“外出禁止令(強い自粛要請)”を出せば、休止せざるを得ません。
道場を開けたとして、稽古内容も相手との距離の近い稽古、例えば推手や対練、やわらなどは避け、套路中心に変える事もあると思います。
こちらも柔軟に対応しますので、門下の皆さんも柔軟に対応頂ければ有難く思います。

 

4月4日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の道場は参加者が居らず休みとなりました。コロナ影響です。

★当サイト中にある『旧HPの指導日記』、日付部分に色を付けました。少しは読み易くなったでしょうか?
今のこのHPに引っ越した際、文書が詰まったり空間が空いたりし、読みにくい感じがあったので、色だけ付けてみました。
万一、文章が飛んでるなどの不都合を発見された方はお手数ですが教えてちょんまげ。

 

4月3日(金) 仙台・套路クラス
急な見学希望の方が来た今夜。コロナ騒動の影響もあり、門下生は一人も道場に来なかったので、見学の方と気楽に身体を動かしました(笑)。
準備体操と基本功、対練と套路を少々。最後に簡単な整理体操をして終了としました。

見学の方は、他の門下生が来なかったのに見学に来た事をしきりに恐縮していましたが、ま、私も折角仙台まで行ったので話し相手がいて良かったです(笑)。
他の格闘技も稽古している方なので「並学はお勧めしない」お話しをしました。翌日丁寧なメールで「並学を勧めないと言った理由も理解でき」、同時に「兎も角ヘキ拳は練習してみる」と届きました。
キチンとした、且つ熱心な方でした。


 

★過日、南方心眼流がテレビ取材されたんですが(残念ながら放送は見なかった)、収録に数時間(6時間かかった、と聞いた)、放送は5分以下。しかも他の愛好会と抱き合わせでの放送・・・との事で、「ほれ見ろ、なこと引き受けてっと労多く実のり無いんだっての」と相変わらずのオハナシ。
その時間、真面目に通常の稽古をしてれば中には上手くなった者も居ただろうにな。
芸事は何でも浮ついたら終わりでっせ。地道にやる事で、日常まで“ソレ”になる。・・・うん、俺は武術にしろ仏教にしろ、良いお手本を見る事が出来て幸福だ。これぞ財産、だな。

3月28日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の『武器術のクラス』は参加者おらずお休み。稽古は20時からの『打撃基礎クラス』のみとなりました。
その打撃クラスも参加者はH田さんのみ。マンツーマンなので、一部メニュー変更もした稽古をしました。
①準備体操。これはいつも通り。
②基本。一通りをゆっくりと。例えば蹴りは足を高く上げなくても良いから正確に、といった具合。
③外家拳技術。いつもの半分ほどの種類を丁寧に。
④防禦練習。
⑤太極拳の基本。力みに気付き、修正する事を大切に。
⑥やわら。初伝の逆取、逆投、合気を一通り。
⑦スパーリング。課題点を克服できる様、目慣らし程度の強度で。
⑧タントウと整理体操
で2時間少々の稽古でした。

 

3月27日(金) 仙台・套路クラス
今夜の道場はK池君とY田さんのみ。
套路や基本、推手、対練や、初級の自由攻防練習などで、じっくり太極拳中心の稽古をしました。
意念と気についても(笑)ちょいと触れました。
10時15分に道場消灯。
太極拳をみっちりやったので、自由攻防も前週までと比べて大分太極拳っぽくなりました(笑)。

 

コロナ騒動で密閉の空間に密集して緊密な距離(嗚呼、密密うるさい)での活動はダメらしいので、窓を開けて稽古致しました。暖かい夜で良かった(笑)。
ところで。
新聞読んでますと、若者へ向けたコロナの注意喚起が結構あるのですけど(中にはとっても感情の乗ったモノまである)、
若い連中、特に夜の街に出没してる連中は新聞なんざ読んでねーよってんだ(笑)。
新聞どころか、ニュースだって見てるか怪しいもんだ。
「コロナウイルス?なにそれ?」
ってのも居たりするんじゃないの?(笑)どこにでもそーゆう連中は一定居るんだ、ちゅう事で対策を練った方が良いのさ、きっとね。

3月22日(日) 石巻・個人指導(Hさんご家族の場合)
今年は「動ける身体を目指しましょう」とのコンセプトで稽古を(笑)。
①準備体操 ②基本功 ③基本(突きや蹴り)④套路(単攻防と老八掌)⑤反応訓練 ⑥手解き ⑦神道流の刀 ⑧整理体操


⑤は相手の動きに対する反応を上げ、同時に攻防出来る様にする練習。・・・と書くと複雑そうですが、実際にやってみれば練習自体はシンプルです。文章に書くと如何にも難しそうになりますわね(笑)。

 

3月21日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜は参加できる生徒が居らず道場お休み。
でもこれだけじゃツマラナイので、土曜のクラス参加に関するオハナシを1つ。

 

★土曜クラスの人数が多ければ、初心者はスパーリングではなく目慣らし・動き慣らしをその時間に行ないたいですが、現在少ないのでナカナカ分けられない(笑)。ま、先輩は後輩の相手をしてあげる様にして練習出来ているのは良い所ですが。
あ、そうそう。前にも書きましたが、現在は打撃クラスのみの入会者は受け付けていません。套路もやってこその伝統武術ですからね。打撃だけやりたいのであれば現代格闘技に行けば話は早いので、ワザワザ伝統武術をやる必要はありません。

武器クラスのみの入会もお断りしています。例えば形意兵器を形意拳を稽古していない人がやっても仕方ありますまい。
又、拉や杖の技の中にはヤワラの手が入っており、継承者であるY先生は「柔術の初伝以上保有者が望ましい」とはっきり仰っておられる、という事情もあり、(免状持ちでなくても)ヤワラの稽古者・経験者を対象としております。

 

 

3月20日(金) 仙台・套路クラス
S木君、T田さん、Y田さん、S木さん、T村君が稽古に参加。
①準備体操 ②基本功 ③対練(初歩的な物) ④套路
⑤対人での練習 a,反射の練習(パンチとキック)初級 b,交手式からの攻防練習 c,形意拳の限定自由組手 d,太極拳の攻防組手練習 e,八卦掌の攻防組手練習
⑥整理体操
で2時間一寸の稽古。

 

⑤では基本的な套路を憶え切っていない方は套路練習を続けて貰いました。
b,c,d,e,の様な練習をすると、強引に力で押し込めばイイ、とは上手く行かない事が理解出来る筈。相手の動きを利用し、引き出し、空いた所に、または空けて打つ。これって人間関係も同じかもね(笑)。と、強引な生き方で有名なワタクシが言ってみました。わはは。

 

 

久々、本の話題 3月21日
ヴェルコール著『海の沈黙・星への歩み』(岩波文庫版)
小説の感想を述べるのは人の読む気を損なう危険がある(特に俺なんか下手だし)から今回も書かない。内容は『解説文』より更に省略して引用する。
「ナチス占領下のフランス国民があらゆる手段で抵抗した中から独特の文学も生まれた。その散文に於ける代表的作品が『海の沈黙』と『星への歩み』であろう」
ちゅう事で貴方も是非どうぞ。きっと古本屋で安く買える筈(笑)。

3月14日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器術のクラス【18時~20時】
S木君が参加。拉の上伝と初伝技を復習。あーでもない・こーでもないと楽しくやりました(笑)。

 

打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
S木君と平成I藤君が参加。I藤君の稽古参加は久し振りなので怪我防止の為にゆっくり大きく動く様に注意。
①準備体操 ②基本各種 ③防禦練習 ④歩法 ⑤約束組手(前半部)
⑥外家拳技術 ⑦単・連攻防対練(3種) ⑧やわら(初伝逆取) ⑨スパーリング
で2時間の稽古。


稽古終了時、石巻のHさんが飲み物を持って顔を出してくれました。まさかお出でになるとは思わなかったので驚き(笑)。
いやー遠くから来て頂いたのに、何のお構いも出来ませんで申し訳ない限りです。

 

3月13日(金) 仙台・套路クラス
20時過ぎてもワタシ一人だったので槍やら剣やら振り回している所へK池君登場(「登場」ってのもおかしいな)。一緒に正宗太極拳を通し、細部の洗い直しを。
そうこうしているとY田さん登場。正宗太極拳の手と身体、足の一致について指導・練習。
そこへT田さん登場。套路内の動作の用法や、パンチの打ち方など説明し、練習して貰う。
私が中座し(トイレだ)戻ると、3人で太極拳対練を復習していたので、力の用い方を意識して稽古する為に説明を少々。どうしても力で対抗したくなるが、相手の動き・力を利用して行なう。
最後に反射訓練(初級の手・足)をし、交手からの攻防練習を行なって、10時過ぎに今夜は稽古を終了。
お疲れ様でした。

3月7日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器クラス【18時~20時】
K池君、S木君が参加。神道流の刀を復習。
その後、拉を。初伝技から始めると時間不足でいつも上伝を復習出来ないので、今夜は上伝から練習開始。
拉もようやく上伝まで一通り復習出来たけれど(というか通しただけ)これから年単位の時間をかけて練度を増して行きたいもの。

打撃(拳法)基礎クラス【20時~】
S木君、H田さん、N原君が参加。
N原君がこのクラスに出るのは何年か振りなので、怪我をしないよう(若くないし)気をつけて練習して貰いました。
①準備体操 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳テクニック ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦やわら ⑧スパーリング

長く道場を休むと変なクセがついている事に、稽古すると気付くもの。又、身体を動かさないと心にも贅肉がつくもので、ニンゲン動く事は必要だねえ・・・なんて会話をしました(笑)。
尚、N君は貧血の私を気遣って鉄分の多い飲泉を買って来てくれました。有難い事です。試してみます。どうも有難う。

 

★H川さんから頂いた唐辛子入りチョコレートを食べてみました。後味で舌がちょっとぴりっとしますけど、チョコレートとして悪くありません。美味しいチョコレートでした。・・・つか、チョコレートなんて何年振りで食べたか(自分でも)解りません。
さて、ホワイトデーが近付いておりまして、このチョコのお礼をしなくちゃだわ、と思っておるのですが、高校生位の女の子に何をやったらいーのかなんて、50のオッサンには解らんのであります。

 

3月6日(金) 仙台・套路クラス
H田さん、Sさん、T田さんが参加。
①準備体操 ②基本功 ③基礎的な対練。ここまでで前半1時間。
④套路 ⑤推手(平円単推手のみ) ⑥やわら(体捌き、手解き、初伝などを) ⑦反射訓練(初心者向け)
で2時間一寸の稽古。
 

外家拳といえば捲くし立てる様に速く行なう、との印象があると思いますし、若い内は体力作りとしてもそれで良いと思いますが、
個人的には近年、全身をコントロールしてゆっくり行なう事に妙味がある気がしています。

 

2月29日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
出席者の都合がつかず、今夜の道場は休みになりました。

コロナ騒ぎで仕事のペースがわやくちゃになってる人もいるようです。
「コロナで休み」たって、休める人・職種ばかりじゃありませんもんね。そういった皆さまが無病息災であられる様に。

 

 

2月28日(金) 仙台・套路クラス
K池君、Y田さん他が参加。
人数が少ないのでゆったりペースで稽古。
①準備体操 ②基本功 ③基礎的な対練 ④套路 ⑤やわらの体捌き ⑥攻防型(2種) ⑦推手(平円単推手) ⑧整理体操

 

③で行なっている“基礎的な対練”には拳法の物だけでなく柔術の物も入っています。この柔術の基本は“相手の弱い所を見つける事”や、“自分の全身を一致させる事”を学ぶ手段になるので導入しています。柔術の基本として完璧に出来れば理想なのでしょうが、我々は拳法家であるので柔術の完成度を求めません。楽しんで身体を通してください。
ついでに述べます。
先日の道場で“関節技“について話になったので、書いてみます。
関節技は、ある一定数、効かない人(痛みを感じない人)がいます。ツボを押して痛がらない人に共通している感じがします。
私の一番最初の関節技の先生は、「効かない相手は関節を折ればいい」と言いました。
私共は拳法家ですから、こだわる必要はありません。
投げでも関節でも、効かなくても相手の体勢は崩れます。
そこを打撃で仕留めます。
拳法の投げは掴んで投げつけるというよりは、崩すに近いものです。
自分の得意技を決める為の手段として、投げや関節を使うのです。
関節や投げの得意な人が、打撃を手段に使うのと同じです。

 

⑤も中国武術の物とは異なりますが、違う物を練習する事でより理解出来る側面があります。

 

★以前より同じ事を言っておりますが、武術に限らず芸事は上達しようと思えば週に2回では足りません。少なくても3回はやりたいものです。
足りない稽古であれば、後は余程自分で工夫して練習するしかありません。
同門同士で集まって練習するのも1つの手です。

2月22日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
今夜の道場はお休みになりました。

 

★今年は本当に雪が降りませんでしたね。暖冬でございます。わたくし、「もう降らんわい!」と勝手に決めまして、ノーマルタイヤに交換してしまいました。なので、万一雪が降れば道場に行けませんので、そのよーな時は生徒の皆さんで稽古を宜しくお願いします。←ホント毎年同じ事言ってる気がするなぁ。

 

 

2月21日(金) 仙台・套路クラス
Sさん、T橋さん、Y田さんが参加。
Sさんは主に正宗太極拳を、TさんとYさんはやわらや形意拳の用法練習(初歩)、反射の訓練(初級)などを練習。
最後に単攻防を通して10時頃に稽古終了しました。

 

Sさんは正宗太極拳の基本体動からじっくりやり、今日一日で安定感が出てきました。套路もどんどん憶えちゃって下さい。
YさんとTさんが行なった用法練習はまだ手順を追っている段階ですが、套路で作った身体の使い方が出る様になると相手をコントロール出来ます。套路は力の出し方の練習にもなっていますから、丁寧に練習を重ねて下さいね。

 

寺院後継者のT橋さんが来週から修行に入る事になり、道場は今夜までです。会えなかった方もいるので、ここで書いておきます。
T橋さん、応援してますよ。

2月15日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器術のクラス【午後6~8時】
K池君とS木君が参加。今週も拉を中心に稽古。少しずつ馴染んでも来た感じなので、この調子で行けば春からは宣言通り(?笑)空手奪刀対練に入れそうな予感。
奪刀対練からクラス参加したい方はお楽しみに。

 

打撃(拳法)基礎クラス【午後8時~】
S木君とH田さんが参加。人数は少ないがしっかり稽古。
①準備体操 ②基本各種 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング
で2時間ほど稽古。
一つ一つを丁寧に稽古できたのではないかと思います。

2月14日(金) 仙台・套路クラス
T村君、H田さん、Y田さん、T橋さんが参加。稽古中に駐車場に車が入る音がしたので“他に誰か来たかいな?”と思っていると南方心眼流のT哉君が顔を出しました。
T哉君とは心眼流の事や中国武術についてなど話し、「中国拳法は難しそうだ。心眼流の方が簡単そうだ」と言うので、「俺は35歳で南方心眼流を始めた時こんなに難しい物はないって思ったけどね」と2人で大笑いしました。

 

さて、稽古は①準備体操と②基本功から始まり、
③手技の連環。これはたまにしかやらない。手順は簡単なので憶えて自分で練習するモノです。
④基礎的な対練。今夜の参加者は套路を一通り覚えた人が多かったので、余ほど単純な物は省略しました。
⑤套路。
⑥やわら。基本と初伝逆投げを。T哉君は基本を見て「これは剣術の動きですね」と言ってました。日本のやわらは剣術の動きですからね、流石古流家です。
⑦反射訓練。初心者向けからそうでない物まで幾つものやり方が有り枡。套路クラスなので初心向けの物を練習。詳細は略。
⑧形意攻防練習。これも説明は省略。
等で2時間程の稽古。
今夜は気温が高くて有難かったです。・・・このまま春が来るのかなぁ? きっとまだ寒い日があるんでしょうねぇ(T_T)

 


★強くなりたいとか、武術を極めるぞ!という人は、套路と型の決まった対錬が終わったら次は自由な対人練習を行いたい(行なわなきゃダメさ)ですが、「習ったコトを忘れちゃった」とか「◎◎が覚えらんない」という人も多く、そこまで食いついて来る人が少ないのが寂しいところ。
やる気のある人は打撃クラスに出ていれば、自分で套路の還元を工夫して行くから(ヒントを与えれば尚更)放っといても良いのですが、全ての人がそれが出来る訳でもない。
中国武術でも日本の古流でも結局、実戦力の高い流派は対人練習が多い所なのですよ、ってな話をしておきます。

2月9日(日) 石巻・個人指導【Hさんご家族】
久し振りのHさんご家族の稽古。昨年の復習を行ないました。
準備体操、基本、単攻防(単・対)、刀術、手解き、老八掌、攻防練習、整理マッサージで1時間半ほど。
今年は体の動かし方をより武術らしく(要は戦える動きに)して行きたいですね。

 

2月8日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
夕方、石巻のH川さんと墓地の件でお会いした折、「今夜の道場の皆さんへ」とお菓子を頂戴したので来た人に配りました。
H川さん、余り気を遣わないで下さいね。アタクシも気を遣ってしまいますので(笑)。有難うございました。 

 

1コマ目/武器術のクラス【午後6~8時】
K池君、S木君が参加。私が道場に着くと既に2人でヒシギの復習中。
3人で上伝のさわりまで稽古してみました。面白過ぎて(笑)つい打撃クラス開始時間を大幅に割りました。

 

2コマ目/打撃(拳法)基礎クラス【午後8時~】
S木君とマンツーマン。武器のクラスが8時半まで食い込んでしまったので、こちらはメニューを変更して稽古。
防禦練習、約束組手、スパーリング、最後に形意拳の三才式を修正して10時頃に稽古を終了。

 

★今期の暖房費、納入まだの方はそろそろお願いしますねー(笑)。

 

 

2月7日(金) 仙台・套路クラス
T橋さん、H田さん、Y田さん、Sさん、T田さんが道場に来ました。
①準備体操 ②基本功 ③基礎的な対練類 ④套路 ⑤柔(手解き・基本・初伝逆投げ)
などで2時間半程の稽古。
 

★健康や趣味を目的で武術をやるなら、套路や対練に取り組み、時に用法練習などをやって楽しめれば良い。
套路、楽しいですよ(笑)。
その内もしも“強さ”にもちょいと興味が出たのなら、実用の為の練習にも少しずつ手を出して行けば良い。
気負わず、あくまで目的の範囲内で。

目的が“強さ”なら、最初からスパーリングや反応訓練などをドンドンやれば良い。

武術は夫々の目的次第で、色々な楽しみ方が出来るツールです。
ワタクシ、このサイトで「戦う為には」みたいな怖い事ばかり書いてるみたいですけど、それは1つの方向性の説明に過ぎません。
目的は人夫々。それで良い。
でなきゃ套路と打撃のクラスを分けてなんかいやしませんよ(笑)。

 

2月1日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
仕事や学業の都合で、参加出来る人なし。今夜の道場はお休みになりました。
私の本業も、昔と比べれば家屋のお祓い(新年の屋祓い)が減ったとは言え、時節柄忙しく、翌2日は朝からハードなので
道場が休みになったのは“有難かった”というタイミングなのかも知れません(笑)。
それでは皆さま、また次週楽しく稽古致しましょう。

 

★前にも言ったけど、初学は突き蹴り、つまりパンチやキックを稽古の中心に据えますが、実はそれすら必要ない、というのが中国武術です。
中国の武術は(いや、日本のものも古武術は)、そういう概念で成立していません。
でもね、それが身につくまでは随分とかかります。なのでしっかり練習しましょう、パンチやキック(笑)。

 

 

1月31日(金) 仙台・套路クラス
T橋さん、K池君が参加。
套路、対練、柔術などを練習。途中、蹴り方と体重移動についても解説。
基本功中に出て来る動作のより正確な理解の為に、対人で技を掛ける練習。
最後に簡単な整理体操をし、10時頃に今夜は終了。

 

★中国の武術も柳生心眼流も、現代格闘技ではないので武器術とセットです。武器を学んで徒手が、徒手を学んで武器が良く理解出来る様になっております。
「イマドキ武器なんて振り回すの?」と仰るムキもあるかも知れませんが、武器術ってのはこりゃーもう無条件に楽しいものでして(笑)、楽しみながらやっている内に色々と理解も深まるものでございます。
余談ですが、人を倒す為に夢中になる稽古ではなく、稽古(武術)そのものを楽しめるようになってこそ、“違うレベルでの進歩”があると感じています。

1月25日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
武器術のクラス/18~20時
K池君とS木君が参加。神道流の刀、専作伝心眼流の棒と刀、ヒシギの初伝を一通り復習。

 

打撃(拳法)基礎クラス/20時~
S木君とH田さんが参加。武器クラスの時間が少し押したので、準備体操と基本は種類を減らしました。
①準備体操 ②基本 ③防禦練習 ④外家拳技術 ⑤歩法 ⑥約束組手 ⑦スパーリング
で10時過ぎまで稽古。
今夜も楽しく身体を動かせたと思います。

 

★大相撲、横綱は休場してたけど面白かったですね。中でも炎鵬、面白過ぎる。勝つと思わず手を叩いちゃう(笑)。

 

 

1月24日(金) 仙台・套路クラス
今夜の道場はY田さんとマンツーマン。
準備体操と基本功をし、正宗太極拳をじっくり行ないました。
正宗太極拳は全身を無駄なく一致させて使う為の解り易い套路(教材)でもあります。
腕の伸縮で突くのではありません。身体の力を伝達する部位が腕なのです。
身体を一致させて使う為の理解として、推手も少々行ないました。推手にはそんな利用法もあります。
稽古は10時頃に終了しました。

 

★南方伝の心眼流には“変化手”として、実に中国の拳法と近似した伝がありまして、人間の考える事や人体の効果的な壊し方というのは共通なのだなぁ・・・と感じ入ったりします(笑)。

1月18日(土) 仙台・武器クラス&打撃基礎クラス
参加者の仕事や試験の都合で今夜の道場は両クラス共にお休み。
参加できる人が居なければ自動的に休みになりますもんね。

で、これだけじゃ淋しいんでヌンチャクの話題でも。
「ヌンチャクって攻撃力はあるけど防禦が弱い」という噂があるんだそうですよ。
わはは。ちゃんと技術を持ってる人ならそんな事は言いませんね。
それだけ知らない人が多いって事なのでしょう。
どーして知りもせずに印象だけで発言しちゃうんでしょうかねぇ。ちゃんと習うと良いですな(笑)。

 

1月17日(金) 仙台・套路クラス
H田さん、T村君、Y田さん、T橋さん、K池君が稽古に参加。
①準備体操 ②基本功 ③基礎的な対練 ④套路 ⑤柔術
②では久し振りに外家拳の連環手も練習。八卦掌の歩き方も詳しく。
⑤は2組に分かれて手解きと初伝を練習。慣れた人は強度を高めて練習。
10時半頃に終了。

★部位鍛錬とは即ち、拳や腕、足などの各部位を木などに打ち付けて鍛える方法なのですが、当会にはこれをやっている生徒もいますし、やっていない生徒もいます。
鍛錬を強制する訳ではありませんし、必要を感じる人がやればいい事なのですが、ちょっとその有用性について述べてみます。

部位鍛錬を初心者がやると、正しい腕や拳の角度を覚えられます。←やれば分かるんで説明は省略。

又、「発ケイを打ち込むから部位鍛錬は必要ない」と言う人もいて、それはその通りなのですが、相手との体勢や状況によっては打てない(充分な力を発揮出来ない)場合があります。突然後ろから抱えられバランスを崩したり、いつでも体勢万全という訳でもありません。
そういう時にコンパクトな打ちを使ったりしますが、これは当然、鍛えている拳足の方がダメージを与えられます。

又、相手のガードが固い時や、頭や身体を殴れない状況時、「相手の手足から壊す」という手があります。
これは関節や指を攻めたり、接触を生かしたり、という技術的方法もありますが、もっと端的に相手の手足を殴って使い物にならなくする、という方法があります。
これをする場合は自分の拳足を鍛えておかないと自爆します。
因みに、高校時代の私の得意手の一つでした(笑)。

「内家拳は拳足を鍛えない」とは言っても、相手に当たって痛くない程度には鍛えています。戦う事を考えれば、これは当然です。

道場では昔から言っている事ですが、ついでに言っておけば、実戦ではショートパンチです。
一発で倒そうとして大振りのパンチを出すと、組み付かれます。タックルなど簡単にかけられます。

という事で、部位鍛錬もやっとけばイザという時の選択肢が増えますよ、という話でした。

 

1月11日(土) 仙台教室・武器クラス&拳法(打撃)基礎クラス
父親が急に入院する事になり、道場に出られませんでした。
生徒さん達に稽古をお願いしたものの、夫々の都合が合わず稽古が休みになりました。
今夜の道場に出る心算でいた生徒さんには申し訳ありませんでした。
 

★年末~年始にかけ、道場関係の皆さんから沢山のお酒を頂きました。
それぞれ下さった方の名前を書いて本堂に上げております。暫くの間は上げておいてから、ご馳走になります。
皆さま、お気遣い有難うございます。

 

1月10日(金) 仙台教室・套路(型)クラス
令和2年一回目の道場。T橋さんとT村君が参加しました。
①準備体操 ②基本功 ③対練 ④套路 ⑤柔術
③では単攻防の1人型と2人型。少林連環拳も行ない、正宗太極拳と老八掌の一部分を皆で復習。その後、五行拳を練習。
⑤は基本中の2つと、手解き11本を。柔術の稽古ももう少し強度を上げて行きたいですね。
10時頃に稽古終了しました。

動けば汗ばむ道場でした。20代のT橋君は半袖・短パンで稽古してました。
真冬でも動いて温まる、「これぞロックンロールぅ!」ではないでしょうか。←違うと思います。

 

 

★仕事や家庭の事情で金・土の両方に参加出来ない方は、愛好会の稽古に参加したり、
又は石巻に個人的に習いに来る方法もあります。
殊にレベルが上がって個別的に指導を受けないとそれ以上の技術を学べない時期になれば、
その様な習い方は大きな意味を持ちます。
私が心眼流の深い所を教わったのも、築館の老師匠のお宅を訪問してからでした。

 

私の宗派では声明(ショウミョウ)と呼ばれる、節の付いたお経がありますが、
これにも伝承者という方がいます。
その学び方は、師匠の寺を訪ねて面伝口授の形を取り、1つの段階が終わると
師からお膳を出されて祝われたそうです。

 

お膳が出るかどうかは別にして(笑)、武術も矢張り、その様な“伝授”が必要になります。
その時期が来た方には、「個人的に習いに来る様に」と話します。
その様に言われたら、その時期が来たのだと理解して下さい。

 

又、有段者や愛好会主宰者を対象にした“有段者稽古”という物も考えております。
“有段者稽古”と銘打っては居りますが、真剣な方であれば有段でなくても受け入れる可能性があります。
(とは言え如何に熱心でも初心者では学ぶ事が増えすぎ混乱するので良くありませんが)

 

 

本の話題
年末~年明けにかけて『真言宗読本~宗史篇』を読みました。前面旧字の古い本(初版昭和23年)。
真言宗の歴史に焦点を当てた内容で、教義面の記述は少ない。教義篇と実習篇もあるらしい。そっちも探して読んでみようか。
・・・と思いネットで検索してみたら古書扱いで1冊1万円以上してる。なもん買えるかい!

 

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